「あああ!今日取材って忘れとった!」
お店に到着するやいなや、この関西なまりの第一声に、(あ、、、!このお店おもろい!)と確信しました。
今回のカレー屋さんは、【下北沢カレーフェスティバル2014】参加店舗マップNO.24のシモキタシュリンプの『海老屋のガーリックシュリンプカレー(1112円)』です。
下北沢の北側は個性派なお店が軒を連ねておりますが、シモキタシュリンプも少しだけ中に入った所にお店を構えております。
あ!お店発見!!!


看板を見てみると、、、?

さすがシモキタシュリンプとエビを店名に背負うだけあって、こだわりのエビちゃんメニューがたっくさん! エビ好きの筆者からしますと、この字面に結構ノックアウト気味です。
お店の中は、気軽にエビ料理を楽しめる、カジュアルな雰囲気! お洒落すぎずなくて、これは通いやすそう!

取材を忘れていという店長さん、しかし、そんなことは全く感じさせないスムーズな展開。やってきました!『海老屋のガーリックシュリンプカレー(1112円)』だー!!

カレーに映える玉子のイエロー! 神々しさも感じるマッチング、既においしい。
ルーをよくよく見てみると、、、

いたるところにエビちゃんの隠れきれてないお姿が、、、。
早速いただきまーす!

玉子の山を崩していきますと、中から出てくる出てくる、プリップリの大ぶりのエビちゃん! 店長さん曰く「能ある鷹は爪を隠す!」だそうです。おいしいカレーを目の前にすると、店長さんのこの言葉もすんなり頭に入って来るので不思議です。エビ好きの方も、そうでない方も、ぜひともエビという名の大秘宝を掘り当ててみてください。
さらに、中を探っていくと、、、?

なんと、あの大きなエビとは違う、また別の種類のエビも隠れているのです。
しかし、エビだけじゃない! このカレーのルーも、こっくりとした優しい甘さに、かすかにピリリとしたアクセントが顔をのぞかせます。玉子のふんわり感と、エビの濃厚さを引き立てる、丁寧なお味。うーん、絶品です!
段々少なくなってきましたが、、、

さすが、海老屋のカレー! 最後までおいしい! 口のなかで、プチップチッとはじける、賑やかなエビちゃんです。大変おいしゅうございます。
最後に店長さんにお話を伺いました!
なんと、このカレーには3種類のエビが使われているそうで、プリプリっとした歯ごたえが楽しいエビと、噛むと味に奥行きが増すエビ、それから見た目の豪華な大ぶりのエビ。なるほど、みんな、それぞれの役割があったのです、感動!
そして、実はルーにも相当こだわられたそうで、人参やタマネギなどのお野菜をじっくり煮込んだからこそ、あの優しい甘さになったんだとか! さらに、エビでスープを作るカレー屋さんも多い中、「海老屋のウチは、あえてビーフで!」の言葉のとおり、形がなくなるまでビーフでスープを作っているそう。どうりで、豪華な味わいなのですね! カレーフェスのために、試行錯誤して完成したルーをぜひ、ご堪能ください!
また、通常のメニューでは、天使の海老が大人気なんだそうです! イタリアではパスタなどで使われる海老を、生のお刺身で食べられるなんて、とってもレアとのこと。

他にも、海老メニューとしては定番のアヒージョも、かなりの人気なのだとか! 量は少ないのに、値段は意外とするというイメージのアヒージョ。しかし、こちらのお店では、タコ、ブロッコリー、トマトと野菜も盛りだくさんで、ボリューミーなのです!
「まわりのオリーブオイルでバケット食べてみてください!他との違いにびっくりしますよ!」
うーん、これは、海老好きには放っておけませんね!
最後にお店の皆さんをぱしゃり。

右に写る店長さんと、お姉さんの、関西弁と東京弁の絶妙な掛け合い(?)も必見なシモキタシュリンプ!
最後に店長さんの一言でしめさせていただきます。
「うちのエビは、プリプリじゃなくて、パチパチはじけんねんなあ!」
ぜひパチパチはじけるエビちゃんに会いに来てください! カレーフェス中、このオリジナルメニューは、プリプリエビが無くなり次第終了とのことです! 食べ逃さないように、要チェックですね!
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【シモキタシュリンプ】
下北沢カレーフェスティバル2014参加店舗マップNO.24
北沢2-33-6 スズキビル1階
03-5790-5023
イベント期間の営業時間:ランチ12:00~15:00、ディナー16:00~24:00
イベント期間の定休日:無し
下北沢カレーフェスティバル2014公式サイト紹介ページ