温泉きのこ「ザ・馬鹿のベストテン」 - 下北沢情報サイト【しもブロ】

おはようございます！今月も下北沢では毎日のように演劇が繰り広げられていますね！

今回ご紹介するのは、７月１７日～７月２１日に「シアター７１１」で行われた温泉きのこの「ザ・馬鹿のベストテン」。

この演劇は、温泉きのこが１０年間行ってきた公演を振り返ろうというのがコンセプトで、過去１０年間で行ってきた、「コント」だったり、「演劇」だったりを見せ、お客さんに投票してもらうという、新しい公演内容でした。舞台は、「ザ・ベスト●ン」を醸し出すようなセット。シンプルなのでどう転換していくのかなとワクワク:)

あ！忘れてた！いやいや！忘れちゃいけない！温泉きのこファンから、「開演前に大堀さん（主宰者）がカラオケするよ！」との情報を聞いていたのを….。そう、すごく珍しい劇団で、開演前に「ウェルカム・カラオケ」を前作？から始めたそうです。前回評判がよく、今回も行ったとのこと（by大堀さん（舞台上で言ってた））ウェルカムカラオケもすごいけど、主宰者が歌うっていうのも面白いなと、開演前から心を掴まれてしまいました！！

で、話は戻って…。

なぜか「ベストテン」なのに、ノミネート作品は７つwそこに、笑ってましたｗ

①ノミネート作品も某マンガを勝手に実写化した「●●●●●●●」←おもっきしマンガの名前なので伏せます。宇宙人の女の子のやつｗ（おなかポンポンショーから）
②多国籍が集まるコンビ二店員の事情を歌にダンスで表してくる「アラウンド・ジャップ」（うずまきまきより）
③レーサーの争いを面白おかしく演じた「Atomu 　Hirata」（おなかポンポンショーより）
④本気で罰ゲーム。牛乳吐きだし我慢大会。からし、わさび、ラー油なんでも口に入れられちゃう！などをお送りした「ありがたい始まり～喪主の挨拶」（DEBRIS~コアラちゃんの世界より）
⑤違う某アニメをまたまた実写化「ｷｬｯﾂ●イvsヤマムラモミジ」（DEBRISより）
⑥ヒーローもの？なんだこれ….。と困惑した「戦え！陰陽師サトル!!」（新作）
⑦四十過ぎたメンバーがいても人気アイドル！「恋の討ち入りガール２０１２年」（DEBRIS＆コアラちゃんの世界）

以上の作品で一番を決める、という内容。
しかも、作品の合間（２作か３作に１回程度で）に、黒柳●子さんと久米●さんの真似も加え、司会進行しているんです！なんなんですか！お腹よじれますよ！1つ1つの作品が面白くて馬鹿馬鹿しくて、本当にザ・「馬鹿の」ベストテンだなと思わせられました。（７作品だけどｗ）

そんな中、私の一番のお気に入りは「アランド・ジャップ」でした。多国籍が入り混じるコンビニで繰り広げられる恋愛感情。そこに巻き込まれる、お客さん。その場にのれない店長。しかも、普段はカタコトの日本語なのに、興奮すると本人による本人の吹き替えで「吹き替えらしい日本語」で話す外国人って…。もう私の好きな演劇だなって、確信させられましたｗ

今まで、温泉きのこに気づかなかったことに後悔。あそこまで、笑わせる温泉きのこに拍手！お気に入りの劇団になりましたー！またやるときは見に行きたいな！

温泉きのこ10ｔｈ「馬鹿のヒットパレード2013super　ザ・馬鹿のベストテン」

[構成]　大堀　光威
[作・演出] 　大堀　光威・中西　広和
[出演者]　佐藤もとも　井本洋平　大堀光威　関絵里子　たにぐちいくこ　中尾ちひろ　中西広和　あさぬま美輝　伊藤美穂
[司会]　　　羽田謙治
[スタッフ]　音楽　　　　馬鹿のオールスターズ　益田トッシュ　和田俊輔（デス電所）　岡野直史（SGT）　岡崎保憲（Spanish Gauguin）中条美沙
照　明　　　　岡野昌代（pricoler）
スチール　斉藤ジン
音　響　　　　佐藤こうじ（Sugar Sound）
当日運営　三村里奈（MR .co）
美　術　　　　コアラちゃんとユーカリくん
製　　　作　谷川隆次
舞　台　　　幸光順平
協　　　力 　大人計画
衣　装　　　　戸田京子　杉崎真由子　イマジネイション
ヘアメイク 山田博（shiang）　コムレイド　　APREA
[スペシャルサンクス]
石井智子　及川水生来　金子真弓　佐藤昭子　津江健太　中原小百合　ノゾエ征爾　望月真由美　森千江子（五十音順）