3月某日、俺はあるプレスリリースに気づいた。

『音楽劇 御手洗さん 脚本・演出 なるせゆうせい シアター711劇場 2015年4月22日～26日』、演劇公演のリリースか、深く考えずに目を通す。

舞台・映像など幅広く活動する、なるせゆうせいの完全新作オリジナル作品！！ ヒロインには演劇創作ユニットmizhenの佐藤蕗子を迎え、地獄の淵から這い上がった醜い女「御手洗さん」を演じます。そのほか小劇場を中心に活動する若手俳優たちが「御手洗さん」を取り囲む個性豊かなキャラクターたちを熱演。作品中の音楽には、国内音楽フェスにも出演経験のある、さめざめの笛田さおりなどが、この作品のために書き下ろした楽曲を提供。ド底辺にいた女の成り上がり群像激烈音楽劇となっております。

え？

『ヒロインには演劇創作ユニットmizhenの佐藤蕗子を迎え』

へ？

『佐藤蕗子を迎え』

佐藤蕗子、、、これ？　この人？　公式サイトのキャストにもちゃんと掲載されている。そう、シモブロ元編集長の佐藤蕗子が役者としてシアター711の舞台に立つ、しかもヒロインとして。シモブロから姿を消してから半年余り、彼女は役者として下北沢の街に戻ってきたのだっっっっ！！

どんなお芝居なんだろう、ストーリーをチェックだ。

小さい頃から圧倒的にイジメらていた、みにくい御手洗アイ子（みたらいあいこ）は、いつも世界を呪っていた。「ああ、この世はなんて不公平なんだろう。 こんなみにくい自分じゃなくて、もう少し美しさがあれば・・」そう思いながら、引きこもり引きこもり続けて早幾年。両親はもういない。 さすがにこれはまずいと一念発起し、就職活動をし受かったのが、世界的有名な「美」を追求する会社。こんなみにくい私が、こんな美を追求する憧れの会社で働けるなんて・・。これからは恋に仕事に全力投球よ！アイ子はこの会社で伸し上がろうとそう決意した矢先、上司と出会って戦慄し、おしっこ大量発射した。それは、かつてアイ子をイジメにイジぬいたクラスのマドンナ、九頭竜冴子だったのだ・・。
自分を勇者だと信じてやまない底辺の彼氏、みにくいものにこそ美を感じる逸脱した社長、優しさの固まりだが酔うと人を殺すヤクザ、自分よりレベルの低い社員を仲間にする同僚、などなど一癖も二癖もある登場人物と社会の荒波の中で、果たしてアイ子は、究極の美を手に入れる事ができるのか？いや、できないのか？そもそも本当の美しさとはなんなのか？美しさを手に入れたい人々が、犬かきで必死でもがく激情群像劇、ここに見参！

大量発射、、、いーんじゃないかい、いーんじゃないかい。このストーリーから、いったいどんなお芝居が生み出されるのか。しかも、音楽劇なんだよね、注目だよね。ところで、音楽劇ってなに？（おい ⇒ 稽古場ブログに書いてあった、「さて、今回の御手洗さんの見所と言えば、何と言っても音楽劇であるということですね。多くの歌とダンスが満載なんです！」だってさー、てか、このブログ書いてる「ナカムラアツシ」さんおもしれーな。てか、この稽古場ブログが無駄に面白い、こりゃどう考えてもおもろなお芝居になりそうだね。しかしまあ、なんで佐藤蕗子は写真撮られている時にストローをくわえているのだね、、、。

そんな、シモブロ元編集長がヒロインとして出演する『音楽劇 御手洗さん』は4月22日から26日まで、シアター711で上演されます。ぜひぜひ、ご覧くださーい。そういえば、佐藤蕗子のお芝居って一回も見に行ったこと無いな、、、今回こそ行かねば。そうだね、所里沙子さんが超かわいいので観に行きます。（おおおいいい

【音楽劇 「御手洗さん」】
2015年4月22日（水）～26日（日）
シアター７１１（北沢1-45-15）
[脚本・演出]
なるせゆうせい
[キャスト]
佐藤蕗子（mizhen）
所里沙子
谷佳樹
綱島恵里香
小野由香
加藤拓也
安藤ヒロキオ
ナカムラアツシ
真銅倫子
中村円香
若狭ひろみ
山村真也
山本成美
[開演日時]
4月22日（水） 19:00
4月23日（木） 14:00、19:00
4月24日（金） 19:00
4月25日（土） 14:00、19:00
4月26日（日） 13:00、17:00
※受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前
[料金]
前売り 3800円 当日 4000円
整理番号つき自由席
[チケット予約]
https://ticket.corich.jp/apply/63170/
[Web]
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