映画『結局珈琲』 映画『結局珈琲』

藤原さくら主演、こはぜ珈琲の閉店・移転までの1ヶ月を描いた映画「結局珈琲」大阪アジアン映画祭&下北沢映画祭にてプレミア上映決定

2025年6月から新店舗で営業している『こはぜ珈琲』。前店舗での日々を映像に残そうとクラウドファンディングを実施したことをご紹介しましたが、なんとその映画作品「結局珈琲」が大阪アジアン映画祭&下北沢映画祭にて東西プレミア上映されることが決定しました!

映画『結局珈琲』

「結局珈琲」は、下北沢の街中で愛される喫茶店『こはぜ珈琲』の閉店・移転までの1ヶ月を描いた会話劇。8月29日(金)から9月6日(木)に開催される第21回「大阪アジアン映画祭」インディ・フォーラム部門にてワールドプレミア上映され、さらに10月11日(土)には「第17回 下北沢映画祭」での招待上映も決定し、東西でプレミア上映されます。

『こはぜ珈琲』店長の谷川氏が発起人となり企画・製作された本作。撮影は同喫茶店の閉店直後の旧店舗と開店直前の新店舗で撮影が行われ、藤原さくら、柄本時生、細井じゅん、山脇辰哉、東野良平、日高七海、瀬戸璃子らに加え、磯村勇斗、岡田義徳らも特別出演。主題歌は下北沢に縁の深い曽我部恵一がユーモアとペーソス溢れる新曲「エンディング」を書き下ろしました。

また、本作のポスターも解禁されました。手前の2人(細井じゅん・山脇辰哉)の会話を気に掛けるヒロイン(藤原さくら)が捉えられ、「一人になりたくて、なりたくない私たち。」という意味深なコピーが添えられています。

この度、主演の藤原さくら、監督・脚本・出演の細井じゅん、企画発起人でもあるこはぜ珈琲店長・谷川隆次からコメントも届きました。

主演:藤原さくら
“一人になりたいけど一人は寂しい”という、どうにもめんどくさい大人の感情を、確かにわたしもカフェや喫茶店で紛らわしがちかもしれません。隣の席の誰かのくだらない話がやけに気になったり、ならなかったり。誰かが勉強している姿に少し背筋が伸びたり。共にユーモアたっぷりの会話を盗み聞きしましょう!

監督・脚本・出演細井じゅん
今回こはぜ珈琲だからと多くの方が集まっていて、本当に街に愛されている喫茶店だと改めて感じました。プレッシャーと緊張の日々でしたが、過去にかなりの恩を売っていないと説明がつかないくらい多大な助けを皆様からうけて無事映画が完成しました。ちなみにプレッシャーと緊張とは無縁の映画ですので気楽に観ていただけたらと思います。

企画:谷川隆次(こはぜ珈琲/店長)
移転前、なくなる店の思い出作りに映画を撮りたい! そんなぼんやりとした、私の願いから沢山の方々の支えで出来上がったこの作品が、こんなにも大きな舞台で上映頂けるなんて、本当に夢のようです。
沢山のお客さんと一緒に作ってきた「こはぜ珈琲」の最後の姿と、これから始まる新しい「こはぜ珈琲」を見て頂けたら嬉しいです。

いやー、ついに完成しましたねー! って、いきなり大阪の映画祭と下北沢映画祭でプレミア上映って、大変なことになってるじゃないですか!! しかも、主演は藤原さくらさんって、ちょっと映像に残したいを完全に超越してる、、、。

クラウドファンディングも110人から目標を大幅に上回る1,888,888円(この金額どういうこと?)が集まり、私も支援しましたが完成披露上映会も楽しみですー。そういえば、大阪アジアン映画祭といえば、映画「街の上で」も上映された映画祭ですよね、私わざわざ観に行きましたから。いやー、今回も大阪まで行きたい。

『結局珈琲』は、2026年度前半での公開を目指して準備中。今後の続報にご期待下さい!

映画「結局珈琲」

出演: 藤原さくら、細井じゅん、山脇辰哉、東野良平、日高七海、瀬戸璃子、谷川隆次、磯村勇斗(特別出演)、岡田義徳(特別出演)/ 柄本時生
監督・脚本:細井じゅん
主題歌:曽我部恵一「エンディング」(ROSE RECORDS)
撮影:寺西涼
照明:西野正浩
録音:堀内萌絵子
ヘアメイク:仙波夏海
衣裳:中村もやし
助監督・編集:中村幸貴
スチール・宣伝美術:山口呼夏
企画:直井卓俊、谷川隆次
プロデューサー:小松優加子、田中佐知彦
制作プロダクション:Ippo
製作:こはぜ珈琲 メモリアル映画制作プロジェクト
配給・宣伝: SPOTTED PRODUCTIONS
カラー|16:9|STEREO|55min ©︎C.C.M.P.