特別上映会ツアー『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』 特別上映会ツアー『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』

特別上映会ツアー『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』10/13・Never Never Landよりスタート

2025年10月13日から、特別上映会ツアー『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』が開催されます。

あなたは「下北沢」の歴史を知っていますか?

下北沢は世界的に評価が高く、Time Out誌は2019年に世界で2番目にクールな街と言いました。
音楽、演劇のみならず多岐に亘って文化のシモキタとして認知され、街づくりにおいて市民と商店街、行政が協働しています。
下北沢で交差する小田急電鉄や京王電鉄も、現在その施設の整備方針を下北沢の街のカラーに合わせたものとして進めてきました。

さて今の文化的で平和な下北沢は突然、理由なく生まれたわけではありません。
1960年代から90年代にかけて当時のシテイカルチャーの中心だった渋谷と新宿のどちらにも向かえる好立地であったこと。
何より重要なのが高級住宅街に囲まれているにも関わらず比較的安価で縛りがゆるい街の特性が、文化に思いを寄せる若者たちを集め、みなが語り合い魅かれ合いシモキタというアイデンティティーを醸造する長い時間が生まれたのでした。

そんな歴史とはうらはらに、90年代から00年代のプチバブル時代を迎え、行政はシモキタの文化とは異なる大型道路を開発の起爆剤とした、通り一辺倒なスタイルの開発を押し通そうとしました。

それに対し市民サイドは反対運動を通して、見直しの提案や行政訴訟も起こしました。
それを伝える映画が「下北沢で生きる2003~2017」です。

そんな闘争から和解までの歴史がここには記されています。
しかし実際はこの時点での歴史をもって下北沢の新しいまちづくりは完結したわけではありません。
2017~2025に起きた和解後にあらためて動きだした、市民と行政の協働のまちづくりがそこにはあったのです。一体この8年間に何が起こったのでしょう?
そこには未来の日本のまちづくりのあり方を示す多くのプロセスやエッセンスが詰まっています。

映画上映の後にはゲストと共に完走や意見交換の時間を持ちます。
下北沢の歴史を、この機会に学んでみませんか?

特別上映会ツアー
『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』

日時: 2025年10月13日 (日・祝) 15:00-17:00
会場: Never Never Land(北沢3-19-3)[Googleマップ
料金: 無料 ※1ドリンク注文

日時: 2025年10月17日 (金) 21:00-23:00
会場: ぐらばー亭(北沢2-7-3)[Googleマップ
料金: 無料 ※1ドリンク注文

日時: 2025年11月14日 (金) 19:00-22:00
会場: 100人の本屋さん(若林4-25-14)[Googleマップ
料金(税込):一般 2,200円、U-29 1,100円
上映後アフタートーク付き

出演:SHIMOKITA VOICE実行委員長 六弦詩人義家、Never Never Land 下平憲治