2020年3月10日、下北沢の路地奥に「圧延 Japan Mee(アツエン ジャパン ミー)」がオープンしました。
サウスウェーブ下北沢は南エリアで駅から徒歩2分ほど、今年に入ってから様々な飲食店が移転・開店するとのことで、下北沢界隈では話題になっていた新築ビルです。その話題のビルで真っ先にオープンするお店と知り、正直どんな料理を出すお店なのかも分からずに伺いました。
全然どんなお店なのか分からなかったので、店員さんにまずは何のお店なのかを聞くと、マレーシアの汁無し混ぜ麺である「ドライ・チリ・パンミー」を日本産の食材でアレンジした「ジャパン・ミー」のお店とのこと。「ドライ・チリ・パンミー」と言われてもピンとこなかったのですが、それもそのはずで専門店は日本初とのこと。そもそも、タイ料理のお店は下北沢にもありますがマレーシア料理のお店は無いですし、どんな料理があるのかも全く知らないですからね。
選び方は麺と玉子、麺は幅の広い「手延ちぎり麺」と細めの「平打ち手揉み麺」(とは言っても日本のラーメン的には極太麺)、そして、「生卵」か「温玉」かのそれぞれ2種類で、それぞれの組み合わせで合計4種類ですね。さらに、両方の麺を盛り具材も2倍の「メガ盛り」、さらに玉子以外の具材のない「TKM手延べちぎり麺」と「TKM平打ち手揉み麺」もあります。TKMって、玉子(T)かけ(K)麺(M)のことですね、玉子かけご飯「TKG」みたいな感じで。
あと、サイズですねメガ盛り以外はSサイズとLサイズで、Lサイズは100円増し。TKMはSサイズで400円、それ以外はSサイズ600円とめっちゃリーズナブル。
もう、何をオーダーしたらいいのか分からないので、最も基本だと思われるメニュー左上の「温玉平打ち手揉み麺S」をオーダー。ちなみに通常は、混ぜそばではおなじみ「追い飯」がついてくるのですが、たまたまご飯が切れていたので、麺をちょっと多めにしてくれるとのことです。
マレーシアの料理と言われてもいまいちピンとこないのですが、イメージしたのはタイ料理。というわけで、結構クセのある味なのかなと思いつつしっかりと麺を混ぜます。先にスープを一口、あ、なんか東南アジアっぽい! でも、予想外にあっさりなんです。
続いて、混ぜ麺をいただくと、、、海老っっ! めっちゃ海老!! でも、なんだかとってもあっさり、イメージしていたちょっとクセのあるアジアン料理とはかけ離れていて、とーってもあっさりしています。マレーシアでは朝ご飯としても食べられていると聞きましたが、それも納得。見た目カラフルなので食べ応えがありそうな印象でしたがあっさりしていて、それであって旨味は抜群でとても美味しい。今までに全く食べて事の無い味ですね、海老好きなので一発で好きになりました!
食べ終わって感じましたが、確かに追い飯は合うと思います。混ぜそばってどうしても最後具が残っちゃいますからね、追い飯でしっかりと絡めていただきたいですー。
圧延(アツエン)とは、ローラーで圧力をかけて延し、生地を鍛える製麺工程のこと。「圧延 ジャパン・ミー」では、麺の元となる麺帯を鍛えた上で休ませる、前日から仕込んでおいた麺帯をオーダー毎にカットもしくは手でちぎり茹でます。
麺にも相当なこだわりがあり、北海道産の小麦粉「ゆめちから」100%を使用し完全自家製麺。ぜひTKMを食べてもらいたいと話してくれましたが、それも麺に自信があるからゆえですよね。
次回はぜひインパクトのあるちぎり麺でいただきたいですね。そして、その後はTKMにチャレンジ。繰り返しになりますが、あっさりしているので毎日でも食べられそう、それが「圧延 ジャパン・ミー」です。
『圧延 Japan Mee(アツエン ジャパン・ミー)』
北沢2-12-2 サウスウェーブ下北沢1A
月・火・木 11:00-15:00、17:00-22:00
金・土 11:00-15:00、17:00-23:00
日 11:00-15:00、17:00-21:00
水曜定休