2022年12月29日(水)下北線路街・BONUS TRACKにヴィーガン仕様のアメリカンチャイニーズダイナー『OSCAR』がグランドオープン、18日からランチタイム(12:00-1700、L.O. 16:00)のみの営業でプレオープンしています。
『OSCAR』のランチメニューは、メインから1種選ぶことができる「Lunch Bowl」1000円、2種の「Lunch Plate」1200円、3種の「Lunch Deluxe」1500円。メインは12種類のメニューから選ぶことができます。折角なのでメインが3種選べる「Lunch Deluxe」で、「ジェネラル・ツォーズ」「チョップ・スイ」「マーボードーフ」をチョイスしました。ちなみにサイドというのが主食的なもので、「フライドライス」と「チャオメン」の2種類がありましたが、どちらも味わえるハーフ&ハーフでお願いしました。ドリンクは「ジャスミンティー」です。
カウンターでどれを盛ってもらうか伝えるわけですが、最初のサイドのハーフ&ハーフがめちゃ盛りで、ええこれ大丈夫なの? とか思ってたら、「うちはたくさん盛るんです」だとか。もう、最後のマーボードーフが載るのか不安になりましたが、案の定凄まじい感じになりました、それがこちらです。
皿からあふれんばかりの盛り加減、さすがデラックスだ。そして、信じられないことに全てがヴィーガン料理なのですよ。あ、ヴィーガンというのは植物性食品のみでできている料理のことで、卵や乳製品そしてはちみつなども含まれていません。お肉っぽいものもすべて植物性の食品なんですよね、大豆ミートが有名です。
で、肝心のお味ですがしっかり美味しい。どう見ても鶏肉にしか見えない「ジェネラル・ツォーズ」も、たぶん大豆系で食べてみると肉ではないことは分かりますが、味付けがしっかりしているのでこれはこれで美味しい。というより、全然違う料理として考えるべきでしょうね。「マーボードーフ」は大豆ミートをしている(と思われる)のであっさりしてるけど、いわゆる麻婆豆腐をポップにした感じの味わい。八宝菜的な「チョップ・スイ」は、色々な種類のお野菜が入っていてそれぞれの素材が美味しくいただける一品です。なんというか、中華と言えば中華なんだけど、限りなくポップな味なんですよね、それがアメリカンチャイニーズなのか。
そもそも、アメリカで独自発達を遂げた中国料理であるアメリカンチャイニーズ自体全く味わったことがない上に、全てがこれまたあまり縁がないヴィーガンという未知の領域。メイン3種で見た目の通りの盛り加減だったので満腹感はスゴいのですが、胃もたれしないのはヴィーガン仕様だからか、それともドリンクをジャスミンティーにしたことが正解だったのか、まあ両方なんだろうなぁ。
下北沢にこれまで無かったアメリカンチャイニーズかつヴィーガンのお店、個性豊かすぎるお店ばかりが集まるBONUS TRACKに、これまたはっきりとしたキャラクターのお店が登場しました。グランドオープンは12月28日(水)、テイクアウトもできるのでぜひ一度味わってくださいー。
『OSCAR(オスカー)』
代田2-36-15 BONUS TRACK
03-6823-7496
12:00-23:00(L.O. 22:00)
公式Instagram