2024年1月15日(月)から28日(日)までの2週間にわたりギャラリーカフェ・バー『Ludens(ルーデンス)』にて、半年間のキューバ滞在で知り合った人々の写真を一挙公開、樋口トモユキのキューバ写真展『En Su Casa otra vez』が開催されます。
「En Su Casa otra vez」では、写真家・編集者の樋口トモユキが2022年8月〜23年3月の半年余りを過ごしたキューバ・ハバナ市での生活の中で知り合った人々を撮影した写真、計21点のほか、日々現地からインスタグラム経由で公開した風景写真から選りすぐりの17点が展示されます。
樋口トモユキさんから、本写真展開催にあたりコメントが寄せられています。
キューバの人々は人生を楽しむことを知っている。それは今の日本人が見失いがちなことだと思う。その一片を、写真を通して感じていただければうれしい。会場のルーデンスは面白い出会いに恵まれるバーで、自分も会期中は毎日顔を出すつもり。気軽に遊びにきてください
キューバという国のことを私はほぼ何も知らないし、もちろんそこに住む人たちのことは全く知りません。たまにテレビ番組で目にする光景が自分にとってのキューバでしかありませんでした。だからこそ、この展示会のお知らせを見てからどんな展示なのかとても気になっていました。というわけで、展示初日にギャラリーカフェ・バー『Ludens』におじゃましました。そうそう、このお店自体も行ったことがなかったので気になっていたこともありますね。
お店に入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、鮮やかな笑顔あふれる写真の数々。自分の知っているキューバは古い街並みに古いものがあふれる光景でしたが、ここにあるのはキューバの皆さんの笑顔ばかり。そして、写真に添えられている解説がその笑顔の意味をより深めてくれます。
会場にいらした樋口さんの話を伺いながら、キューバについて色々伺う。50歳にしてキューバに半年間の語学留学、キューバの公用語がスペイン語である事も初めて知りましたし、直行便はないのでメキシコ経由でいかなければならず、日本から遠い国である事も実感しました。
人生の中でキューバという国について考えたことはほとんどありませんでしたが、樋口さんのお話や展示されているキューバの皆さんの表情を通して、日本という国にはない何かがあることを感じました。いつか行ってみたい、そんなことを思いました。
写真展が開催されているギャラリーカフェ・バー『Ludens(ルーデンス)』は、バーなのでぜひドリンクを飲みながら写真展をお楽しみください。17時台だというのになんだか分からないけどビールを2杯も飲んでみたらとってもハッピーな気持ちになりました、そういうことなのでしょう、たぶん。ノーチャージのお店なので、お気軽にお立ち寄りくださーい。というか、このお店自体もめっちゃ興味深いです。
樋口トモユキのキューバ写真展「En Su Casa otra vez」
期間: 2024年1月15日(月)~1月28日(日)※開催期間中は無休
時間: 17:00-24:00
会場: ギャラリーカフェ・バー『Ludens(ルーデンス)』(北沢2-21-6 下北ドリームズビル2C)
Ludens: Instagram / Facebook
フォトグラファー 樋口 “Chico” トモユキ: Web / Instagram