2026年9月18日(木)から10月4日(日)まで17日間にわたり、下北沢全域で開催されるアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2026」。昨年初めて上演され大きな話題となった、イマーシブシアター『猫町』が再演されます。
参加者は自らのスマホにアプリをインストールし、イヤホンから語りかけられる声に導かれ、実際の街を歩きながら物語を体験します。歩いていくうちに、見慣れた路地や行き交う人々から、異なる景色が立ち上がる————劇場ではなく、夜の下北沢の街そのものを舞台とする新感覚の没入型演劇作品です。
昨年は、延べ1800人を動員し、ある意味「ムーンアートナイト下北沢2025」の中で最も話題となりました。今年は新たな解釈を元にアップデートされた物語をWキャスト・2チーム制で上演。同じ下北沢を舞台に2つの異なる『猫町』が出現します。
ストーリー
下北沢には、猫に憑かれた者たちの不思議な町がある。
秋の夜、月を見上げる「わたし」に、一人の男が声をかける。彼に誘われるがまま「わたし」はかつて線路だった真っ直ぐな夜道を、月の光を頼りに歩き始める。詩人はぽつりぽつりと、この街に伝わる「猫町」の伝説を語り出す。
曰く、この街のどこかには、使われなくなった線路があるという。夜ごと、その線路を歩き、異常を見回り続ける者たちがいるらしい。闇の中、その姿は青白く光り、まるで「青猫」のようだという。
詩人の声に耳を澄まし、足音にリズムを合わせるうち、いつしか「わたし」の視界は、彼のまなざしと重なりはじめる。誰のものとも知れない記憶や錯覚が現れ、人混みの中に、青白く光るものたちの気配が見えてくる。
それは、自分の意思で見ているものなのか。
それとも、知らぬ間に見せられているものなのか。
迷子になりそうな不安に包まれたその先で「わたし」たちは、不思議な駅へと辿り着く。階段を降りると、地下深くの古い線路の周りを、青く光る者たちが黙々と歩き続けていた。その姿はまるで、都会の影に潜む猫の群れ。その姿を見つめるうち、「わたし」は気づく。
「わたし」も彼らたちと同じように線路を歩き、同じ歩調で歩き、同じ方向へ進んできたことに。「わたし」もまた、気づかぬうちに、人間ならざるものたちの流れの中へと足を踏み入れていたのだった。
「見えないものが見えてくる」 都市型イマーシブシアター
※この物語は、萩原朔太郎著『猫町』をオマージュしたオリジナル作品です。
出演キャスト
主人公・青猫には、根強いバレエスキルと、繊細かつダイナミックな表現でKing GnuやUruのMVを筆頭に各種メディア出演・振付・Posing Directorとして国内外で幅広く活躍しながら、数々のdaisydoze作品を支えてきた いのまいこ。そして、国内ダンスプロリーグD.LEAGUEのディレクターを務めた経験を持ち、元・新体操全日本チャンピオンとして培った身体表現で作品を彩る ナオヤナガイをWキャストで迎え、2チーム制で上演。キャストごとに異なる表情を見せる、2つの『猫町』が立ち上がります。
また、演劇のみならず映像作品にも活動の幅を広げる実力派俳優・森準人が、前作に引き続き、かつて下北沢にいた「詩人」として物語を彩ります。

今年もムーンアートナイト下北沢に、イマーシブシアター『猫町』が帰ってきます。昨年はメディア向けのプレビューに加え一般の皆さんも参加する本番にも参加し、初めて体験する没入体験に大いに衝撃を受けました。
参考記事: 『猫町』は、ムーンアートナイト下北沢2025だからこそ成立する真のイマーシブシアター
今年はゲネプロにも参加しましたが、昨年よりブラッシュアップされており、さらにラストは全く想定外の展開となりました。これは全く予想していませんでした、、、。
そして、昨年は猫町の女たちだけでしたが、今年は写真を見ても分かるとおり男性キャストが登場し、Wキャストで上演されます。というわけで、メディア向けプレビューの写真を何枚か掲載します。







メディア向けプレビューは、A・B両キャストが同時に登場するスペシャルバージョンだったので、実際の上演とは異なりますがこれはこれでとても素晴らしい空間が生まれました。今年も本番をAキャストとBキャスト両方とも体験する予定なので、とても楽しみです。
チケットは売り切れている回も出ているので、お早めにチェックしてください。前半は比較的余裕がありますので、ぜひいち早くその世界を体験してください。
イマーシブシアター『猫町』
期間: 2026年9月19日(土)~10月4日(日)の土日祝のみ開催(21日を除く)
集合場所: 下北沢駅東口(改札外)
解散場所: 世田谷代田駅周辺
持ち物: ご自身のスマートフォン、イヤホンをお持ちください。
公演開始時間: 15:20〜20:40の間で1日13回公演(20分間隔)
体験時間: 約45分
チケット料金:
① 前売りチケット:4,500円(税込)
※イープラスにて発売
※各公演前日23:59まで発売
② 当日チケット:5,000円(税込)
※当日券は開催日15時以降に下北沢駅東口(改札外)にて販売いたします。
※残席数によっては当日券の販売がない場合もございます。
チケット購入: https://eplus.jp/sf/word/0000171883



