ニックンロールと歩く招き猫

ロックンロールが売られていると耳にしてCMの撮影のモチベーションが上がった木佐悠弛です。今回も念のため、読み方を。きさゆうしです。

なんてクールな売り物なんだ!

ダメ副編集長からの情報ですが、たまにはやるじゃん、っていう感じでした。
知り合いの音楽キュレーター(音楽のソムリエ的な人)マーサさんから、
The Rolling Stonesの楽曲について解説していただいたころに、その情報が。

気分は‘Jumpin’ Jack Flash ’です。
思わず、“One, two!”と歌いだしそうでした。

食べ歩きのシーンを撮りたい、というダメ編集長もとい監督の指示のもと、
そのお店に向かいました。

「あのお店だよ」

監督(この呼び方、釈然としません)は言いました。
視線の先にあったのは、
「ニックンロール」の文字。

ロックンロールを超えた存在がついに現れたか!

と謎の興奮。
おなかがすいていたから、かもしれません。

おにぎりをお肉で巻いちゃいました。
手軽に食べられます。
そんな感じのキャッチフレーズに踊らされないはずがありません。

肉とおにぎりの融合なんて、それこそロックンロールじゃありませんか。
ロックロックに巻いてください!
と店員さんにお願いしようかな、という衝動をこらえながら、看板に貼ってあるメニューをながめます。

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ニックンチーズ、ニックンキムチ、ニックンてりたま、なんていうものまで、さまざな種類があります。サイドメニューも豊富です。

撮影で使うなら王道メニューだと思われる、
【ニックンロール】290円
がいいと思ったので、監督(やっぱり違和感が)に、

「絵的にはニックンロールがいいよね?」とたずねました。
写真を指さして、たずねました。

すると、彼女は、

「え? そりゃあ、ニックンまんとかじゃなくて、ニックンロールのメニューから選んだほうがいいんじゃない?」と言いました。

「お・も・て・で・ろ!」

思わず、撮影アドバイザーの進藤キーチさんとツッコミました。
東京都のトップをかえるまえに、うちの監督を変更したほうがいいのでは。
これは死活問題です。ほんとうに。

撮影許可の交渉は、さすがに監督に任せました。
そのやりとりを遠巻きにキーチさんと見つめます。
やはり、とてもぎこちないのが、ありありと見てとれます。

なんとかオッケーをもらったようです。
店員さんに平謝りをしたい気分になりました。
なんとか受け渡しシーンの撮影を終え、店から出てくるところの撮影をしました。

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監督はこれで終わろうとしていましたが、ちょい待て。
“食べ歩き”はどこへいった。

しかたがないので、
「店から出てきながら食べ歩くシーンを撮れば?」と演じている僕が助言をしました。

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本来なら監督に指示を出す生意気が役者、という感じですが、
この上下関係は、もはや不動です。

進藤キーチさん……上
木佐悠弛……中
佐藤蕗子(ダメ)監督……下

です。
松竹梅で言うなら梅に当たるのですが、
梅に申し訳ないので、「蕗(ふき)」という感じでしょう。
いや、それではお蕗さまにも失礼ですね。

撮影の区切りがついたところで、三人でニックンロールを食べました。
進藤キーチは限定販売の【カリカリ梅】340円
監督は【ニックンチーズ】320円

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寒い冬空のしたで食べるニックンロールは美味です。
もう一個、もう一個、なんなら全種類!
といきたくなる気持ちを抑えて、王道のみで我慢しました。

いま思えば、ニックンチーズを奪い取るべきだったと思います。

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はじめは人のいなかった店先も、僕たちが食べ始めたころに、ぞくぞくと人が集まりはじめました。
いっきに7、8名がお店の前に集まっていました。
キーチさんも僕も、なぜかお店に入ると集客効果があるということが、キーチさんと話していてわかりました。

歩く招き猫です、僕ら。

依頼があれば、キーチ・木佐の二人で駆けつけます。
佐藤蕗子は呼ばないほうがいいと思います。

 

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