日本初のシンセサイザードキュメンタリー映画「ナニワのシンセ界」10月4日からトリウッドにてロードショー

ナニワのシンセ界

皆さんはシンセサイザーというとどんなものをイメージしますか? 私にとってシンセというとTM Networkで小室哲哉さんが大量のシンセサイザーに囲まれてプレイしていたのが、最初に意識した記憶のような気がします(世代がバレる)。そして、なぜか社会人になった頃からは、日本のインディーズテクノポップにハマって(その後くらいから下北沢のライブハウスに来るようになる)、今はYeYe(ぃえぃえ)というなんだかふわっとしたチェンバーポップと呼ばれるジャンルの女性アーティストの奏でるmicro KORGの音を聞く日々です。

と、前置きが長いのですが、そんなシンセサイザーをフューチャーした、日本初のシンセサイザードキュメンタリー映画『ナニワのシンセ界』が10月4日から下北沢トリウッドで上映されます。

以下、プレスリリースより。

本作の舞台となるのは、世界的に見てもユニークなカラーを持つ、大阪周辺地域の電子音楽・楽器シーン。ミュージシャンから開発者、スポット、歴史にまで、多彩な角度から迫ります。現在、シンセサイザーブームが世界レベルで加熱の兆しをみせており、日本発のコンテンツとして存在感の発揮を目指します。

電子楽器を扱ったドキュメントは「Theremin – An Electronic Odyssey」(1993)、「Moog」(2004)、「I DREAM OF WIRES」(2013)など世界的な話題作も数多い中、世界有数の電子楽器大国である日本を舞台にした映画はこれまで制作されていませんでした。

本作はクラウドファウンディングサイトCAMPFIREにおけるプロジェクトでもシンセサイザーファンからの熱い指示を得て、目標額を大きく上回る165%の資金集めに成功した話題作。先月行われた渋谷アップリンクでの先行上映も満席という盛況ぶりで、シンセサイザーへの人気の高まりが注目されています。

予告編もありますので、ご紹介します。これを見れば、どんな内容の映画なのかイメージできると思います。

うっ、自分のイメージしていたシンセサイザーとはぜんぜん違う、、、モジュラーシンセという領域のシンセサイザーとのことですが、ここまで来るとまったくついていけませんので、モジュラーシンセについては専門サイトをご覧くださいませ ⇒ モジュラーシンセ・日本

DOEPFER / A-100。もはや、何がなんだか分からない、、、
DOEPFER / A-100。もはや、何がなんだか分からない、、、

リリースの中でも語られていますけど、確かに日本はシンセサイザーなどの電子楽器大国ですよね。「ROLAND」「KORG」「YAMAHA」などシンセサイザーを作っているのは日本のメーカーですからね。

そして、大阪の電子音楽・楽器シーン、全く知りませんでした。知りませんが、大阪というだけでなにかとんでもないことが起きている感覚があるのはなんでだろう、、、。うん、たぶん半端ないです、パネェっす、間違いありません(適当)。二度漬け禁止です(無関係)。

予告動画にも出てたけど、これはなんなのだろうか、、、
予告動画にも出てたけど、これはなんなのだろうか、、、

私自身は音楽を演奏する側で聞く側ではありますが、どうにもこの映画が気になって仕方がありません。モジュラーシンセ自体のことも気になるし、さらによくわからない機器が創りだされていて、どんなものなのか詳しく知りたくなりました。

そして、この映画の上映はクラウドファンディングで集められた資金を活用しているのですね。目標金額に対して165%の金額達成は素晴らしいです。それだけ注目されている映画でもあるのですね。公式サイトには支援者のリストも掲載されています。

壁一面、、、
壁一面、、、

そんな、日本初のシンセサイザードキュメンタリー映画「ナニワのシンセ界」10月4日から24日まで、毎日20時からトリウッドにて上映されます(火曜日定休、10/11は休映)。チケットは当日券のみ、一般 1,500円、大・専門 1,300円、シニア 1,100円、高校生 1,000円 です。

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『ナニワのシンセ界』

[2014/カラー/75 分]
出演・撮影協力 : 荒川伸(株式会社REON)、Unyo303、久次米一弥(天地雅楽)、ピノ作(J.M.T Synth)、西田彩(ゾンビ)、Risa 他
監督 : 大須賀淳
制作 : 株式会社スタジオねこやなぎ
http://naniwa.modularsynth.jp/

【トリウッド】
代沢5-32-5 2F
03-3414-0433
47席
火曜日定休
http://homepage1.nifty.com/tollywood/