2022年4月1日茶沢通り沿いに、コマーシャル・ギャラリー『下北沢アーツ』がオープン、こけら落としとして福原優太さんによる初個展「ガーデン」が5月8日まで展示中です。
福原優太さんは、次世代を担う若手作家のための歴史ある公募展「シェル美術賞2021」グランプリを受賞。絵画を観ることも描くことも愛してやまない福原優太さんの繊細且つ勢いのある筆致で描いた作品が並びます。どの作品も素晴らしいですが、やはり下北沢のあの場所の作品が最高ですね。あの場所も、いつまであるか分からないですからね、、、。ちなみに、こちらで紹介したのは前半に展示されていた作品で、現在は後半の作品が展示されています。
福原優太個展「ガーデン」
開催日時:2022年4月1日(金)-5月8日(日)
営業時間:13:00-19:00
休廊日:4/5-7、12-14、19-21、26-28、5/2、6
URL:https://shimokitazawaarts.tokyo/yutafukuhara_garden/
福原優太 (ふくはら ゆうた) Twitter
1997年 東京都生まれ
2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業
2021年 シェル美術賞2021グランプリ受賞
そんな『下北沢アーツ』さんですがコマーシャル・ギャラリーというジャンルのギャラリーで、1週間いくらでレンタルできるレンタル・ギャラリーとは違い、作家さんと契約し作品の展示・販売を行うタイプのギャラリーです。様々なカルチャーがひしめき合う下北沢にアートというコンテンツを加えるべく、若手現代アーティストを中心とした作品を展示・販売するギャラリーです。
そう、ギャラリーの本来の役割は作品の販売なんですよね。もちろん、レンタル・ギャラリーでも作品の販売を行っている展示もありますが、コマーシャル・ギャラリーは厳選したアーティストが作品を展示する空間であり、気に入った作品を購入することができる場所です。アート作品というとオークションなどで手の出すことが難しい価格のイメージがありますが、実際に展示されていた作品の価格を教えて頂いたところ、手の届かない価格という訳ではありませんでした。
茶沢通りに面した1階ガラス張りのギャラリーは街の空気も取り込むようなオープンな空間。いつもの散歩や買い物ついでに普段着でもふらりと気軽にアートを楽しめる場を目指しており、お子様連れも大歓迎とのことです。
近くには『すずなり横丁』をはじめとして、小劇場の『ザ・スズナリ』や『シアター711』、お隣には『古書ビビビ』と全く異なるカルチャーの施設がありますが、現代アートの空間『下北沢アーツ』にもぜひ気軽にお立ち寄りください。
『下北沢アーツ』
北沢1-40-9
03-6804-7636
公式Web
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