2022年8月6日(土)から31日(日)までの火・土曜日に、小田急線下北沢駅改札内のイベントスペースにて、住友商事が運営する農家の物流ソリューション「CLOW(クロウ)」を活用した、地場野菜の無人販売「セルフなマルシェ」の実証実験を行います。
近隣に住宅エリアがあり、京王井の頭線との乗り換えなどでのご利用も多い下北沢駅構内(1階改札内)に無人の特設ブースを設け、実施日の朝に世田谷区をはじめ、都内の農家で収穫されたとうもろこしや枝豆、トマトなどを直接運び込み、鮮度の高い状態で販売します。お支払いは、二次元コード等を用いた電子決済を利用して、スピーディーにお買い求めいただけます。
通勤・通学などの駅利用にあわせて、気軽に新鮮野菜をお買い求めいただけるため、移動時間を有効活用して、地域の魅力を再発見いただくことができます。
小田急電鉄では、お住まいの地域の魅力を再発見いただくきっかけづくりとして、昨年度から新百合ヶ丘駅や相模大野駅で、地域の畜産・農作物を有人販売するイベントをトライアルとして実施し、延べ1,300名のお客さまにご利用いただきました。この取り組みを沿線で広く展開していくために、「セルフなマルシェ」をご利用いただくお客さまへ、取り扱い商品のニーズや無人サービスに対する評価などのアンケートに協力いただき、継続的なサービスに向けた検討を深度化するとのことです。
小田急線下北沢駅構内のイベントスペースは日々様々なお店が出店していますが、地場野菜を販売するのは初めての試みだと思います。下北沢駅で野菜が購入できるというシチュエーションが、どのような変化を生み出すか興味深い実証実験、小田急線を利用されている皆様はぜひお立ち寄りください。
地場野菜の無人販売「セルフなマルシェ」開催概要
開催日: 2022年8月6日(土)から8月30日(火)までの火曜日、土曜日
営業時間: 10:00-22:00
※集荷状況により、営業開始時刻が変更になる場合があります
※商品がなくなり次第終了します
営業場所: 下北沢駅構内・改札階イベントスペース(東京都世田谷区北沢2-24-2)
内容: 駅構内における地域で収穫された野菜販売の有効性を検証
支払い方法: PayPay、LINE Payなどの電子マネー
お問い合わせ:小田急電鉄 生活事業推進部(03-3349-2480)
【参考】住友商事が運営する「CLOW」について
農作物を出荷したい農家や効率的に輸送したい農業法人と輸送スペースを有効活用したい物流会社をAIによってマッチングし、最適な輸送ルートを提案するサービス。農家、農業法人のニーズとトラックの空車状況をクラウドに集約し、効率的な集荷・配送ルートをアルゴリズムにより自動的に設定することができます。これまで自家用トラックで運んでいた農家に新たな物流の外注手段を、個別に物流を手配していた農業法人に共同配送による安価な物流システムを、また物流会社には新たなビジネスチャンスを提供します。