2023年1月27日(金)から30日(月)までの4日間にわたりreload2F特設スペースにて、井上ユミコ写真展「BALLET DANCERS」が開催されています。

井上ユミコ写真展「BALLET DANCERS」は、2016年にバレエダンサーという被写体との衝撃的な出会いを果たし、日本を代表するトップダンサー達と親交を深め、写真を撮り溜めてきた井上ユミコが「バレエをまだ知らない人にもダンサーの美しさを届けたい」という考えのもと、セレクトした写真が展示されます。バレエ自体まったく観たことはなかったのですが、このポスターがあまりに美しくて、その世界感を感じるべくreloadに向かいました。








私自身高校時代から写真を撮り続けていますが、バレエダンサーの皆さんを撮影したことは一度もなく、作品を観てどんな感覚になるのか想像もしませんでしたが、その被写体としてのあまりの美しさに息をのみます。モノクロ作品が中心だと言うこともありますが、それぞれのバレエダンサーが自信の肉体を通し表現する、その意思をひしひしと感じます。そうか、これがバレエダンサーという存在なのか。

写真展開催初日の夜はちょうどオープニングパーティーが開催されており、20時からは井上ユミコさんとMC冨永明子さんによるトークショーが行われました。色々な話を伺うことができましたが、最も印象に残ったのは井上さんが心からバレエダンサーの皆さんのことが好きだということ。そして、バレエダンサーの皆さんとの信頼関係が確立されているからこそ、このような素晴らしい写真を生み出すことができたのだと感じました。人物の写真は本当に難しい、ただ撮ることは誰にでもできますが、それを作品と呼ぶべきものにするためには多くの時間を要します。2016年からの積み重ねが、今回の写真展に全て込められているわけです。
うーん、どう伝えたらよいのか分かりませんが、普段写真を観ない方、そしてバレエを観ない方にぜひ観ていただきたい感じていただきたいです。井上さんにも伺いましたが、下北沢のこの場所を選んだのは普段写真に触れない人にも観てもらえるからとのこと。今週末は下北沢天狗まつりでたくさんの人が下北沢を訪れます、ぜひこの写真展もご覧いただきたいです。ちなみに、reloadのこのスペースでこのような展示を見ることができる最後の機会になります。そういう意味でも、今この場所で写真展を観ることに大きな価値があります。
井上ユミコ写真展「BALLET DANCERS」は1月30日(月)まで、最終日の19時半からは”Live Photo Shooting with 二山治雄”も開催。ライブシューティングとは、その場で実際に撮影するのを観ることができるイベント。え、二山治雄さんってあのカラー写真で紹介したバレエダンサーの方ですね、、、これは観たい! 入場整理券は18時半から先着25名に配布、その貴重な瞬間をぜひ目撃してください。

井上ユミコ写真展「BALLET DANCERS」
2023年1月27日(金)~30日(月)
08:30-21:00
reload 2F(北沢3−19-20)
公式情報