日本気象株式会社による、2024年「第1回桜の開花・満開予想」 日本気象株式会社による、2024年「第1回桜の開花・満開予想」

2024年下北沢(東京)の桜開花は3月23日予想?

日本気象株式会社が2024年「第1回桜の開花・満開予想」を発表。 春先の高温の影響で、東・西日本では平年より早い開花が多いと予想され、東京の開花は3月23日で満開は3月30日と発表されました。

日本気象株式会社による、2024年「第1回桜の開花・満開予想」
日本気象株式会社による、2024年「第1回桜の開花・満開予想」
2024年 主な都市の桜開花・満開予想日
2024年 主な都市の桜開花・満開予想日

秋から冬にかけてとても温かったこともあり、桜の開花はかなり早くなるのかなと思っていましたが、桜の開花に必要となる休眠打破の時期が平年より遅くなる見込み。その一方で、春先までの気温は平年より高めの気温が予想されることから、全国的に平年並みかより早い開花になると予想されています。

開花メーター
開花メーター

ここで登場した休眠打破というキーワードについて解説します。桜は前年の夏に花の元になる花芽を作りますが、秋には休眠に入るため、それ以上生長しません。しかし、花芽は冬の低い気温に一定期間さらされると休眠から目覚めます、それが休眠打破です。休眠打破後は、花芽は再び生長を始め、気温が高くなるにつれて開花に近づきます。この休眠打破が例年より4日から5日ほど遅くなる見込みとのことです、桜の開花には一定の寒さも必要なのですね。

ちなみに2023年の下北沢における桜の開花は3月13日(しもブロ調)とめっちゃ早かったわけですが、昨年は日本気象協会(今回の日本気象株式会社とは異なります)の1回目の予想は3月26日で第1回目の予想よりかなり早く開花したことになります。今年は休眠打破のタイミングのズレがあるので予想が難しそうですが、昨年ほどは早くならなさそうです。また、情報が更新されましたらしもブロでお知らせしますね。