『PANCETTA展 —Men—』 『PANCETTA展 —Men—』

『PANCETTA展 —Men—』3/24-30・渋谷ヒカリエ 8/CUBEにて開催

レビューを掲載しました ⇒ PANCETTAという存在に近づける『PANCETTA展 —Men—』、そして『いきなり10分劇場「3周年」by PANCETTA』


2025年3月24日(月)から30日(日)までの1週間にわたり渋谷ヒカリエ 8/CUBEにて、一宮周平が立ち上げたパフォーマンスユニットのPANCETTAが行う『PANCETTA展 —Men—』が開催されます。

『PANCETTA展 —Men—』
『PANCETTA展 —Men—』

『PANCETTA展 —Men—』は、画家の松本亮平、グラフィックデザイナーの齋藤俊輔、音楽家の加藤亜祐美とともに作り出す空間が、PANCETTAの11年間の活動や考え方など、様々な面を立体的に浮かび上がらせる展示イベント。まるでひとつの劇を観ているような、不思議な展示を体験できます。

「生きることを面白がる」をコンセプトに、プロジェクトとして動いているPANCETTA。「これまで」の積み重なりを観客と共に眺めながら、「これから」を模索する実験企画でもあります。

メインは展示(入場無料)ですが、期間中会場にて新作パフォーマンス“Men”の上演やワークショップも開催されます(有料、事前予約制)。

展示作品について

渋谷ヒカリエ8/CUBE 1.2.3を3つの等分し、表エリア・裏エリア・側エリアの3つの同一形式の空間を構成。同一形式の空間に「入る・出る」を繰り返しながら、PANCETTAの表面・裏面・側面を体験。表エリアでは通常のクリエーションやパフォーマンスなどの外側からみえる積み重なりを、裏エリアではクリエーションの過程などの内側からみえる積み重なりを、側エリアでは参加者や観客との「今」起きている出来ごとや人との交流の積み重なりを展示。

会場:渋谷ヒカリエ 8/CUBE (渋谷区渋谷2-21-1 8F)[Googleマップ
会期: 2025年3月24日(月)~30日(日)
開館時間: 11:00-20:00 ※初日13:00開館、最終日18:00閉館
入場無料

新作パフォーマンス“Men”

渋谷ヒカリエ8/CUBEの展示空間で、鑑賞者とともに展示作品をまわる回遊型の新作パフォーマンス“Men”を実施。新作パフォーマンスは40分程度を予定し、有料2,000円・定員15名(要予約)。回遊パフォーマンス中は展示室への入室はできないが、渋谷ヒカリエ8のガラス張りからの鑑賞が可能で料金は無料。
美術・音楽・演劇・そして観客が同じ空間で混ざり合う、新たな鑑賞体験を。

——線も積もれば、面となる——
前から見たあいつは、明るくて、優しくて、笑っているようだ。
後から見たあいつは、内気で、臆病で、困っているようだ。
横から見たあいつは、賢くて、鋭くて、考えているようだ。
私はあいつの、一体何を知っているのだろう。

脚本、演出: 一宮周平
出演: 佐藤竜、玉置祐也、一宮周平、加藤亜祐美(ピアノ)
日時: 2025年3月
24日(月) 19:00-19:40
25日(火) 19:00-19:40
26日(水) 17:00-17:40、19:00-19:40
27日(木) 19:00-19:40
28日(金) 17:00-17:40、19:00-19:40
29日(土) 12:00-12:40、14:00-14:40、17:00-17:40、19:00-19:40
30日(日) 12:00-12:40、14:00-14:40、17:00-17:40
 ※パフォーマンス中の入場は有料チケットが必要です。
 ※パフォーマンスは移動しながら観覧いただきます。少なめの荷物、移動しやすい服装でご来場ください。
料金: 前売り/当日 2,000円(当日精算)、U18 1,000円(枚数限定、要証明書)
チケット予約: 予約開始2/23(日)12:00〜
https://www.quartet-online.net/ticket/pancettaten2025

Work shop

24日(月)15:00-16:30
齋藤俊輔「ロゴをつくってみよう」
PANCETTAの新たなロゴを作ってみましょう。グラフィックデザイナーの齋藤俊輔のアドバイスや視点をもらいながら、かっこいいロゴを作りましょう。

25日(火)12:00-13:30
松本亮平「イラストをオーダーしてみよう」
あなたが見たい絵を、画家の松本亮平が描きます。描いた絵に、また提案を重ね、一緒にイラストを作ってみましょう。

26日(水)12:00-13:30
加藤亜祐美「テーマソングをつくろう」
PANCETTA展のテーマソングを作ってみましょう。展示を見て感じたことが音になる。あなたの気持ちを音にしてみましょう。

27日(木)12:00-13:30一宮
一宮周平「作品をつくってみよう」
Menをテーマに参加者とともに小さな作品を作ってみましょう。あなたの身体と心で感じたことが、気づけば作品になっていきます。

料金: 1,000円(当日精算、事前予約制)
チケット予約: 予約開始2/23(日)12:00〜
https://www.quartet-online.net/ticket/pancettaten2025

しもブロは下北沢のローカルメディアではありますが、『PANCETTA』の為なら渋谷のイベント情報だって掲載します。『PANCETTA』というか主宰の一宮さんと出会ったのは2023年の夏、ミカン下北で開催されていたポカリスエットのイベントでプロの写真家にポートレートを撮ってもらう企画があり、その時たまたま前に並んでいたのが彼でした。

パフォーマンスユニットを主宰していると聞き、さらに10月にザ・スズナリで公演があると知り、PANCETTA設立10周年新作公演『ゾウ』を鑑賞しました。あの時のXへの感想ポストを読み返すと、今でもあの衝撃が蘇ります。

そして、昨年10月は『PANCETTA TOUR 2024“声”』を同じく、ザ・スズナリにて鑑賞。もは感想ポストは訳が分からないことになっているし、掲載した観劇レビューも全然レビューになってない。そのくらい衝撃的なパフォーマンスでした。

その後、『PANCETTA TOUR 2024“声”』は金沢・札幌・八戸と巡り(まさにツアー)、年が明け2025年2月には再び下北沢に戻り下北沢アレイホールで『PANCETTA MUSIC LIVE vol.1』を開催。実は私はアフタートークで登壇しました。同じく2月にはラゾーナ川崎プラザソルにて『PANCETTA special performance“へんゼルとグレーてる”』を上演し、3月にこの『PANCETTA展 —Men—』が開催されるわけです。ちなみに、川崎のイベントにも行きました、もう完全に『PANCETTA』にハマっています。

『PANCETTA』について語り出すと止まらなくなりますが、とにかく一つ一つの作品に関わるアートワークや音楽など、こだわりがとにかく深い。今回の『PANCETTA展 —Men—』では、過去の作品に関する展示も行われ、私の知らない時期の『PANCETTA』に出会うことができ、とにかく期待がハンパありません。もちろん、新作パフォーマンスも楽しみです。ワークショップも興味深いモノばかりなので、気になる方はぜひご予約ください。

そうそう、明日3月13日から始まるstudioYETにもなにやら『PANCETTA』が関わっているとの情報も入っています。展示イベントもあるのに、さらに何をやり始めるのか注目です! しもブロは『PANCETTA』を追い続けます!!