広栄屋全メニュー制覇シリーズ第10弾『冷麦』

 

半年ぶりの広栄屋全メニュー制覇シリーズ、第10弾は『冷麦』です。え、そば屋なのに冷麦? そうめんじゃなくて冷麦? という感じですが、季節ものメニューとしてあるのです。

広栄屋のメニュー・季節もの
広栄屋のメニュー・季節もの

冷し中華よりも高いのか、冷麦は、、、。冷麦というとそうめんのちょっと太い感じの奴で、あんまりインパクトが無いメニューなんだけどなぁ。これまでも頼んだことないし、食べてる人を見たことも無い気がする。だから、こそ頼む価値があるだろう。

広栄屋の『冷麦』820円
広栄屋の『冷麦』820円
ぱ、ぱ、パイン!?
ぱ、ぱ、パイン!?
そしてミカン、、、ど、どういうことだ
そしてミカン、、、ど、どういうことだ

なんか、イメージとしては具とか何もなくて、白い冷麦をめんつゆでいただく感じだったけど、そこに出てきたのは猛烈に昭和感が漂う、パイナップルとミカンがのった冷麦だった。てか、これってどう食べるのが流儀なのだろうか。

冷麦をめんつゆにつけ、ミカンと一緒に食べてみる
冷麦をめんつゆにつけ、ミカンと一緒に食べてみる

酸味と甘みがめんつゆに絡まり、、、これじゃない感が満載だ、別に一緒に食べる必要はないんだろう。

ちなみに、インゲンとなるとものってる
ちなみに、インゲンとなるとものってる
めんつゆはざる蕎麦とと同じもの。昔は、ちゃんと冷麦用のレシピで作っていたとか
めんつゆはざる蕎麦とと同じもの。昔は、ちゃんと冷麦用のレシピで作っていたとか
改めて、冷麦だけでいただく
改めて、冷麦だけでいただく

美味しい、普通に美味しい。そうめんに比べると冷麦の方が太いわけですが、そうめんに比べてしっかり食べている感がある。しっかりコシもあるし、のどごしがいい。しっかりと冷えた冷麦にネギとわさびをつけて一気にすする、これ最高気温35℃とかの日にはサイコーじゃないか! ざる蕎麦とか他の冷やし系のメニューよりも明らかにキーンとくる! それもそのはず、ざる蕎麦との大きな違いはここ!

器にはどでかい氷がゴロゴロ入ってる
器にはどでかい氷がゴロゴロ入ってる

そう、ざる蕎麦はキッチリ水を切ってくるけど、冷麦は違う。キンキンに冷えた氷水で冷やされた状態で頂く、そうか、これが灼熱の真夏にはいいんだ!! 冷やされたミカンやパインもそれぞれいい感じ。冷麦をいただき、フルーツをつまむ。あああ、これは予想外に素敵なメニューじゃないか!

〆は、そば湯。飲みたかったらどうぞー、って感じで出してくれたけど、そば湯は体にいいし暑いときこそ体を冷やしすぎないように頂きたい
〆は、そば湯。飲みたかったらどうぞー、って感じで出してくれたけど、そば湯は体にいいし暑いときこそ体を冷やしすぎないように頂きたい

冷麦なのに、なぜかそば湯を頂きつつおばちゃんと話す。昔は冷麦用にちゃんとつゆを作ってね、ざる蕎麦に比べるとしっかり濃い目にして、と話してくれた。冷麦は昔に比べるとあまり出ないメニューになったらしい。まー、そうだよな、わざわざ蕎麦屋に入って頼まないメニューだもんな、自分も人生で初めて頼んだくらいだし。でも、今回広栄屋で初めて冷麦を頼んで、その魅力は十分にわかりました。本気で暑い時こそうってつけのメニュー、それが冷麦なんだってね。みなさんも、その火照った体を広栄屋の冷麦で一気に冷ましてみてはいかが?

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【広栄屋 (ひろえや)】
北沢3-21-1
03-3466-5958
11:30~21:00
木曜定休(第5木曜日は営業)
http://www.shimokita1ban.com/shop/3/hiroeya.html

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