劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー表面 劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー表面

劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」

2019年7月3日(水)から7日(日)の4日間、下北沢の駅前劇場にて劇団フルタ丸2019年本公演「朝のドラマ」が上演されます。

昨年の本公演は浅草九劇にて行われましたが、今年は下北沢に戻ってきました。しかも、2017年に本公演を行っていた「劇」小劇場から、駅前劇場へと進出します。

そして、今回は劇団フルタ丸の6人に加え、大勝かおり安堂サオリ二ノ宮ゆい西川智宏、4名の客演を迎えての本公演となります。

まずは、気になる「朝のドラマ」のストーリーをご覧ください。


私よ、私を連れてって。

新しく始まった朝ドラは、ナツコの人生に似ていた。

いや、どう考えても似過ぎていた。
主人公を取り巻く人間関係、エピソード、あらゆるものが酷似している。
出来すぎた偶然なのか、とても気味が悪い。
自分のしがない一生が全国民に見られているようで落ち着かない。
大いに混乱するナツコだったが、次第に“自分”のドラマへと没入してゆく……。

明るくもなく、前向きでもなく、歴史も動かさない
ヒロインによる朝ドラ・リアリティーショー。

劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」

いつの頃からか朝ドラを見るようになっていました。朝ご飯を食べながら、PCでニュースを見ながら、出社する準備をしながら、とにかく朝の慌ただしい時間、何かをしながら見てきました。

今まで見た朝ドラの中で一番印象に残っているのは「あまちゃん」。古田新太演じる荒巻 太一、通称太巻に「下北沢、、、演劇なんてダサい!大っ嫌いだ!」と言わせたことを、一生忘れることはないでしょう。脚本のクドカンと古田新太という演劇人の中の演劇人という組み合わせだからこそ成立した名シーンでした。

ちがう、フルタ違いだ。古田新太さんのことではなくて、劇団フルタ丸の本公演「朝のドラマ」の話です。リリースに企画意図が掲載されていました。


朝ドラが好きだ。

⽉曜から⼟曜まで毎朝15分間、⽇本国⺠の⽣活に物語が寄り添っている。
そんなコンテンツ、朝ドラ以外にないのではないか。
正直に⾔えばとても羨ましい。

⽣活と物語。

物語が⽣活にもたらす作⽤について考えている。
平たく⾔えば、作品が⼀体何の役に⽴てるのだろうかということを。
そもそも物語が何かの役に⽴てると考えること⾃体、傲慢かもしれない。
それでも物語の作⽤を信じたいと思っている。

物語と⽣活。

物語を味わっても、お腹は満たされない。
しかし、お腹いっぱいに⾷べる夢を⾒ることはできるかもしれない。

「夢を⾒る」

⼼もとない四⽂字。
これで「⽣活」という剥き出しの荒波と闘えるのだろうか。

この度、闘おうと思い、この作品を創ることにしました。

劇団フルタ丸代表 フルタジュン


フルタジュンが今回の本公演を通して何にチャレンジするのか、そして何を伝えたいのか、公演を見るまでは想像するしかないけど、確実に新しいステージに来ていると感じています。本公演を見続けてきた「劇」小劇場から駅前劇場にステップアップ、まさに満を持して挑む本公演になると言えるでしょう。

本公演恒例のリレーブログもはじまっています。稽古の話を始め、今回の公演にまつわる話をフルタさんを含めた6人がリレー形式で綴られていますので、ぜひご覧ください。

劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」、7月3日(水)から7日(日)まで。チケットは前売り3800円、当日4300円、大学生専門学校生を含む学生は学割価格で1500円(要証明書)と学生でも見に行きやすい金額となっているので、演劇に係わっている人はもちろん、演劇に興味がある方にもぜひご覧いただきたいです。

劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー表面
劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー
劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー裏面
劇団フルタ丸 2019年 本公演「朝のドラマ」 フライヤー裏面

劇団フルタ丸 2019年 本公演
「朝のドラマ」

作・演出: フルタジュン
出演:宮内勇輝・真帆・篠原友紀・工藤優太・清水洋介・フルタジュン(以上、劇団フルタ丸)
大勝かおり・安堂サオリ・二ノ宮ゆい/西川智宏(ラビット番長)
公演日時:
2019年7月3日(水)~7日(日)
7月3日(水)19:30
7月4日(木)14:00★/19:30
7月5日(金)19:30
7月6日(土)13:00/17:00
7月7日(日)13:00/17:00
※受付開始は開演の45分前・開場は開演の30分前
★アフターイベント(短編「夜のドラマ」限定上演)
会場: 駅前劇場(世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F)03-3414-0019(公演期間のみ)
交通: 下北沢駅(小田急線「東口」徒歩3分、京王井の頭線「京王中央口」徒歩3分)
チケット料金:
前売3,800円 当日4,300円
学割1,500円(前売当日共通・要証明)
※日時指定・税込/全席自由
※未就学児の入場不可
※発売開始:5月12日(日)10:00
チケット取り扱い:
●カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/asadra2019
●演劇パス
https://engeki.jp/pass/redirects/link/584
お問い合わせ:
●電話  080-4898-2002(フルタ丸)
●メール info@furutamaru.com
電話orメールでのチケット予約の際には、「日時・枚数・お名前・電話番号」をお伝えください、返信をもって予約完了となります
公式サイト:https://furutamaru.com/portfolio/朝のドラマ/