2021年1月22日（金）、小田急線跡地に整備されつつある下北線路街の様子が知りたくて東北沢から歩いてみました。
小田急線が地上を走っていた頃の東北沢駅周辺とは景色が一変しています。東北沢駅前の広場整備はかなり進んでいて、ロータリーも完成。工事期間は令和3年2月12日までなので、もう少しで完成予定です。
駅前を走る都道420号線についてもかなり整備が進んでいるようですが、拡張工事がいつ完了するのかは不明です。あくまで、東北沢駅前広場の整備という名目の工事だけのようですね。
そうそう、東北沢の商店街「東北沢商和会」の公式Instagramを発見しました。東北沢情報をチェックしたい人はぜひフォローしてくださーい。
それでは、東北沢から下北沢駅方面に進んでいきましょう。
下北線路街のいちばん東北沢寄りにできる建物は「宿泊施設（名称未定）」で、様々な人が集まる都市型ホテル。公式サイトには、
国内外のさまざまな旅行者のための宿泊施設。個室仕様の客室のほか、ホテル内に併設のカフェバーは、一般の方も利用可能。シモキタのカルチャーに根付いた音楽やイベントの発信も行います
と書かれており、ホテルがオープン予定です。入り口の間口がかなり広くて、説明を読む限りここにカフェバーができるのでしょうね。ウッドデッキの工事をしていたので、広々としたテラス席ができるのではと思われます。2021年4月オープン予定です。
続いての建物は「飲食店（名称未定）」で、シモキタカルチャーを加速させるエンタメカフェ。飲食店とのことですが、公式サイトの説明を見るとどうやら飲食のできるイベントスペースのようです。
ちょっとしたライブや演劇など、パフォーマンスができる設備を兼ね備えたカフェ。一般の方でも、レンタルスペースとして貸し切り利用が可能で、カルチャーの街・シモキタの魅力をさらに盛り上げます
ライブや演劇などのパフォーマンスができるカフェとのことで、今までの下北沢には無いタイプのイベントスペースになりそうです。こちらも、2021年4月オープン予定です。
続く区画に建つ建物は、一つの建物と言うより幾つかの建物が複雑に組み合わさった施設で、先ほどのホテルとイベントスペースを足したくらいの距離があり、かなり規模の大きい施設になります。BONUS TRACKよりもさらに広いかな。こちらは「商業施設（名称未定）」で、洗練された個店が集まる次世代型の商業ゾーン。
セレクトショップやこだわりの食材を使ったレストランなどが路面店のように集い、路地を巡って楽しめる商業施設。シモキタらしさとこれからの時代を考え、感性を刺激する“いいもの”が多彩に揃います
とても興味深い形状で、たくさんのテナントが入り組む感じですね。建物の中央に通路ができ、そこからそれぞれのお店に入る感じです。ある意味、かつてあった下北沢駅前食品市場を彷彿とさせてくれる雰囲気。ちなみに、緑道側からも何カ所か出入り口があります。こちらも、2021年4月オープン予定です。
茶沢通りを挟み、2019年にオープンした下北線路街 空き地へ。施設がオープンしている間は通り抜けができますが、その先は進めないんですよね駅は見えているのに。このエリアは世田谷区が整備する道路で、正式には「都市計画道路補助第54号線（下北沢1期）及び下北沢駅駅前広場（世田谷区画街路第10号線）」というエリアです。この件についてはいろいろありますが、ここまで工事が進んでいるのならとりあえず駅前まで早くつないで欲しいなぁというのが個人的な思いです。
