2023年10月17日(火)ミカン下北・BROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAにて、KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM 「ROOOT」 Meetup Eventが開催され、現地及びオンラインにて約60名が参加しました。

京王電鉄の庄野氏とヒトカラメディアの柳川氏による司会で、KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM 「ROOOT」 Meetup Eventがスタート。

まず、「ROOOT(ルート)プログラム概要」について京王電鉄の浅見氏が説明。京王電鉄におけるオープンイノベーションの背景にはじまり、昨年実施され7社が採択された「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」及び採択事業について解説。「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の取り組みや、地域のプレイヤーと共創し地域価値や沿線価値の向上を目指す「ROOOT」の発足に至る経緯を解説します。
また、「ROOOT」のコンセプトと込められた想い、今回の下北沢での事例をプロタイプとして京王線沿線全体へのエリア価値向上を目指すことや、「遊ぶ」「働く」「学ぶ」「暮らし」「環境」「健康」の6つのテーマについて解説。採択企業において「ROOOT」への応募メリットや、活用できる京王電鉄の連携アセットについても解説されました。

続いて、「京王電鉄の下北沢での取り組みの軌跡」について京王電鉄の角田氏より説明。京王井の頭線の高架化に伴い期間限定で誕生した「下北沢ケージ」、2022年に開業した「ミカン下北」と「SYCL by KEIO」について解説。さらに妄想を起点に実験的な取り組みをつくるきっかけの場である「下北妄想会議」や、妄想を実際に実現する実験応援プログラム「studioYET」、それらを経て「ROOOT」が誕生した経緯についても解説されました。

さらに、京王電鉄の齋藤氏と菊池氏、下北沢一番街商店街振興組合 大木氏、しもきた商店街振興組合 長沼氏、そしてSYCL by KEIOに入居する地方共創ベンチャー企業のFoundingBaseの北村氏が参加し、ROOOTの「6つのテーマを深掘るトークセッション」を実施。
実際に地方共創を行ってきた北村氏による地域との関わり方や、ミカン下北の開発担当者である菊池氏による下北沢との関わり方、斎藤氏からは自社における課題とオープンイノベーションによる可能性が語られます。そして、下北沢の商店街のお二人による「ROOOT」への期待感や、商店街が果たす役割など、内容盛りだくさんのトークセッションに参加者は熱心に耳を傾けていました。

最後に、会場参加者及びオンライン参加者から寄せられた「質疑応答」、さらに「ネットワーキング」タイムが設けられ、参加者と運営スタッフとで活発なコミュニケーションが交わされました。

ミカン下北で最大規模の飲食店であるBROOKLYN ROASTING COMPANY SHIMOKITAZAWAで開催され、多くの企業が参加したKEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM 「ROOOT」 Meetup Event。今回のイベントを経て、プログラムのエントリー締め切りは11月19日。その後12月下旬に採択企業が発表され、2024年1月中旬にプログラムキックオフ、3月下旬に中間発表、6月初旬には最終発表というスケジュールとなっています。
すでに下北沢を拠点としている企業やスタートアップの皆さんはもちろん、下北沢をよりワクワクさせてくれるアイデアを持つ皆さん、ぜひ「ROOOT」のプログラムにご応募ください。詳細・応募は「ROOOT」公式サイトをご覧ください。
