『第17回下北沢映画祭』 『第17回下北沢映画祭』

全プログラム解禁!『第17回下北沢映画祭』10/11-13・下北沢4会場にて開催

2025年10月11日(土)から13日(月祝)までの3日間にわたり、北沢タウンホール・シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』・トリウッド・下北線路街空き地の4会場にて、『第17回下北沢映画祭』が開催されます。

『第17回下北沢映画祭』
『第17回下北沢映画祭』

東京初上映となる『Good Luck』、そして下北沢に実際にあるこはぜ珈琲を舞台とした『結局珈琲』を関東初上映、さらに『ナミビアの砂漠』『HAPPYEND』など2024年の話題作を含む、全プログラムの情報が解禁されました。


A Program
『Good Luck』(監督:足立紳)

©︎2025「Good Luck」製作委員会
(別府短編プロジェクト・TAMAKAN・the ROOM)
©︎2025「Good Luck」製作委員会
(別府短編プロジェクト・TAMAKAN・the ROOM)

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本や、映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』で知られる足立紳監督が、大分県豊後大野の豊かな自然を背景に描く、人生迷走中の男女のロードムービー。自称・映画監督の吉山太郎は、大分で開催された映画祭に自作が入選するが、厳しい批判を受け、傷心のまま隣町の豊後大野へ向かう。そこで未希という不思議な女性と出会い、旅をするうち、ほのかな恋心を抱いていくが……。出演は、『SUPER HAPPY FOREVER』の佐野弘樹、『Chime』の天野はな、そして加藤沙希、篠田諒、剛力彩芽、板谷由夏が脇を固める。

■日時:10月11日(土) 13:50開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『Good Luck』(104分)
■ゲスト:足立紳(監督)
■チケット:<前売・当日>一般:1,800円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


B Program
『結局珈琲』 (監督:細井じゅん)

©2025 C.C.M.P.
©2025 C.C.M.P.

下北沢の街に溶け込み、地元の人たちに愛され続ける実在の喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店・移転までの一ヶ月を綴ったユーモアあふれる会話劇。同店舗の店長・谷川隆次さんが発起人となり企画・製作された本作。撮影は同喫茶店の閉店直後の旧店舗と開店直前の新店舗で撮影が行われ、藤原さくら、柄本時生、細井じゅん、山脇辰哉、東野良平、日高七海、瀬戸璃子らに加え、磯村勇斗、岡田義徳らも特別出演。主題歌は下北沢に縁の深い曽我部恵一がユーモアとペーソス溢れる新曲「エンディング」を書き下ろした。

■日時:10月11日(土) 17:20開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『結局珈琲』(55分)
■ゲスト:藤原さくら(主演)、細井じゅん(監督・出演)
■チケット:<前売・当日>一般:1,800円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】

関連記事:藤原さくら主演、こはぜ珈琲の閉店・移転までの1ヶ月を描いた映画「結局珈琲」大阪アジアン映画祭&下北沢映画祭にてプレミア上映決定


C Program
『HAPPYEND』 (監督:空音央)

© 2024 Music Research Club LLC
© 2024 Music Research Club LLC

舞台はXX年後の日本。多種多様な人々が当たり前に暮らすようになっている一方で、社会には無関心が蔓延し、むやみやたらに権力が振りかざされている”あり得るかもしれない未来“に生きる青年たちの分断と葛藤を、環境音やテクノなどが織り交った独特なサウンドと、エモーショナルな映像美で見事に表現した青春映画の新たな金字塔! 監督を務めたのは東京とニューヨークを拠点に活躍する新鋭・空音央。第81回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門正式出品作品。

■日時:10月12日(日) 10:50開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『HAPPYEND』(113分)
■チケット:<前売・当日>一般:1,500円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


D Program
『ナミビアの砂漠』 (監督:山中瑶子)

©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

初監督作『あみこ』が当映画祭グランプリをはじめ、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に史上最年少で招待されるなど高く評価された山中瑶子監督。やり場のない感情を抱いたまま生きる21歳の主人公カナの日常を描き、第77回カンヌ国際映画祭で女性監督として史上最年少となる国際映画批評家連盟賞を受賞する快挙を達成。ヒロインを演じるのは、今最も注目を集める俳優・河合優実。2020年代の“今”を生きる彼女たちと彼らにとっての「本当の描きたいこと」を圧倒的なパワーとエネルギーで描き切った2024年最大の話題作。

■日時:10月12日(日) 13:30開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『ナミビアの砂漠』(137分)
■チケット:<前売・当日>一般:1,800円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


E Program
『まーごめ180キロ』(監督:白武ときお)

©︎劇場版まーごめドキュメンタリー製作委員会
©︎劇場版まーごめドキュメンタリー製作委員会

お笑いコンビ「ママタルト」の大鶴肥満、彼が放つ「まーごめ」とはいったいどのように獲得されたのか。コンプレックスを抱える彼がその軌跡を辿り、真空ジェシカ、ぺこぱ、サツマカワRPGなど芸人仲間がその人生の輪郭をなぞる。カルチャーからの引用に彩られた大鶴肥満の感性、悲哀と歓喜に満ちたドキュメンタリー映画。配信なし!円盤化なし!帰りにマックが食べたくなること間違いなし!2022年に北沢タウンホールにて開催されたママタルトのライブイベントが3年の時を経てついに下北沢凱旋上映!

■日時:10月12日(日) 17:30開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『まーごめ180キロ』(119分)
■チケット:<前売・当日>一般:1,800円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


F Program
『うえだのまなざし』(監督:三好大輔)

©︎ALPS PICTURES
©︎ALPS PICTURES

長野県上田市にある映画館「上田映劇」で、学校に行きにくい、行かない子どもたちのために映画館を“居場所”として活用する取り組み「うえだ子どもシネマクラブ」。そこに集まる子どもたちが、地域に眠る市民が記録した1960〜80年代の映像を収めた8ミリフィルムに出会い、効果音やアニメーション、音楽などをつけながら自分たちで映画をつくる姿を通して、「家族」や「地域」、「社会」のかたちを問いかける。懐かしい昭和の風景、創作活動を楽しむ子どもたちの表情など、全世代に観てほしい感動のドキュメンタリー。

■日時:10月13日(月・祝) 11:00開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『うえだのまなざし』(66分)
■ゲスト:三好大輔(監督)、直井恵(うえだ子どもシネマクラブ/上田映劇)
■チケット:<前売・当日>一般:1,500円
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


G Program
第17回下北沢映画祭コンペティション

『第17回下北沢映画祭コンペティション』ノミネート作品
『第17回下北沢映画祭コンペティション』ノミネート作品

実写、アニメーション、ドキュメンタリーなどジャンルを問わずに公募を行うコンペティション。今年は応募総数389作品の中からスタッフによる選定を通過した全9作品を上映し、ゲスト審査員によるグランプリ、準グランプリのほか、観客の皆さまの投票による観客賞、小田急電鉄賞、京王電鉄賞、下北沢商店連合会賞を決定。授賞式の前には審査員とノミネート監督全員によるトークセッションを行います。今年のゲスト審査員には山中瑶子監督をお迎えします。 

《第17回下北沢映画祭ノミネート作品》(全9作品)
・アナログ坊やとおたずね老婆   監督:乾拓歩
・田舎星 監督:Oh Hey Do
・ウチの宇宙は三角形  監督:門田樹
・英雄歯 監督:飯塚貴士
・oppo 監督:関こころ
・空回りする直美 監督:中里ふく
・最高の友達ができた 監督:野呂悠輔
・ノイズの住人 監督:アンドレス・マドルエニョ
・不良率 監督:趙 曈

コンペティション審査員
・山中瑶子(映画監督)
・前原美野里(プロデューサー)
・大槻貴宏(トリウッド代表・ポレポレ東中野支配人)
・矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)

『第17回下北沢映画祭コンペティション』コンペティション審査員
『第17回下北沢映画祭コンペティション』コンペティション審査員

■日時:10月13日(月・祝) 13:30開映
■会場:北沢タウンホール
■チケット:<前売・当日>一般:1,800円(通し券)
【世田谷区在住・在勤・在学の方:500円(当日券が残っている場合のみ)】


シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』
下北沢映画祭WEEK《新進監督特集2025》

各地の映画祭で評価され劇場公開へ至った若手監督作品の中でもまだ上映機会の少ない貴重な3作品をセレクトし、日替わり上映いたします。

『石とシャーデンフロイデ』
『石とシャーデンフロイデ』

『石とシャーデンフロイデ』(監督:白磯大知/出演:三村和敬、富田健太郎、田中美晴 ほか) 10/10(金)・13(月・祝)・15(水)
★第24回TAMA NEW WAVE グランプリ/ベスト男優賞
数年前にバイク事故で友人を亡くしたヒトシ。しかしヒトシが心を閉ざし始めたのはそれよりも前のことだった…。ヒトシを取り囲む個性豊かな人々それぞれが何かに寄りかかり誰かを見て安心し誰かと思いあって生きていく。自分の人生を諦められない人々の不器用で優しい物語。

『うってつけの日』
『うってつけの日』

『うってつけの日』(監督:岩﨑敢志/出演:村上由規乃、岩﨑敢志 ほか)
10/11(土)・14(火)・16(木)
★第24回東京フィルメックス メイド・イン・ジャパン部門
音響の仕事をする琴と、フィリピンから一時帰国した元恋人の昭一。ふたりの関係は昭一が海外へ渡ったことで自然消滅していたが、同棲していた団地には琴がまだひとりで暮らしていた。昭一が荷物整理のために過ごす五日間の中で、あることから琴に思わぬ変化が訪れる…。

『平坦な戦場で』
『平坦な戦場で』

『平坦な戦場で』(監督:遠上恵未/出演:櫻井成美、野村陽介 ほか) 
10/12(日)
★うえだ城下町映画祭 第21回自主制作映画コンテスト大賞
高校2年、冬。早崎のぶえと村木智也は仲睦まじく過ごしていた。ある夜、村木は路上で泣いていた女性を家まで送り届けるが…。

■上映日程:10月10日(金)~10月16日(木)
■会場:シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』
※期間中イベント予定
※上映スケジュール発表・チケット発売は「9/30(火)10:00〜」予定、詳細は劇場サイトにて
※通常料金・キャッシュレス決済のみ


トリウッド
『モダンかアナーキー』

『モダンかアナーキー』
『モダンかアナーキー』

「あるみち」で第37回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2015グランプリを受賞し、第66回ベルリン国際映画祭フォーラム部門選出で話題を呼んだ新鋭・杉本大地が、転落死したスケボー少年を取り巻く若者たちの刹那的な日常を生々しく描いた鮮烈な青春映画。出演は、若手実力派俳優の金子大地、村上虹郎、河合優実、藤江琢磨らが集結。

■上映日程:10月11日(土)~10月13日(月・祝)
■会場:下北沢トリウッド
■上映作品:『モダンかアナーキー』(78分)
※チケットは上映3日前より劇場HP・劇場窓口にて発売予定
※通常料金/上映スケジュールは劇場サイトへ

下北線路街空き地
子ども向け野外上映会

(C) 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.

10月10日(金)夜は下北沢映画祭前夜祭を開催! 
“全ての子どもたちに映画館で映画体験を”をモットーに活動を続けるキッズインシネマとのコラボ。番外編企画として、『ミニオンズ フィーバー』を野外上映! 
※入場無料/上映スケジュールは映画祭HPおよびSNSで発表します。


今年も下北沢映画祭の季節がやってきました! メインプログラムのコンペティションはもちろん注目ですが、なんと言ってもこはぜ珈琲を舞台とした『結局珈琲』に注目せざるを得ません。お店移転の話を聞いて真っ先にてんちょに伝えたのが、お店を舞台とした映像を撮ったらどうかと言うこと。さらに資金はクラファンで集めて、なんかもう下北沢映画祭とかに出展しちゃいましょうよ、まさかその全てが実現してしまうとは。まあ、主演が藤原さくらさんというのは、私の想像を完全に超越していましたが、、、。

『結局珈琲』の公開は2026年なので、この下北沢映画祭での上映は超貴重で、完売必至のプラチナチケットになる予感です。チケットは9月13日12時より発売とのことで、URLなど分かりましたら改めてお知らせしますね。

『第17回下北沢映画祭』

期間: 2025年10月11日(土)~13日(月祝)
会場:北沢タウンホール・シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』・トリウッド・下北線路街空き地
チケット: キタザワタウンホールでのプログラムは、9月13日12時よりPassMarketにて発売。K2上映作品は9月30日(火)より、トリウッド上映作品は上映3日前よりそれぞれの劇場公式サイトにて発売予定。
主催:下北沢映画祭実行委員会
後援:世田谷区、下北沢商店連合会(下北沢一番街商店街振興組合・下北沢南口商店街振興組合・しもきた商店街振興組合・下北沢あずま通り商店街・代沢通り共栄会・下北沢南口ピュアロード新栄商店会)、北沢二丁目協和会、北沢二丁目南町会
協賛:小田急電鉄株式会社、京王電鉄株式会社、昭和信用金庫、一般社団法人キッズインシネマ、あだちワンダフルCMグランプリ、株式会社スタジオヒジキ、東放学園映画アニメCG専門学校、Cyber Link、steal factory
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