ふくしまオルガン堂さんで野菜たっぷりのお昼ごはんを頂いて、ふと壁を見るとこんなチラシが貼られていました。

「なすび」その名前を聞いてピンと来る人は同世代なのかなぁ。進ぬ!電波少年で「電波少年的懸賞生活」をやっていた彼です。え? 知らない?? やー、無茶苦茶な番組で無茶苦茶な企画を任されて、見事ミッションクリアーした凄い人です(伝わらねーなー)。これまでも、ふくしまオルガン堂さんのイベントに何度も参加していたなすびさん。聞いてみるとなすびさんは福島出身で、あの震災の復興を掲げて様々な活動をしているとのこと。その中でも最も象徴的な活動がエベレスト登頂を目指すプロジェクト【エベチャレ~なすびの福島パワーアップ的エベレスト登頂計画~】です。エベレスト登頂を目指すなすびさんを激励するイベントのお知らせだったのですね。
昨年福島県の高校演劇部の公演を下北沢でお手伝いして以降、福島のために何ができるのか考えていたこともあり、なすびさんに直接話しが聞きたくてふくしまオルガン堂さんに行きました。

19時頃お店に到着すると、お店のウィンドウが全面曇っている、、、中に入ってみると20人近い参加者が詰めかけていました。ランチの時間帯に来るとのんびりゆったりした雰囲気のふくしまオルガン堂さんですが、この日はコレまでに感じたことがないような熱気に溢れていました。

お店の真ん中になすびさん、そしてその話を聞くみなさま。とりあえず奥で受付をします。この日の参加費2000円は全てなすびさんの登頂を支援するお金になるとのこと。



ふくしまオルガン堂さんにはお昼しか来たことがなくて、お酒を頂くのは初めてなんだけど日本酒はもちろん、ビールや焼酎も全て福島のものです。
そして、なすびさんに今回のチャレンジについて話を聞きました。なぜエベレスト登頂にチャレンジするのか、それがなぜ福島の支援になるのか。直接的な福島への支援ではなく、自らがエベレストに登頂を果たし世界に向けて福島の現状を伝えることの重要性などを話して頂きました。本当に自分ができるのか考えに考え抜いた上で目指すエベレスト登頂。実はこのチャレンジは2回目で、昨年の1回目のチャレンジは失敗に終わっています。だからこそ、必ずやエベレスト登頂を達成したい。困難に打ち勝ちエベレスト登頂を果たしたとき、彼の想い福島に対する想いが全世界に伝わると信じています。詳細はWebサイトに書かれているので、ぜひご覧ください。
今回このチャレンジに出会うまで知らなかったのですが、エベレストへの入山料だけでも200~300万円近くかかるのですね。もちろん、渡航費などもかかるわけで、今回のイベントもそれを支援するために行われましたが、Webで支援できるクラウドファンディングプロジェクトも実施中です。目標金額600万円に対して、まだまだ支援が集まっている状況とは言えません。残された時間は僅かですが、最後の最後まで諦めません。なすびさんの志に賛同頂ける皆様は、ぜひクラウドファンディングへの支援もお願いします。
