皆様、大変お待たせしました。
下北沢の素敵な本屋さんを紹介する記事の後編です!
前編の公開から5ヶ月以上……
某雑誌に下北沢の本屋特集をやられてしまいましたが、
こちらにしか載ってない本屋さんもあるので是非ご覧ください!
ダーウィン・ルームより
――ゆとりの足りない現代社会において、私たちは「教養」が必要だと考えています。「教養」はすぐに役立つものではありません。しかし、もっと深く知りたいという欲求は自分自身の人生を豊かなものにしてくれます。店内には標本や剥製、古書など好奇心を刺激するものがたくさんあります。皆さんの学びの扉をたたく役割になれればと思います。
下北沢駅から徒歩5分。下北沢南口商店街を抜けた先にあるのが、ここ「ダーウィン・ルーム」です。標本や剥製、そして素敵な古本に満たされたこの書店はまさに“好奇心の森”と呼ぶに相応しい場所。店内で飲める美味しいコーヒーとともに本を読めば、何度も通いたくなること間違いなし。
ピリカタント書店より
――街全体がもっとワクワクした場所になるように、音楽と演劇の街に文学的な本やカフェなどの文化が付随するのは素晴らしいことだと思います。下北沢は人間味あふれる街なので、もっと人と人とがつながることのできる小商いのお店が増えていってほしいですね。
一番街本通りから一本中に入ったところにある「ピリカタント書店」。木の優しいぬくもりを感じることのできるお店は、一見すると外国のおしゃれなレストランのよう。「旅と暮らし」をテーマにした本が並び、カウンターでは店主自慢の手料理を存分に楽しむことができます。
※残念ながらピリカタント書店は閉店されたようです。
しばらくは店舗を持たずに書店を続け、遠くないうちに
新たに場所を作るとのことです。
ブックユニオン 下北沢店より
――音楽本を中心に、映画・サブカルチャー系の本を取り扱っています。下北沢は個性的な本屋がいろいろとありますが、当店はレコード屋という強みを活かしていきたいと思います。
有名なレコード販売店ディスクユニオン。その店内にあるのが「ブックユニオン下北沢店」です。場所はザ・スズナリの近く、そして前編で紹介した古書ビビビのお隣でもあります。もちろん音楽関係の書籍の品ぞろえはピカイチ。担当者の方が目を光らせて選んだ良書が並んでいます。
■ほん吉
ほん吉より
――セクシャリティ・ジェンダーを中心に、社会・福祉・精神医療など、本人や家族・援助者が利用できる本に力を入れています。その他、思想・美術・趣味・絵本などいろいろ取り扱います。買取も気軽にお声かけ下さい。
店内ところ狭しと並ぶ本に圧倒されること間違いなし! 子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで訪れるお店がこの「ほん吉」です。場所はブックユニオンのすぐ近く、北沢タウンホールのお隣。バスを待ってる間にふらりと寄るのもいいですよ。
ヴィレッジヴァンガード 下北沢店より
――本に興味のない人でも、「こんな面白い本があるんだ」という発見をしてほしいですね。そして、ぜひ下北沢の各書店さんへも足を運んでもらえたらと思います。
ヴィレッジヴァンガードの中でも特に本に力が入っているのが下北沢店ではないでしょうか。小説から雑誌、漫画に写真集まで、ただいろいろと取りそろえるだけではなく、ヴィレッジヴァンガードに来る人が興味を持ちそうな本ばかり。読書初心者の人におすすめです!
■気流舎
気流舎より
――気流舎はカウンターカルチャー専門店です。サイケデリック・ビートニク・シャーマニズムなど、オルタナティブに生きるための本をいろいろと取り扱っています。特製のチャイや珍しいお酒も飲めますよ。
下北沢の本屋の中でも個人的にひときわ異彩を放っていると思うのが「気流舎」です。こちらでは、スパイスの効いたチャイを飲みながら、本を読むことができます。秘密基地のような店内には、刺激的な本がたくさん。外から見ると何のお店なのかわからないかもしれませんが、一歩中に入れば優しい店員さんがむかえてくれますよ!
まだまだ下北沢には面白い本屋さんや、ブックカフェがあります。
これからは演劇の街、音楽の街、そして本の街としての下北沢になってほしいなと思います。
いきなりのインタビューや撮影の依頼にも関わらず、気軽にご協力してくださった本屋さんの皆さん、本当にありがとうございました!
以上、本屋巡りの後編でした!