世田谷代田にある空間工場さんから、ギャラリーとして初の個展となる永岡かずみ展「つながる空の中」が開催されるのでぜひお越しくださいとメッセージを頂きました。世田谷代田の空間工場? ギャラリー? どんな場所なのか全く知らなかったのですが、何となく興味があり初日に伺いました。

空間工場外観、こんなところにこんなスペースがあったのか

小田急線世田谷代田駅から徒歩1分くらい、下北沢からでも歩いて10分はかからないかな。車で下北沢に来るときには必ず通る道沿いに、空間工場はありました。それにしても、しっぶい建物だなぁ。

永岡かずみ展「つながる空の中」

空間工場はもちろんだけど、永岡かずみさんという方も全く知らない、、、イベントのFacebookページを見てみると

『テラコッタによる彫刻作品展です。』

テラコッタ? てらこった?? な、なんですかそれは??? テラコッタについてWikipediaでチェックしてみると、

『テラコッタ (terra cotta) とはイタリア語の「焼いた (cotta) 土 (terra)」に由来する言葉。以下のような意味をもつ。
1. 陶器や建築用素材などに使われる素焼きの焼き物。
2. 上記に用いられる粘土のこと。
3. 上記 1. または 2. から転じて、そのような色のこと。通常、茶色がかったオレンジ色である。
テラコッタ -Wikipedia- 

んーと、焼き物なの? 焼き物なのに彫刻なの?? まー、とりあえずみてみようじゃないか。

空間工場1階展示スペース

そもそも、空間工場というスペース自体が不思議空間ですが、そこに並ぶ永岡さんのテラコッタ作品の数々。アート、とくに立体アートについては全く知識が無く、どう感想を書いたらいいのか全くわかりませんが、1つ言えることは「これらの作品はどうやって創っているのだろう?」ですね。とにかく、不思議な作品です。

空間工場2階展示スペース

そして、空間工場2階の展示スペースに上がります。開放的で明るい1階の雰囲気とは異なり、ライティングが施された作品群はさらに言葉での説明を難しくさせます。

パンフレットに書かれている文章を引用します。

作品について

テラコッタを素材に彫刻作品を発表しています。紐づくりという原始的な技法で造形し、彩色は焼成前に施すという独自の方法をとっています。制約のある手法の中、表現方法を日々模索し、自然から着想したイメージを膨らませ、素材の持つ柔らかな質感や色合いを活かしながら制作しています。また、金属や木などの異素材と組み合わせた作品も発表しており、個展ではそれらによる空間構成の展示となります。作品を通して、日常から一歩踏み出した世界を感じて頂けると幸いです。

わかるような、わからないような、、、。ただ、その創り出す手法はともかく、目の前にある作品の説明が困難です。2階のスペースで最も存在感を放っている作品を写真で紹介しましょう。

Night is Filling – 夜が満ちてくる 2014 50×43.5x57cm

つ、伝わらない。この作品というより、このコはかなり大きい作品で存在感が凄いのですが、写真だとその存在感が全く伝わらない、、、。他の角度の写真で紹介しよう。

Night is Filling – 夜が満ちてくる 2014 50×43.5x57cm

なんか、さっきの写真とは伝わってくる感覚・イメージ・ストーリーが違ってくる。本当にうまく説明できないのですが、色々な角度・方向からこのコを眺めたくなります。

Night is Filling – 夜が満ちてくる 2014 50×43.5x57cm

ほら、上の方から見下ろすとこれまた違うイメージになる。立体アートはもちろん、それぞれの角度から見られることをイメージして創られていると思いますが、ここまで様々な見え方がある作品というのは初体験です。ぶっちゃけ、このコを見ながら一晩酒が飲める勢いです(?)。

作品自体の素晴らしさ・存在感はもちろんですが、この空間工場との一体感はどこから来るのだろう。と、その辺りをこのコたちを生み出した永岡かずみさんに聞いてみると、この展示スペースを見てから創り出したとのこと。そういうことか、だからここまで空間との一体感を感じることができるのですね。

『永岡かずみ展「つながる空の中」』は6月20日(金)から7月2日(水)の期間で(休廊26日(木))、時間は11:00から18:00まで(最終日のみ16:00まで)。とにかく、現場で見てもらいたいです。私が感じた説明できない感覚を、ぜひ皆さんも感じてください。

世田谷代田には最近少しずつですが素敵なお店が増えつつあります。その中でもこの空間工場は文字通り素敵な「空間」を生み出すスペースとなっていました。空間工場は元々アート作品を生み出すためのアトリエだったのですが、今後は様々な形での活用を考えているとのことです。

小田急線世田谷代田駅から徒歩1分、井の頭線新代田からは5分、下北沢の駅からは10分弱ですかね。賑やかな下北沢の街から抜け出して、世田谷代田へお越しください。

あ、最後に私が一番気に入ったコをご紹介。作品の話しを永岡さん本人に聞いてみるのも、これまた楽しいですよー。

つづる

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『永岡かずみ展「つながる空の中」』
期間: 2014年6月20日(金)~7月2日(水)休廊26日(木)
時間: 11:00~18:00(最終日のみ16:00)
会場: 空間工場
住所: 世田谷区代田5-8-14
https://www.facebook.com/events/1411496135795721/

Art

About the Author

黒田

下北沢の街に流れ着いてはや22年、この街で映画のワンシーンのような場面を見続ける日々。Web制作会社の有限会社第四企画社長兼インフラエンジニア兼しもブロキュレイター。日夜下北沢のエンターテインメントをチェックし、ひとりでも多くの人たちに伝えるべく下北沢の街を駆けずり回っております。 [Twitter]m_kuroda

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