今は、おうちにいよう。また、この街に、下北沢に来る日まで

2020年4月7日に緊急事態宣言が発出されてから2週間が経ちました。仕事の関係でどうしても下北沢の事務所に来る必要があったので、久しぶりに下北沢の街を歩きました。

平日のお昼、この時期の下北沢はそれほど人が多い時期ではないですが、ここまで人が少ないとは思いませんでした。スーパー周辺は地元の皆さんでたくさんの人がいますが、それ以外の場所では本当に人を見かけません。

飲食店をはじめとして様々なお店には臨時休業の張り紙。一部の飲食店では軒先にテイクアウトの商品を並べていますが、感覚的には7割ほどのお店が休業していました。

東京都からは今週末から5月6日までを「いのちを守る　STAY HOME 週間　STAY HOME, SAVE LIVES」と掲げ、「STAY HOME 週間」自宅で過ごすこと、人と接触を減らすことがCOVID-19の感染拡大を防ぐために重要なこととしています。不要不急な帰省や旅行、他府県への移動は自粛し、買い物などの外出についても3日に1回程度に控えることが要請されています。

「しもブロ」は、様々な魅力が溢れている下北沢という街に1人でも多くの人が足を運びたくなる、そんな情報を発信することを使命としています。下北沢に来て欲しい、下北沢で個性的なお店を営む本当に魅力的な人たちに会いに来て欲しい、それが全てです。しかし、今「しもブロ」が伝えるべき事は『おうちにいよう』、その一点だけです。COVID-19、SARS-CoV-2というウィルスのこれまでに分かっている特性を考えれば、やはり人と人との接触を極限まで減らすことに価値があると思います。改めてお伝えします、今はおうちにいましょう。

ライブハウス、小劇場、映画館、ギャラリー、お笑いのライブハウス、そして様々なイベントスペース、下北沢のカルチャーを支えるほとんどの場所が臨時休業を余儀なくされています。あの場所にたくさんの人がいるからこそ、下北沢という街の魅力は無限大なんだと改めて感じています。魅力的な人たちが魅力的なエンターテインメントを生み出し、それに感動する人たちが集う。そんな下北沢を取り戻すために、今は我慢の時です。本当は今も伝えたいことがある、でも、しもブロは現地取材休止を5月6日まで延長します。

しかし、この点だけはふれておきます。下北沢近隣にお住まいの皆さんのために、スーパーをはじめとして私たちの生活を支えるお店は営業を続けています。特に飲食店の皆様は、テイクアウトでみなさんの食を支えてくれています。しもブロではまとめることができていませんが、下北沢を盛り上げる盟友でもある「I LOVE 下北沢」のみんなに、冬にサーキットイベントで私たちを楽しませてくれる「下北沢にて」のみんな、天狗まつりや阿波おどりで私たちを楽しませてくれる「下北沢一番街商店街」の皆様、さらには下北沢の飲み仲間の有志で立ち上がった「シモキタTAKEOUT」のみなさん、たくさんの人たちが下北沢の飲食店の皆さんの頑張りをサポートしてくれています。ぜひ、様々なテイクアウト情報をチェックし、しっかりとご飯を食べましょう。そして、再びお店でみんなで乾杯しましょう！

もうね、COVID-19の原因であるSARS-CoV-2がやっべーヤツだってのはわかりましたよ。わかった、わかった、現時点じゃ勝ち方が見出せない、ツラい、本当にツラいです。でもね、なめんなよ人間を。絶対にこの状況から脱して、再び下北沢はサイコーに魅力的な街として、全国から、いや全世界から人が集まる街になるからな。なんてったって、世界で2番目にクールな街なんだから！

だから、皆さん頑張りましょう、耐えましょう。しもブロもできる限りのことをします、下北沢で動くことはできませんが、オンラインで下北沢という街を支える活動をします。

最後に改めて、

「今は、おうちにいよう。また、この街に、下北沢に来る日まで」

しもブロ読者の皆様、よろしくお願いします。