東京・下北沢のライブハウスMOSAiCが、営業継続とリベンジフェス開催に向けた支援金を募るクラウドファンディングプロジェクト「MOSAiC 本気になる。〜一緒に未来を先取ろう!リベンジフェスに向かって〜」をCAMPFIREでスタートさせた。
今年16周年を迎えるMOSAiCは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う営業自粛要請、緊急事態宣言の発令により、3月末から5月末までの営業はほぼ中止、休業に。恒例となったMOSAiCが主催する、下北沢ライブハウス11会場同時開催のサーキットフェス「KNOCKOUT FES 2020 spring」も中止となり実損額も発生している。
クラウドファンディングでは600万円を目標金額に設定し、営業継続のための店舗維持費や運転資金、諸経費に充てる。また目標金額を大きく上回れば、大型リベンジフェス開催に向けての費用に充てる予定だ。
支援者へのリターンとして、約20組のアーティストによって開催される「未来先取りイベント」の特典付きチケットや、MOSAiCが厳選したアーティストによる弾き語り動画などが用意されており、アーティストと共に未来を作る斬新なアイデアで溢れている。
CAMPFIREのプロジェクトページには、菊池遼(the quiet room)、クミコ(シナリオアート)、さめざめ、海保けんたろー(ドラマー、Frekul代表)など、多数のアーティストから応援のコメントが掲載されている。まずは、プロジェクトページをご覧頂き、支援を検討頂きたい。
はい、下北沢MOSAiCがクラウドファンディングを発表しました。私にとって下北沢MOSAiCというライブハウスは、イベントを開催したことがあることを含め本当に思い入れが深いライブハウスです。
緊急事態宣言が発令されてから、お店が真っ暗のMOSAiCの前を何回も通りました。いつもならリハーサルを控え、スタッフさんやリハの準備をするミュージシャンのみんなが楽しそうに談笑してるあの1Fが、真っ暗なんです。MOSAiCが心血を注いでいる春のKNOCK OUT FESも中止になってしまい、本当に心配をしていました。
そんなMOSAiCが自らの存続をかけ、クラウドファンディングプロジェクトを実施します。多くのことは語りません、応援したい、応援しなければなりません。自分にとって大切なライブハウスを守るため、自分も動きたいと思います。
下北沢はライブハウスや劇場が元気だからこそ成立している街なんだ、そのことをこの数週間で痛感しました。ミュージシャンと役者、お笑い芸人、なんだかよくわからないけどクリエイティブなあなたたちが生き抜くために、何一つ失ってはいけない。ライブハウスMOSAiCもそんな存在の内の一つです。皆様のご支援、心からお待ちしております。