2022年1月20日(木)10時、「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」にて『偶然と想像』を鑑賞しました。そう、これがこの映画館「K2」での1本目の一般向け上映作品です。

 「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」
「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」
K2のカウンター
K2のカウンター
1月20日時点での上映スケジュール及び座席表
1月20日時点での上映スケジュール及び座席表
チケット購入用のタブレット
チケット購入用のタブレット
カフェのカウンターの横の通路から奥へ
シアターの入り口
シアターの入り口

チケットは事前にスマホで「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」公式サイトから購入しましたが、カウンターのタブレットからも購入することができます。開始15分前にシアター入り口で購入後に送られてきたメールをチェックしてもらい、シアターに入ります。

シアター内
シアター内
とーっても座り心地のよいシート
とーっても座り心地のよいシート
前から2列目だったのでかなりダイナミックな映像で鑑賞することになりました
前から2列目だったのでかなりダイナミックな映像で鑑賞することになりました

偶然と想像』は、第71回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ受賞した濱口竜介監督の最新作。正直、映画の内容についてはあまり知らない状態でしたが、「K2」で上映される1本目の作品ということもあり鑑賞しました。

この作品は「偶然」をテーマに3つの物語が織りなされる初の、そして自身が「このスタイルをライフワークとしたい」と語る「短編集」。

第一話「魔法(よりもっと不確か)」について、古川琴音さんは下北沢を舞台とした映画「街の上で」に出演していて、中島歩さんも実は下北沢の小劇場でお芝居を観たことがある、そんなライトな感覚で観はじめましたわけですが、気がつくと目の前で拡がる世界に完全没入。うわ、すごい作品だ、と息をつく間もなく第二話「扉は開けたままで」がはじまり言葉にはできない感覚で満たされ、さらにさらに第三話「もう一度」では偶然が生み出したシチュエーションに訳の分からない緊張からのある種の奇跡に感動を覚えました。

三話とも共通していたのは、会話(台詞)がかなり多いこともあり自分の中では処理が追いつかず、考えるのではなく感じるように観ることによって、今まで見たどんな映画とも異なる形で作品の世界感に浸ることができたこと。いやあ、凄い作品だった、凄い作品だとしか言いようがありません。

と、作品について書きましたが、この記事は「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」のレビュー記事でした。エンドロールが終わりシアターを出て最初に感じたこと、それは完全に映画の世界に浸ることができ、何にも邪魔されなかったことに尽きます。快適なシートでただただ映画を感じることができた、それがこの「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」のインプレッションであり、それがシアターという場所にとって良いことなのだと思いました。

2022年1月20日の「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」、かつて複数のシアターがあった下北沢の街に、映画の光が新たに灯りました。演劇・音楽・古着・カレーなどなど様々な街と称される下北沢に「映画」が加わることになるであろう、記念すべき日となりました。


あ、一つだけ書き忘れました。今回上映されたのは「偶然と想像」英語字幕付き Wheel of Fortune and Fantasy (with English subtitles)、そう英語の字幕付きでした。普段、海外作品を日本語字幕で観ることはあっても、日本の作品を英語字幕で観るのは初体験。日本の作品を英語圏の皆さんに観て頂けるのは、大きな価値と可能性を感じます。1月22日の「ドロステのはてで僕ら」も、英語字幕付きで上映されます。

「シモキタ – エキマエ – シネマ K2」

北沢2-21-22 ( tefu ) lounge 2F
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About the Author

クロダマサノブ

しもブロキュレーター。20代前半で下北沢にたどり着き早20年、日々進化し続ける下北沢の街を巡り、下北沢の今を伝えています。

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