WOWOWオリジナルドラマ ダブル WOWOWオリジナルドラマ ダブル

下北沢を舞台にふたりの役者の熱き日々を描く物語、千葉雄大×永山絢斗“ダブル主演”『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』6/4スタート

第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞するなど、話題沸騰の漫画「ダブル」。演劇・役者の世界を描いた異色の漫画として話題を呼び、ファンの間でも実写化が期待されていた注目作をWOWOWが連続ドラマ化することが決定、2022年6月4日(土)22:30より放送・配信スタートします。

原作コミック「ダブル」ヒーローズ刊

主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の二人。
天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田 多家良(たからだ たから)役に、俳優としてのキャリアはもちろん、俳優が短編映画監督に挑戦するWOWOW の人気プロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム2」では、『あんた』(WOWOW オンデマンドでアーカイブ配信中)で監督・脚本・主演の3役もこなすなど活躍の場を広げる「千葉雄大」。
自身も「世界一の俳優になりたい」という夢を抱きながら、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え生活も支えるもう一人の主人公・鴨島 友仁(かもしま ゆうじん)役には、たしかな演技力と存在感で映画・ドラマと出演作が相次ぐ「永山絢斗」。
年齢も同じで誕生日も2日違いという同世代でありながら本作で初共演となる二人が“ダブル”主演として、緊張感のある共依存関係の役者二人を演じます。

https://www.youtube.com/watch?v=Q3Ivdev_efM

監督は、『十三人の刺客』、『シン・ゴジラ』などに助監督として参加、三池崇史、庵野秀明、樋口真嗣などに師事し、本作が連続ドラマ初チーフ監督となる新鋭・中川和博。脚本は、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の吉田恵里香が務めます。プロデューサー、監督、脚本、主演と30代のクリエーターが集結し、この世代にしか作れない “ヒリヒリとした熱い人間ドラマ”を描き出します。

そして、原作と同様にドラマにも、下北沢の街、スズナリ劇場など演劇ファンも必見のロケーションが登場します。下北沢ファンにとっても見逃せない作品になるでしょう。

<ストーリー>
会社勤めの宝田多家良(千葉雄大)が雨の降る中、傘もささず、無気力に歩いている。そんな中、舞台の呼び込みに導かれ、劇団英雄の公演を観劇。その公演に出演していた鴨島友仁(永山絢斗)の芝居に心揺さぶられた多家良は、会社を辞めて役者の道へ進むことを決意。劇団英雄に所属することになった多家良に、友仁は芝居のいろはを教え込む。その中で、多家良の才能に唯一気付き、彼を世界一の役者にすることを望む。同時に、彼自身もまた世界一の役者になる夢を抱き続けていた。
2人は奇妙な共同生活を送りながら、役者としての成功を目指す。やがて、多家良は友仁の支えにより、才能を開花させ、スターダムに上り詰めていく。しかし、やがて2人の関係にも変化が訪れる。30代、夢を追うか、諦めるか。人生の瀬戸際に立つふたりの役者の熱い人生のひと時が描かれる。

原作の野田彩子さん、主演の千葉雄大さん、永山絢斗さんは、『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』放送にあたり、以下のようにコメントされています。

野田彩子(原作)コメント
原作の野田彩子です。人間が演じる姿を描きたくて始めた『ダブル』が人間によって演じられるというのは大きな喜びです。漫画や映像作品の面白さをたとえば文章で説明するのは難しいことですが、人間がその身に持てる情報量を最大限に利用して演じるならばきっとすばらしいものになると思います。描けない漫画家の代わりにドラマ版『ダブル』にはがんばってほしいです。

千葉雄大コメント
白羽の矢が風に流れて僕のもとへ。
演るからには精一杯出しきります。
友仁さん役の絢斗くんは同い年で誕生日も2日違い。僕たちなりのダブルをたのしみにしていただけたらと思います。いい現場です。

永山絢斗コメント
宝田多家良と鴨島友仁。二人の関係が微笑ましくて切なくて、この物語のファンになりました。
他の登場人物もそれぞれとても魅力的で、それを演じる役者さんも自分の好きな方ばかりですし、同世代の役者さんと W 主演の作品をやってみたいと思っていたので、今回同い年の千葉雄大くんと共演できるのも嬉しい限りです。
『現在と未来が希望に輝いていたあの過去はどこに消えたんだ』
三人姉妹の劇中台詞が友仁の心情にモノローグの様にかかったり、イマジナリー友仁として多家良の前に現れたりと、このドラマならではの効果的なシーンが随所にあり、観ていただける方にきっと楽しんでもらえる作品になると思います。
舞台経験のあまりない自分が劇団員の役をやらせてもらうのは大変恐縮ですが、友仁を通して色々な発見を出来るように最後まで楽しみながら向き合います。

さらに、彼らふたりの物語を彩るオールキャスト10名も解禁されました。

路上で見かけた多家良に魅力を感じ芸能事務所にスカウトするマネージャー・冷田一恵役に「桜庭ななみ」、人気俳優として活躍し多家良と友仁とは良き同志となる轟九十九役に「堀井新太」、アイドルと演技派女優の顔を合わせ持ち多家良に興味を示す今切愛姫役に「工藤遥」、舞台演出家で多家良たちの運命を動かす岐(ふなと)華江役に「神野三鈴」、日本を代表する映画監督で多家良と出会いその才能を見出していく黒津壮市役に「津田寛治」が扮し、二人の物語を彩るメインキャストとして名を連ねます。

さらに、二人を取り巻く個性豊かなキャストにもぜひご注目ください。多家良と友仁が所属する【劇団英雄】の団長・水野英雄役に「板橋駿谷」、二人と同じアパートの住民で漫画家の川上たつひこ役に「前野朋哉」、二人の演劇仲間で劇団を主宰する永田信也役に水間ロン、多家良が所属する芸能事務所【フラット】の社長に「橋本じゅん」、フラットの看板女優であり社長夫人の神野美波役に「中山忍」が顔を揃えます。

二人の俳優を軸に、夢を抱き、時に挫折し、登場人物たちがそれぞれの思惑を巡らせながら織りなす濃密な人間ドラマ。実力派俳優陣による掛け合いを、ぜひご覧ください。

WOWOWオリジナルドラマ ダブル
WOWOWオリジナルドラマ ダブル

出演に際し10名のキャストの皆さんは、以下のようにコメントされています。

桜庭ななみ (冷田一恵役) コメント
今回千葉雄大さん演じる宝田多家良のマネージャー、冷田一恵を演じることになりました。私自身もマネージャーさんと行動する時間が多く、普段のマネージャーさんの動きなどを参考にしながら演じ、とても楽しい時間となりました。多家良や永山絢斗さん演じる友仁が俳優としての夢を追っていく物語でもありますが、私が演じる冷田がマネージャーとして成長していく姿にも注目していただけたら嬉しいです。

堀井新太 (轟九十九役)コメント
「ダブル」は演劇、芝居の良さが沢山詰まっている作品です。人情や街並など、この世界にどっぷりと浸かってみたくなる要素が沢山詰まっています。そして、主人公二人の関係性には不思議と微笑ましくなると思います。僕が演じた九十九は芸能界の先輩役者として、多家良に色々なことをアドバイスしたり、作品に出るきっかけを作ったりと、とても重要な役所です。伝え方一つを間違えると、原作で描かれているキャラクターの性格の良さが消えてしまうと感じたので、ひとつひとつの所作を大切に監督と密にセッションしながら作り上げていきました。お楽しみにお待ちください。

工藤遥 (今切愛姫役)コメント
初めて今切愛姫を見た時に、もの凄く近くにいるような、自分を見ているような、不思議な感覚に陥ったのを覚えています。きっと、別の方が演じていたら、狂うほど嫉妬したでしょう……宝物で、大きな財産です。楽しんで頂ける作品になっていると思います。

神野三鈴 (岐華江役) コメント
自分とは違う人間になる”ダブル” 他者の立場になって世界を見る”ダブル”
一人ではいけない世界に行く”ダブル” 一人で立ちながら二人で生きる”ダブル”
雄大くんと絢斗くんの熱情の中にたくさんのダブルが見える。
そして純粋に名作演劇のオンパレードを楽しんでいただきたいです。
この世は舞台。私たちはみんな役者。

津田寛治 (黒津壮市役) コメント
若き俳優達のリアルを描いた野田彩子先生の名作「ダブル」ドラマ化にあたり、物語の中でも重要なキャラクターである黒津監督役で白羽の矢が立ったときは相当なプレッシャーでしたが、若き俳優達を演じる若き俳優達に救われました。みんな、本当にありがとう!!

板橋駿谷 (水野英雄役) コメント
「ダブル」には作品を作り出す時の苦しみも喜びも全て詰まっている。このドラマも同じことが言える。千葉さん、永山さんを現場で観てるだけでとてもワクワクした。きっと他のキャストの方々のシーンもワクワクするに違いない。大好きな作品「ダブル」のワクワクが沢山の方に届きますように。

前野朋哉 (川上たつひこ役) コメント
主人公の二人と同じアパートに住む、漫画家の川上たつひこ氏を演じました。鴨島くん、多家良くんとの日常的なシーンが多く、終始和んだ雰囲気で楽しく撮影できました。ただ、アパート外の二人は全く知らないので、こう言うとややこしいですが、俳優の仕事をしている二人を早く見たいです。”俳優”という生き方をどうぞお楽しみください。

水間ロン (永田信也役) コメント
中国に「浮生夢の如し」という言葉があります。人生は夢のように短く儚い、そんな夢の中で踠き苦しむ30代のラブストーリーです。
と、こういう事を言いそうな演出家の永田信也役を演りました。ぜひご覧ください!

橋本じゅん (社長役) コメント
お芝居として、かなり見応えがあり過ぎるドラマです。これは、小劇場出身であり、未だにその劇団に在籍している僕などにはグサグサに突き刺さりまくりまして、真実と虚構がかなりのシンクロ具合!何にせよ『虚実皮膜』とはこの事だな、と。すみません、イチ役者としてコメントしてしまいました。

中山忍 (神野美波役) コメント
女優・神野美波…一体、何者なの?!撮影が終わった今も最大の謎です!看板女優ということで事務所に飾られている過去の出演作のポスターや数十年前と思われるカレンダーの撮影もしっかり行われ、細やかに作り込まれる世界観が楽しかったです。劇中劇で演じた「町田さん」もへんてこな人で面白かったな。撮影の合間に怪獣映画の話題で、少年のように目をキラキラさせる中川監督と高江洲プロデューサーと盛り上がった事も楽しい思い出。「ダブル」クライマックスをどう迎えるのか?!私も楽しみです!

https://youtu.be/g_fEDv2en8I

『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』は、6月4日(土)22時30分放送・配信スタート、全10話。放送は毎週土曜22時30分から【WOWOWプライム】【WOWOW 4K】にて、第1話は無料放送されます。配信は【WOWOWオンデマンド】にて各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信、無料トライアルも実施中なのでぜひご覧ください。

<番組情報>
番組名:「WOWOWオリジナルドラマ ダブル」
原作: 野田彩子『ダブル』(ヒーローズ刊)
脚本: 吉田恵里香
音楽: 岩本裕司
監督: 中川和博
出演: 千葉雄大、永山絢斗
桜庭ななみ、堀井新太、工藤遥、板橋駿谷、前野朋哉、水間ロン、中山忍、橋本じゅん
神野三鈴、津田寛治
プロデューサー: 高江洲義貴、石塚紘太
制作協力: シネバザール
製作著作: WOWOW
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/double/