下北沢発の衣裳屋ブランド「MONSTROUSA」 が、2024年秋冬のオリジナルコレクションをリリース。ブランドオフィシャルECサイトでの発売開始に合わせ、12月25日(水)から12月29日(日)までの5日間、ミカン下北高架下スペースにてポップアップを開催します。

下北沢を拠点に30年以上衣装を作り続けてきた衣装屋が作るアパレルブランド「MONSTROUSA」、二弾目となるオリジナルコレクションのテーマは”HABITAT”。
膨大な量の最適化された情報が感性に触れ続ける日々。流行も個性を表現しないものになってしまった現在、その選択肢の多さに対して、人の一生は短すぎる。ありのままの感性を表現することができ、個が個のまま存在できる場所。本コレクションでは、個をリスペクトし有るべき姿を再現する、”HABITAT(自生地)”をテーマとしました。

メインシルエットは和服をモチーフに展開。洋服に比べて生地の大きさにゆとりのある着物由来のデザインは、機能性だけでなく着用者の心に”ゆとり”を生むと考えます。たゆたう生地は着心地良くゆったりと身体を包み、それぞれがありのままの雰囲気や佇まいを表現することを後押しします。
和服に学んだライフスタイル 気鋭のアイテムを提案
かつて江戸時代では、庶民がお洒落をする事が禁止されていた時代もありました。人々は一見地味な着物を着ているようで、その裏地や長襦袢(インナー)を華やかに彩り、お洒落を楽しんだといいます。和服には知恵や心づもり、多くの粋な表現が詰まっています。流行目まぐるしい現代社会において、着用者が自分らしく伸び伸びと有り続けられるようなデザインを提案します。

衣裳屋ブランドらしく”枠(わく)”をはみ出したPOPなアイテム
今回のコレクションは和服モチーフだけでなく、「ありのまま伸び伸びと生きる」というテーマを内包しています。提案するカジュアルアイテムは、文字通り枠をはみ出た大胆なプリントを施したトレーナーやパーカー。衣裳屋×珍奇植物の遊び心あふれるアートを使用したロングTシャツなど、着る人が思わず開放的な心持ちになれる服を目指しました。

HABITAT Art TAG Trainer feat.吉村生成
画力抜群のアートは繊細なインクジェットプリント。身頃を大きくはみ出たダイナミックなブランドネームは規格外のシルクスクリーンプリント。2種のプリント工程を経て製作されたトレーナーは、ブランドコンセプトの「OVER MADE」を象徴とするアイテムです。背面のブランドタグは、母体となる衣装デザイン会社で使用した生地端材を活かした一点モノです。
HABITAT Art TAPE Hoodie feat.吉村生成
15オンスの極厚生地に加え、裏起毛のジップアップパーカーは肌寒い季節に重宝するアイテム。シンプルな黒パーカーの背面に、身幅をはみ出たアートをシルクスクリーンでプリントした大胆なデザインは、ブランドコンセプトを象徴する1着です。フードテープは、母体となる衣装デザイン会社で使用した生地端材などを活かした一点モノです。

HABITAT Heavy Long T-shirts feat.吉村生成
9.1オンスの厚手素材のTシャツに、圧倒的な描き込みが映える線画アートをプリント。右袖にはブランドネーム、左袖には衣裳屋さんの象徴的なマストアイテムであるピンクッション。モノトーンで落ち着いた色味ながら、遊び心とこだわりを込めた1着です。
HABITAT Double TAG Beanie
ミニマルかつ個性的なシルエットのビーニーに、ブランドを象徴するArt TAGを施しました。折り返しを伸ばすとシンプルな黒タグもあり、2Wayで楽しめるデザインです。

今回のメインアートを手がけたのは、MONSTROUSAの作品に最も多く参加してきた吉村生成氏。珍奇植物たちが裁縫道具を用いて、自らの自生地(HABITAT)へ帰ろうと奮闘する物語をイメージ。他に類を見ない異色の組み合わせを圧倒的な描き込みで表現したアートです。

俳優 浅野和之氏がアパレルブランドのモデルに初の起用
「コレクションを構想する中で、和服をモチーフにしたアイテムの背景は、生命力と月日の重なりを感じられる、緑の深い茂みが適すると思いました。雨風に打たれても、すっくとその場に存在する樹木のような力強さ。どっしりしながらも柔らかな物腰。年月を経ても情熱を絶やさず新天地を求める様(さま)は、まさに浅野和之さんの在り方そのものでした。重いけど、軽い。頑丈だけど、柔らかい。今回のコレクションでは、そういった深みのある服づくりに挑戦しています。」(MONSTROUSAブランドディレクター:岩男海史氏)
「俳優、服創り、社会貢献に対する意識等々。岩男君のバイタリティには感心するばかりです。今回モデルのお仕事をお引き受けしたのも、若い人の力になれたらとの思いからでした。岩男君の創造した服創り「MONSTROUSA」の発展を楽しみにしています!」(メインモデル:浅野和之氏)

[2024/12/25 追記]
そして12月25日(水)から、ミカン下北でのポップアップがスタートしました。




ポップアップ期間中は、MONSTROUSAブランドディレクターの岩男海史さんも常駐。カスタムオーダーやライブプリントもできますので、ぜひお立ち寄りください。

MONSTROUSA APPAREL LIVE「HABITAT」@ミカン下北 高架下スペース
開催期間: 2024年12月25日(水)~12月29日(日)
開催時間: 11:00-19:00
開催場所: ミカン下北 高架下スペース(あずま通り側)
イベント内容:
1. 新作アイテム販売
今回のHABITATだけでなく、ECサイトで販売しているアーカイブ商品などを販売いたします。実店舗をもたないMONSTROUSAの服を手に取って購入できる数少ない機会をお見逃しなく!
2. カスタムオーダー
新作アイテム「HABITAT JKT・COAT・PANTS」や前回コレクションのBOX COATなど、MONSTROUSAの完全オリジナルアイテムをその場で受注いたします。多くの生地やボタンのバリエーションから素材を選び、デザインを決めていただきます。受注から2~4週間を目安に完成ののち、お届けいたします。
3. LIVEプリント
お客さまの服にその場でプリントを加え一点モノに仕上げるMONSTROUSAのキラーコンテンツです。HABITATに登場した新作アートを中心に、ウルトラマン系アーカイブなども取り揃えてますので、是非お気に入りの1着をお持ち込みいただけますと幸いです。