スペインバル『アティコドス（Atico dos）』

井の頭線西口から徒歩1分の場所に新しくできたスペインバル『アティコドス（Atico dos）』。そういえば、4月末にツイッターでお店情報をお知らせしていましたね。

おんだら市場の跡地かな、スペインバルアティコドスというお店がオープンするそうだ（5月上旬 pic.twitter.com/QqMTZo7Ybj
— 下北沢ブロイラー(しもブロ) (@shimobro) 2014, 4月 29

そんな5月6日にオープンしたばかりのお店、『アティコドス』さんへランチに行きました。

バルって言うと、何となく狭くて濃い色のイメージがあるのですが、このお店は開放的で白ベースの明るいお店です。

この日のランチは『鶏もも肉の鉄板焼』（980円）に『カサゴの鉄板焼』（980円）、そしてパエージャランチ（1,700円）。そうだなー、お魚が食べたいので『カサゴの鉄板焼』をチョイスします。

オーダーするとすぐに前菜のサラダがテーブルに。運ばれてきた瞬間、おいしそうな香りが。テキトーな付け合わせのサラダじゃない、味付けは勿論だけど、野菜のおいしさが際立つ。このお店のポテンシャルがわかりました。

続いてサーブされたのはタパスの「キビナゴのエスカベッチェ」、エスカベッチェはスペイン風のマリネです。サラダで驚いている場合じゃない、このキビナゴのエスカベッチェもすごい。キビナゴの苦みも全く感じず、酢のつかり具合も絶妙。思わず、ワインを頼みたくなる。前菜でこのレベル、メインはどうなっちゃうのだろうとか思ってしまう。そして、メインが運ばれてくる。

え？　980円のランチだよね、、、運ばれてきたメイン「カサゴの鉄板焼」のビジュアルを見てそう思わざるを得ませんでした。すごいよ、凄すぎるよ。

『カサゴの鉄板焼』ランチ、メインの「カサゴの鉄板焼」、カサゴは身はふっくら、皮はぱりっと

『カサゴの鉄板焼』ランチ、メインの「カサゴの鉄板焼」、付け合わせというかもはやこれ自体1品と思えるような野菜たち

下北沢でいろいろなランチを食べてきたけど、ここまでインパクトを受けたお店は初めてです。980円という値段だけを見てしまうと、少しだけ高い部類のランチに感じるかもしれませんが、内容を考えると千円台後半の価値があると私は思います。ランチでここまで幸せになれたのは初めてですよ。

コーヒーを頂きながら、どんなランチレビューを書こうか考えていました。自分は食に明るいわけでもないから、感じたことを感じたように書くだけだなとか。一つ言えることは、この記事を読んだ人はぜひ一度このお店のランチを試してもらいたいということ。食に関しては評価は人それぞれなんだけど、このお店のランチの価値を自分以外の他の人にも聞いてみたい、そんなことを考えていました。