一番街商店街、やなか珈琲店の上に2014年夏にオープンした酒とご飯のお店『松と枝』。オープンしてすぐにお店に行って、このお店の心地よさにはまり何度となく足を運びました。本当はすぐにでも記事にしたかったのですが、このお店のよさを追求するあまりなかなか記事にできず、単なる常連になってしまいました、、、。というわけで、紹介しようと思ってから半年遅れにはなってしまいましたが、『松と枝』さんをご紹介します。しかも、1回では終わりません、全ランチメニューを紹介予定ですー。
下北沢駅の北口を出て右側、ピーコック・横浜銀行を左手に見ながら真っすぐ進み突き当りを右へ、モスバーガーの角を左に曲がり1分ほど行った右手に『松と枝』さんの立て看板があります。階段を上がって2階へ。


お店に伺ったのは14時過ぎ、下北沢のランチタイムは多くのお店がのんびりやっていますが、こちらのお店も12時から17時までがランチタイムと下北沢時間で営業されています。キッチンをL字型に取り囲むカウンター席が10席、さらにテーブル席が1つあります。

カウンター席にすわり、ランチメニューを眺めます。まー、何度も来てるからメニュー見なくてもわかる、、、ん?

あれ? キーマカレーが増えてる、そしてこの日は気まぐれメニューもあって6つだ。が、ここはこのお店の基本(?)『とん漬定食』900円をいただこうじゃないか。これが一番好きかと聞かれると他のメニューも好きなので悩むけど、このお店で一番食べているメニューではあります。
注文をオーダーして、読みかけの本を読む。味噌の焼けるいい香りが漂ってくる。このお店のカウンターは本当に居心地がいい。ごはんを作ってくれているのをぼーっと眺めているのもいいし、スタッフのお二人と他愛のない話をするのもいい。下北沢のひとりランチは慣れているけど、このお店ほどひとりでのランチが心地よいお店はない。

とん漬はスタッフ二人の地元丹沢の名物で、豚ロース肉を味噌漬けしたもの。シンプルな器にいい焼き加減のお肉が映えます。


しっかりと味付けされ、絶妙な焼き加減で柔らかい豚肉。ご飯がすすみます。あ、ご飯とお味噌汁はお代わりできますので、若い男子もガッツリ食べられますよー。最初はそのまま食べて、次にキャベツと一緒に、さらにはマヨネーズを絡めて頂いたり。お店で食べているはずなのに、自宅でご飯を食べてるような不思議な感覚。



小鉢の「ピーマンと鶏肉の塩こんぶ和え」は、下茹でされたピーマンを使っているので子どもでも食べられるんじゃないかなぁ。ちゃんと美味しい、それがこのお店の最大の特徴です。そして、個人的に気に入っているのが、海鮮系のだしがしっかりと聞いたお味噌汁。豆腐じゃなくて厚揚げを刻んだものが入っているのもポイント。
のーんびりご飯を頂いて一息、読みかけの本をもう少し読み進める。そして、スタッフの松田さんと他愛のない話をする。居心地がいいからついつい長居してしまう。食後にコーヒーを頼んだりして1時間半くらいいた事もあるなー。言葉でうまく伝えられないけど、自分にとってこのお店より居心地がいいお店はないんだよね。
さてと、会社に戻って仕事でもするか。なんとなく、ポジティブな気分でお店を出る。また、来週も来ようっと、来週はカレーかなー。
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【松と枝(まつとえだ)】
北沢2-33-6
03-6804-7702
火曜定休
木-日 12:00-22:00LO
月 12:00-17:00LO
水 17:00-22:00LO
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