2026年6月19日(金)、下北沢を舞台としたヨーロッパ企画の上田誠初監督作品『君は映画』が公開されます。⼈気劇団・ヨーロッパ企画と下北沢にある映画館・トリウッドがタッグを組んだ、『ドロステのはてで僕ら』(20)、『リバー、流れないでよ』(23)に続く、オリジナル⻑編映画です。

《STORY》
東京・下北沢で劇作家をしているマドカと、隣町・三軒茶屋でバンドをしているカズマ。⼆⼈はそれぞ
れ映画を観にいき、スクリーンの中に互いを観る。つまり、マドカにとってはカズマが、カズマにとっ
てはマドカが「映画」なのだった。そんなあり得ない構造の中、まるで映画のように、互いの物語の中
で事件が起きていく。カズマとマドカはスクリーンごしに会話しつつ解決に奔⾛するが…。
W主演の⼀⼈、劇作家のマドカを演じるのは、伊藤万理華。上⽥とは、ドラマ「時をかけるな、恋⼈たち」、舞台「リプリー、あいにくの宇宙ね」に続く3度⽬のタッグとなり、監督の分⾝とも⾔うべきキャラクターを躍動感たっぷりに好演。⼀⽅、バンドマンのカズマを演じるのは同じく「リプリー、あいにくの宇宙ね」に出演した井之脇海。
そのほか、前⽥旺志郎、菊池⽇菜⼦、⾦⼦鈴幸、三河悠冴、今井隆⽂、ザ・ギースの尾関⾼⽂、⾼佐⼀慈、そして藤⾕理⼦、⾦丸慎太郎、⽯⽥剛太、酒井善史、⾓⽥貴志、⼟佐和成、諏訪雅、永野宗典らヨーロッパ企画のメンバーも出演します。
というわけでまずは、映画『君は映画』の本予告をご覧ください。
なんというか、予告編見ただけでは何がなんだか分からないような気がしますが、実際の作品では《STORY》に書かれていたことがまさにそのまま描かれています。ただ、途中からはもはや斜め上とかそんな表現では言い表すことができないエキセントリックすぎる展開で、理解が追いつくのに大変でした、、、。
まあ、そのあたりは『ドロステのはてで僕ら』や『リバー、流れないでよ』をご覧いただいた皆さんにとってはご存じの通りで、もはや作品に身を任せて楽しむしかありませんね。疾走感に加え異次元を行き来するような、ネオジェットコースター感覚とでも表現しましょう。
下北沢で映画を見たことがある方ならポスターや予告編を見ていただければすぐに分かると思いますが、この作品の舞台は映画館『下北沢トリウッド』です。そう、何度も映画を観てきた『トリウッド』が舞台ですが、もう完全に自分が知っている『トリウッド』とは異なる空間になっています、、、。
そして、舞台はトリウッドに留まりません。
行ったことがある方なら分かると思いますが、トリウッドと同じビルのお隣さんで1998年から営業しているブリティッシュバー『グッドヘブンズ』と、お通しがサラダバー食べ放題の炭火焼き鳥や『三⽇⽉ロック』さんです。どこか1カ所をロケセットとして撮影するのはよくありますが、まさかお隣さんも巻き込んで3カ所で撮影するとは、、、。まさに、トリウッドとヨーロッパ企画による制作だからこそ生まれた、映画作品と言えますね。

実は、このビルで何かを撮っているというのは気がついていたのですが、ちょうど同じ時期に下北沢が舞台のドラマ撮影も行われていて、なんなら外観でこのビルを使っていたこともあり(設定としてはこのフロアは保育室でしたね)その撮影の一環かなと思っていましたが、まさかのヨーロッパ企画×トリウッドの3作目でした。
ヨーロッパ企画の作品と言えば、『ドロステのはてで僕ら』の舞台となった二条のカフェ パラン、そして『リバー、流れないでよ』の料理旅館 貴船ふじやと、劇団のホームグラウンドでもある京都のイメージが強かったのですが、ついに下北沢が舞台となりました。これは、トリウッドの大槻さんのトークで知りましたが、上田さんがトリウッドだからこそ、この立地だからこそ、ここで作品を作りたいという話から始まったとか。
そして、この作品は演劇と音楽を同時に扱っていることもポイント。そう、まさに下北沢で撮るべき作品でもあったのです。まあ、初っぱなからとんでもない展開ばかりですが、その根底にあるのはこの下北沢を代表とする2大エンタメが根付いているからこそと言うのがありますね。まあ、カズマは三茶のバンドなんだけど、下北沢と三軒茶屋の距離感をさりげなく盛り込んでいるのも素晴らしいですよね。

そして、ついに6月19日(金)から『君は映画』が全国で公開されます。上映される劇場は公式サイトをご覧いただきたいのですが、もちろんこのトリウッドでも上映されます。というか、もはや『君は映画』のみが上映されるようです。
2026/6/19(金)~2026/7/9(木)のスケジュールです!#君は映画#YouAreTheFilm
— tollywood (@tollywooder) June 18, 2026
※6/18時点 pic.twitter.com/INKZ28YVFp
ある意味当然と言えば当然なのですが『君は映画』の舞台でもあり、作品中で何度もこのトリウッド館内のシーンが流れる訳なので、絶対にここで観るべきですよね。はい、公開初日の1発目の上映を私も観に行きます。もう、より意味が分からなくなりそうで、楽しみすぎますね。
改めて6月19日(金)公開、下北沢が舞台の映画作品『君は映画』。下北沢が好きな皆さんはもちろんですが、ヨーロッパ企画ファンの皆さん、そして映画好きの皆さん全てに観ていただきたい作品です。
6月19日(金)11時半、『君は映画』公開初日、私はトリウッドにいました。

ロケ地であるトリウッドで、この作品を観るのはどんな気分なのだろう。その好奇心だけで初回の上映を鑑賞しましたが、なんというかちょっと落ち着かない気分でした。そして、今回は違う席でしたがやはりあの席で観て観たいと思いました。
作品自体は2回目の鑑賞でしたが、やはり途中からの展開はついていくだけで精一杯だったり。そんな最中にも目の前のスクリーンに映るのは今自分がいるトリウッドという、よくわからないパラドックス構造で不思議な気持ちに。

さらに、一昨日は『三日月ロック』に行き、

昨日は『グッドヘブンズ』に行き、ロケ地を観ていただけに輪をかけてよくわからない気分になりました。
多くの方は他の映画館でご覧いただくことになると思いますが、ぜひ『下北沢トリウッド』で観て欲しいです。映画の舞台で観る『君は映画』は、他の映画館では決して得ることができない体験ができることをお約束します。
先ほど演劇と音楽をに対して下北沢の2大エンタメという表現をしましたが、演劇と音楽そして映画を加えた3大エンタメと表すべきでした。演劇だからできる事、音楽だからできる事、そして映画だからこそできる事がある。そして、それを同時に体験することができる街が下北沢である。この街にある映画館でこの作品を観ることで、自分の中で下北沢の映画シーンに対する考え方が大きく変わりました。
『君は映画』は、下北沢にある映画館が舞台だったから成立した作品。この作品がきっかけでこの街に来る人が増える、そんなステキな展開を心待ちにしております。
『君は映画』
出演:
伊藤万理華 井之脇海
藤⾕理⼦ ⾦丸慎太郎
前⽥旺志郎 菊池⽇菜⼦ ⾦⼦鈴幸 三河悠冴 今井隆⽂ / 尾関⾼⽂(ザ・ギース) ⾼佐⼀慈(ザ・ギース)
⽯⽥剛太 酒井善史 ⼟佐和成 ⾓⽥貴志 諏訪雅 永野宗典
監督・脚本:上⽥誠
主題歌「Heisei Imokempi Ondo」Analogfish × moools
⾳楽:⻘⽊慶則
撮影:和⽥晋
照明:⽉岡知和
特殊造形美術:和⽥元
美術⼩道具:後藤円⾹
録⾳:桐⼭裕⾏
スタイリスト:飯⽥恵理⼦
ヘアメイク:升⽔彩⾹
制作担当:⻘柳弘太
DIT:内⼭凌
助監督:藤原達昭
ロケーション協⼒:グッドヘブンズ、三⽇⽉ロック、CHICAGO、SHIMOKITA COLLEGE
スチール:濱⽥英明
宣伝ビジュアル:東かほり
宣伝プロデューサー:平井万⾥⼦
特別協⼒:ニッポン放送
エグゼクティブ・プロデューサー:⼤槻貴宏
プロデューサー:⽵岡あかり、⽅波⾒敦也、こささりょうま
配給:TOHO NEXT、トリウッド
製作:トリウッド、ヨーロッパ企画
2026/カラー/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/68 分 (C)ヨーロッパ企画/トリウッド 2026
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