【SHIMOKITA VOICE 2013】[観てきた] 劇団ほぼ無職 『バーレスQ~シモキタ駅前伝説~』

昨日9月29日 下北沢の成徳高校「ミモザホール」にてSHIMOKITA  VOICE 2013で
10月に始まる下北沢カレーフェスティバルのプロデューサー いわい ゆうき さんが主宰者として立ち上げた「 劇団ほぼ無職 」の舞台「バーレスQ~シモキタ駅前伝説~」を観劇してきました。

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元代表のいわいさん(現在は今回演出をした若松朋茂さんが代表です)とは、今度10月11日(金)~10月20日(日)(カレーフェスと同時開催のね)「下北沢美術館」の関係でお世話になっていたので、ちょっと見てみようと足を運んでみました。
この劇団は、下北沢密着型の劇団で、在籍人数はなんと180人ほどという、無名なんだけど、BIGな劇団です。

ではでは、本題に入りましょうか。
舞台の内容は、下北沢で有名な漫読家「東方力丸さん」が主役!そんな、力丸さんが漫読家として活動を終えたあとに、女性に言い寄られる。しかし、「僕は特定の女性とは…。」という形で断るのだが、その断りが力丸さんの人生をかえる。なんと、その女性は神?で、芸人として改めなさいてきな理由で戦時中の下北沢の街へとタイムスリップするのであった。そして、その時代の、有名な作家と様々な形で関わり、改めて人にものを伝えるという芸人魂を感じていく。その時代の、作家の生き様とは、力丸さんが得た芸人としての魂とは何か。しっちゃかめっちゃかに、物語は進んでいくのであった。

なんと今年の2月に行われた舞台の再演という(スパン短ッ!)
ですが、お客さんからの指摘で2時間半の舞台を40%カットして、1時間半の舞台に縮小!
しかし、実際2時間でしたがwそして、セリフを覚えての芝居をやるって…。おい!って思いましたがしっかりと見届けましたよ。

感想ですが、時代背景をしっかりと捉えているのは、凄いと思いましたね。これは、脚本家が歴代の作家が好きなのかなと思いましたね。 だって、太宰治の弟子「田中光英」とかの話とか、知ってる人は少ないんじゃないですか?
なのに、まぁ面白おかしく、田中について書かれてますし。あとは、太宰の私生活とかもちゃんと描かれていて。そして、坂口安吾とか時たまできてきたり、萩原朔太郎の「猫町」とか。
まぁ昔の作家好きの私としては、登場人物にちょっと心踊りましたよ。
あと、政治やその時代の国民の話など。戦時中~戦後とかもしっかりと書かれているので、ちょっと視点を変えて書いたらちょっとした本が書けそうな勢い。その点では、脚本を書いた「志田 歩さん」の実力を感じられた気がします。
一言で感想を述べよと言われたら「しっちゃかめちゃか」。時代背景などの下調べはいいけれど、どうしてそうなった!っと考えられるストーリの進み方。きむらけん氏(北沢川文化遺産保存の会)もいきなり出てきたりと…。ちょっとブルー&スカイさんの舞台が頭を過りました。
しかし、舞台の美術とかしっかりと行えていない面(舞台メインではなく、ほかの出し物もあって)と公演が3回目ということもありすこし、歯がゆいものもありますが、俳優の声の出し方、演出の仕方などを見ていると期待できるものも感じられます。選曲された音楽とかは、本当に良かったし。あんだけの、キャパをよくこなせたなと思うばかりです。臨機応変ができている劇団と言いますか…なんといいますかw
また、演劇の街でもある下北沢で、ここまで地域密着型ができている劇団は、ここ以外ないと思います。今回の脚本も、下北沢についてしっかりと書かれていましたし。これからの活動をしっかりと見届けたいと想えるものもこの舞台にはありました。

あと、この劇団は誰でも入れるという、前代未聞の劇団です。ちょっと舞台がやりたいとか思ったら、こちらの劇団に顔を出してい見てはいかがでしょうか。きっと、両手を広げて歓迎してくれるかも…。勝手な妄想ですがwでも、下北沢で、下北沢を感じながら舞台をする。って素敵じゃないですか。この劇団ならではの、良さというものはたくさんありますし、内部から関わって、より一層下北沢を好きになっていくというのも、本当にいいことだと思います。また、下北沢の大きなイベントに呼ばれるということは、下北沢から期待もされているという劇団でもあります。下北、下北ってうるさいって?実際そうなんですもん。いいじゃないですか~。そういうことなので、是非、劇団に入りたいという方は視野に入れてみてください!また、この劇団のコンセプトは大変おもしろいですから!HPをご参照ください!

そして、こうやって、駆け出している劇団の舞台を見れるのも、下北沢ならではの特権です。他の街でも舞台というものは見れますが、駆け出している劇団を見つけるのは一苦労。そんな時に、このブロイラーをみて、ちょっと着目してみたいなというスタートになればいいかなと思います。
また、次回の公演が決まったら宣伝していきますので、ぜひぜひ「 劇団ほぼ無職 」を着目してみてください。

これからの成長を期待しながら下北ブロイラーのAzNこと安齋那央は、心から応援しています。

今回は、今までの「宣伝」とは違う宣伝をさせて頂きましたが、このような形で終わらせて頂きます。

ではでは、皆さんが下北沢で演劇を見る日をお待ちしております。

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劇団ほぼ無職の最後にする土下座はどこか、「謝罪○王様」を感じさせます。そして見ものです。

出演者

演出
若松朋茂
脚本
志田歩
キャスト
キャサリン☆本田・石川輪廻・三輪一呂美・大谷早紀・金子明日美・田中絵梨・西川ルナ・高木憂也・三澤久美・ぱら・笑・今野天一・逢坂友美・松村勇汰・デイジー・矢野満月・浅田徹・村上直城・梅野信彦・ワタナベカナコ・白鳥孝典・今富舞・コバヤシヒカリ・OH!美賀まさお・いわいゆうき・梅野
スタッフ
木村アキラ・相川ゆうき・木村ゆか・ヤスダサチコ