下北沢で一番好きな『ラーメン』で2013年・2014年と連覇を果たしていた【鶏そばそると】、下北沢で一番好きな『ラーメン』2015では惜しくも2位となったこのお店ですが、最終投票までどちらが一番支持を集めるのか分からない大接戦を繰り広げました。
そんなそるとの新メニュー『そるとの台湾まぜそば』をご紹介します。11月に取材はしていたのですが、ラーメンの投票がはじまっていたため紹介するタイミングを逃してしまっていました。


「台湾まぜそば」とは、台湾でよく食べられているまぜそばの一種、、、ではなく、「台湾ラーメン」と同じく名古屋でなんだかはやっている麺類です、詳細は【Wikipedia:台湾まぜそば】でも見て見てみてー。そんな、「台湾まぜそば」をそると流にアレンジしたのが『そるとの台湾まぜそば』750円(税込)なのだ!
もうね、俺、この記事を書くためにわざわざ名古屋に行って本場の台湾まぜそば食べてきたんだから。ついでに、下北沢にあるいっ久どーなつも食べに行ってきたんだ、下北沢と変わらない味が名古屋にもありましたよ。

名古屋で食べた台湾まぜそばは、台湾ミンチ(辛く味付けされた挽肉)にたまねぎ・もやし・きざみ海苔・ニラ・フライドオニオン・卵黄でしたが、そるとの台湾まぜそばは鶏挽肉の台湾ミンチ・トマト・揚げ茄子・鰹節などがトッピングされているのが特徴。もう、トマトが入るだけでなんとなく「イタリアン」的な雰囲気、さらに「揚げ茄子」が入ってそるとらしさ満点です。
まぜそばなので、まず最初にすることは、

しっかりと混ぜます、ちゃんと混ぜます、具材も混ぜます。まずは一口、思ったよりジャンク感は低い、しっかりとした味ですがいかにも濃い感じの味付けではないです。そういう意味では、トマトが入っているのが、一番のポイントかもしれないですね。あと、挽肉が鶏なのでその辺りも味に影響しているのかもしれません。
実は『そるとの台湾まぜそば』は何回か食べているのですが、是非ともオススメしたいトッピングがあります。


そう、粉チーズ、これをかけると完全にイタリアンな雰囲気になります。まぜそば(油そば)のどのジャンルにも属さない、もちろんパスタ的なモノにも属さない、まさにそるとでしか食べられない台湾まぜそばが完成します。
台湾まぜそば自体はちょっと辛めに作られていますが、辛いのが大丈夫な方はテーブルにある七味を振りかけるのもオススメ。中でも、柚子胡椒はこのチーズトッピングには合いますよー。

そして、台湾まぜそばと言えば「追い飯」の存在を忘れてはいけません。普通に麺を食べていると、具も汁も残ってしまうのですが、それをちゃんと食べきるのが「追い飯」です。スタッフに「追い飯くださーい」と伝えると、

こんな感じで、残った具の上にご飯を追加してくれます。そして、それを再度まぜるまぜるまぜる!

これがめちゃくちゃおいしいの。ホントはじめてそるとでこのメニューを食べたときに、麺よりご飯入れた方がおいしいんじゃないの? とか、ラーメン屋で言ってはならないセリフを口にしたくらい、おいしかったです。ちなみに、粉チーズを半分残しておいて、混ぜた追い飯にかけると完全にリゾットになります。これ、名古屋じゃ食べられないからね、下北沢じゃないと食べられないから!
鶏そば そるとはオープンして3年が経とうとしてるのかな。鶏そばを食べる人、つけそばを食べる人、濃厚白湯、いやいやもりそばだ、、、そるとのレギュラーメニューはそれぞれおいしい。テレビにも出てるし取材もたくさんされていて、土日には行列ができるお店でもあります。でも、私が好きなのはこのお店が季節ごとにやる限定メニュー。常に新しい味にチャレンジしている、そんなそるとが私は大好きです。
下北沢で一番好きな『ラーメン』で3連覇できなかったのは残念でしたが、2016年も新たな味にチャレンジする攻めの姿勢は変わらないでしょう。今回紹介した「そるとの台湾まぜそば」も、そるとが何か新しいメニューを出そうと試行錯誤した結果の一品です、1人でも多くの方に味わってもらいたいですね! ごちそうさまでした!!
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【鶏そば そると】
代沢5-36-13
03-5432-9270
完全禁煙
11:30~25:30(中休みを設ける日もあります・売り切れの場合は早めに閉店)
無休
https://www.facebook.com/torisobasalt/