下北沢を拠点とする劇団フルタ丸、本公演とは別シリーズとなるFURUTAMARU. Vol.2『梟の服』が、10月26日(金)岐阜県美濃市の美濃DiAngelo、続く27日(土)・28日(日)は京都・御所西のcafé TIGERで上演されます。

今回の『梟の服』は9月15日に埼玉県毛呂山町で行われた埼玉公演を皮切りにし、10月の岐阜公演・京都公演、そして年明けの2月には横浜公演と、全国4カ所を巡るツアー形式となっています。演劇ではほとんど見られない試みについて、そして岐阜公演・京都公演にかける想いを、作・演出を手がけるフルタジュンさん、出演する山田伊久磨さんと清水洋介さんの3人に伺いました。

ーーーまずは9月15日に埼玉県毛呂山町で行われた埼玉公演「ツアーの始まりを告げるプレ公演」について、上演した感想をお聞かせください

フルタジュンさん(作・演出・出演、以下フルタ): 僕の中では老若男女、子供からお年寄りまで楽しめる作品を作りたい思いが強いのですが、毎回埼玉の会場はまさにそんな地元のお客さんが揃っていて、お客さんの反応として狙っていた手応えを感じることができました

フルタジュン

山田伊久磨さん(出演、以下山田): 前の作品の『虎の館』に続き2回目の埼玉でしたが、一番特殊な環境です。普段絶対に演劇を見ない人たちが来てくれているので、自分の中ではベンチマークとして捉えています。テレビで何かを見る感覚よりは期待が高く、どんな面白いものを見せてくれるのか、そんなふうに考えているお客さんに観てもらえるのは、俳優としては希有な経験だと思います。実はそういうことはあまりないです、通常の劇場でのお客さんとは全く違いますから。それだけに、生でそういうお客さんの反応を見ることができるのは、毎回得がたい経験をさせてもらっていてありがたいです

山田伊久磨

ーーー私も実際に毛呂山町まで行ってわかりましたが、気軽に下北沢に行って演劇を観ることができる環境ではないですね。そういうお客さんの反応というのは、確かに劇場では得られないものだと思います。そんな埼玉公演ですが満席で、毛呂山町の町長さんもいらしてましたし

フルタ: あの町長さん、毎回来ていただいていますが演劇が本当にお好きなんですよ。あと、大学の同級生で都内で小学校の先生をやっていたのですが、ある時からフルタ丸の公演に来なくなって連絡も取れなくなっていたのです。でも、今回会場に来ていたのでどういうことなのか聞いてみたら、隣の坂戸市に実家があって今はそこに帰って農家をやっているそうです。地方でやることの意味として、地元に帰った大学の同級生にこちらから見せに行く、そんな側面もあるんだと感じました。下北沢まで見に来るのは難しくても、こっちから出向くことで演劇を続けている自分、そしてフルタ丸を観てもらえる。本当に埼玉公演をやってよかったと感じましたね

ーーーそんな出来事があったのですね、それも偶然の再会という訳ではなく、毛呂山町で上演し続けているからこそ再会することができたエピソードですね。清水さんは、埼玉公演についていかがでしたか

清水洋介さん(出演、以下清水): 演劇は様々なジャンルがありますが、演劇を観たことがない人が楽しんでもらえるような、敷居の高くない、むしろ敷居は取っ払ってやっています。見に来てくれた子供たちの笑い声とかを聞くと、やっている側としてはアトラクションのお兄ちゃん的な、もちろんカッチリとした演劇をやりつつも、観る側の感覚としてはみんなに笑ってもらえるパフォーマンスに近いのかなと感じていました。作品として特に難しいこともなく、老若男女に楽しめる作品ですからね

清水洋介

ーーー確かに今回の作品のテーマである「ファッション」は、わかりやすいテーマですよね。そして、視覚から得られる情報がとても豊富な作品なので、子供から年配の方まで理解しやすい話でもあります。そして「ファッション」について、自分自身もそうですが深く考えていない人は全く意識していない領域です。ファッションの街でもある下北沢で上演するとまた話が違うのかもしれませんが、地方を回ることは大きな価値があると思います

ーーー続いて、フルタさんの地元でもある岐阜県美濃市での岐阜公演「フルタ、三度目の地元凱旋公演」が行われます。会場の美濃DiAngeloでは2回目の上演ですね

フルタ: 2013年に『フルカラーの夏』という作品を凱旋公演として上演したのが初めてです。地元の先輩がやっているお店で、普段はジャズのライブをやっていてお酒も飲めるお店ですが、そこで演劇をやったのは僕らが初めてで、それ以来ぶりに演劇の会場として使うことになります

ーーー私は伺ったことがないのですがライブバー的なお店ですね。ちなみに岐阜公演も完売しているとのことですが、何席程度のお店ですか?

フルタ: 公演では通常の席は取っ払って、桟敷席にしないと厳しそうです。前回も、4、50席程度用意しましたが、今回も同じくらいのお客さんがいらっしゃるので、桟敷席と年配の方にはイス席を用意する予定です

ーーー埼玉公演とは環境が全く変わりますね、視線が下から来ることになりますし。そんな、岐阜公演ですが当日入りですか

フルタ: はい、全く美濃で何かができる時間はないですね、次の日も朝一で京都に向かいます。実家に荷物を置いて小屋入りして上演して、撤収、帰って寝るという感じですね

ーーーまさに、バンドマンのツアーそのものですね

フルタ: ちょっと憧れていたことでもあるのですが、バンドマンは乗り打ち(地方巡業などで、公演終了翌日に移動し連続で公演を行う形態)が多いじゃないですか。日にちが連続して違う会場でやるというという経験がなくて、26日が岐阜で27日が京都という形は限りなくバンドのツアーに近くて、しんどいことも含めて僕はちょっとうれしいです

ーーー私は下北沢のエンターテインメントを扱う中でバンドのインタビューなどもしていて、フルタさんにバンドの話をしたときに、バンドマンのツアーがうらやましいと話していましたよね。バン一台に役者とセットを乗せて地方を回って、上演することを目指していると

フルタ: 今回それを実現させようとしている感じです(笑)

ーーーいやー、美濃から京都に向かうバンドなんていないですよ、、、いろいろな意味で上回ってます。と、そんなフルタさんの地元でもある美濃で上演する意味や意義についてお聞かせください

山田: 演劇を地方に持って行くことはとても好きですね。自分がよく出ている劇団がヨーロッパをツアーするのですが、パリの田舎町で公演したのですが4万人くらいの町の劇場に400人が観に来る、つまりその町の100人に1人が観に来るわけです。我々のように外国の劇団も含めいろいろな劇団が2ヶ月にわたって公演を行いますが、どの公演も売れていて演劇がとても身近なんです。それが当たり前にあったりして、日本ですぐにそうなるのは難しいかもしれないけど、いつかそんなふうになったらいいなと。大きなことを言いますがそのための一端を我々が担っている意識でいます。

そもそも、演劇を観ないですからね、東京でも100人に1人は観てないですからね。そんな生き方はちょっと豊かな気がします、ましてや外国の劇団を字幕で観るのが普通だったりしますから。自分たちも続けていけば美濃みたいな町でも、そういう状況を生み出せると考えています

ーーー確かに、フルタ丸が美濃で上演を続けていくことで美濃に演劇を観る文化が生まれ、さらに他の劇団が行くようになる可能性はありますね

ーーー美濃はフルタさんの地元ですが、続く京都は清水さんの地元です

清水: そうですね、京都は僕が生まれたところではありますが、京都市内からは1時間半くらいかかる場所でして、フルタほど帰郷という気持ちではないです。それでも、親戚は何人か来てくれるみたいです。京都に住んでいる親族からは、役者をやっているのは嘘なんじゃないかと言われていて、一族に90歳の人がいるのですが一度自分が出演しているDVDを見せたことがあるのですが、本人とリンクしないみたいで本気で「よう似とるわ」とか言われたくらいです。自分の親族がテレビに映し出されているという感覚が全くなくて、下手するとテレビ自体もあまり見ていなかったりするくらい田舎です

ーーーちなみに、京都にお住まいの時は市内にはあまり行かなかったのでしょうか?

清水: 全く行かなかったですね、なじみはほとんどないです。東京にいる皆さんと同じで、清水寺に行ったことがあるくらいです

山田: これは、うそでも「ある」って言っておいた方がよいのでは

清水: (笑)、それはそうと、今、京都はとても演劇が盛んで、京都出身の劇団や役者さんをちょこちょこ下北沢で見かけるようになってきました

フルタ: 京都は以前から演劇が盛んだという話は聞いていて、一回やってみたいと思っていました。ただ、会場のことにしても、いきなり普通に上演するのは能がなさ過ぎるなと。そんなときに、今回の会場をオススメされたことと、KYOTO EXPERIMENTが開催されているという二つが重なり、やろうと決断しました

ーーー実はcafé TIGERを紹介したのは私ですが、このお店がオープンしたのが一昨年でちょうど同じ時期にフルタ丸は『虎の館』をやっていて、お互いに“虎”に対する並々ならぬこだわりがあり、よく考えたらフルタさんとオーナーの深田さんは同い年だなと。ちなみに深田さんは京都でモルグモルマルモというバンドを続けられていて、しもブロにコラムを書いていたりしましたが、演劇には全く縁がない。ここで演劇を上演したら面白いことになるんじゃないかと、勝手に思いつきフルタさんに提案しました。それで、実際にフルタさんにもお越しいただいて京都で打ち合わせをしたのですが、その時になって『虎の館』はもうやらないという話になって

フルタ: 『虎の館』については国内では終わりで、次は海外でやることにしていて、京都では新作をやるつもりでした

ーーーそんな話を聞いて、深田さんには虎にまつわるお芝居ですと説明していたのでどうしようと思っていたのですが、フルタさんが「安心してください。次のテーマは“梟”ですが、お店に梟がいますから」と言われまして、確かにお店のインテリアとして梟がいたんですよ

フルタ: 実際にお店を見に行って見つけたのですが、ほぼ虎しかいない店内に狙っても何でもなく二匹の梟がいるんです。すぐに二人にLINEしました、梟がいた。梟と虎が同居しているカフェなんて世界中に一個しかない、即決でしたね

ーーー私は全然気づいていなかったのですが、以前から梟もいたそうです。これは完全に運命ですよね

フルタ: なにかに導かれた感じですね

山田: 京都にお店があるというのも大きくて、実は海外に作品を持って行きたくて、KYOTO EXPERIMENTは海外の人向けの演劇祭なので、まさに京都でやるべきだったというのも大きな要因ですね

ーーーそんなcafé TIGERでの公演ですが、土日で4公演です。席数はどの程度になりますか?

フルタ: 10席程度の予定です

ーーーということは、合計で40人、4回やるのに1回しかやらない埼玉や岐阜よりも観劇することができる人数が少ない。とても貴重な公演になります

ーーー埼玉公演を見た上で一つ気になることがあるのですが、古民家的なものをカフェにしたお店で、お店のテーブルをどかしたとしても様々な障害物があり、演劇を行うには大変なイメージがあるのですが、そのあたりはいかがでしょうか?

フルタ: 今回の設定は洋服屋ですがこれが結構万能でして、いろいろな形の洋服屋があるように基本系を組むことができればどこでもできる。それが、『虎の館』の時になくて『梟の服』にある要素で、海外にこの作品を持って行きたいと考えていますが、海外でも劇場ではなく本当の洋服屋さんでできると考えています。そのくらい機動力が優れている、虎の時のようなセットもないのでお店でもできる。お店の雰囲気がよければ、必然的におしゃれな洋服屋として見せることができるので、問題ないですね

ーーーやっかいな会場なのかなと思っていたら、逆にアリだったのですね

山田: 会場としては珍しいですよね、カフェ公演事態はありますが大体カフェの中で起こる出来事の話だったりして、今回みたいな真っ向から演劇をやるところはほとんどないと思います。そういう意味で、フルタさんはチャレンジをやるなあと

フルタ: 僕はどこでも演劇はできるものだと思っていますから、ハードルは全然高くないですよ。むしろやりやすいと思っていますから、会場も2回見ていますし

ーーーわざわざ京都まで2回も来ていただいていましたね、京都公演にかける意気込みが感じられます。それにしても、埼玉を見ているだけに広さや形状が全く違う会場で、どうなるのかとても気になります

山田: なるほど、それは面白い視点ですね。演劇をやっている立場としては、演技についてはスピードとか変えられると考えています、映画は撮影して編集したら終わりですけど。そのあたりがフレキシブルにできるのが演劇だと思っている節があるので

ーーー見る側からすると、そういう自由度がない印象がありました。お芝居は決められた立ち位置や動き的なイメージがあったのですが、よく考えたら真逆ですよね

山田: 真逆ですね、できるんですよ。シーンを入れ替えることすらできます、映画じゃできないけど演劇だったらちょっと練習してできるってなったらいけるわけです。ちょっとお客さんが眠い感じになったら、速くするとかそういうことも可能で演劇はフレキシビリティがありますから

ーーー今回の『梟の服』は4カ所の会場で上演され、私は全会場で見る予定なので、まさにそのフレキシビリティさを体感することになりそうです、とても楽しみになりました

ーーーそれにしても、フルタ丸と同じような劇団界隈で、こんな形でツアーに出る劇団は他にありますかね?

フルタ: どうなんでしょうね、、、

山田: ない、でしょうね。いわゆる会話劇の劇団はあると思いますが、エンターテインメントでお客さんに楽しませるみたいな、下北沢界隈の劇団では皆無でしょうね

フルタ: 狙って隙間を突きにいったわけではなく、突き詰めたらこうなったという感覚に近いですね。前回の作品で、僕は作・演出という立場から役者としても出演すると決断し、3人の出演者という構造になりこの活動の大きな方向性が決まりました。スリーピースバンドと同じく、3人の演者と作演出を自分が手がけ、作品をどんどん作っていく。『虎の館』と『梟の服』の2作品を作ったことで点が線となりお互いの作品を比較することができることも相まって、活動として良いゾーンに入ってきたと感じています。

回を重ねるごとに作品を少しずつ変形させていく。現場での演出のみならず台本的にも台詞を足したり、それは一回やったからこそはっきりわかった点でもあります、実際に埼玉から台詞を足していますので。一回の本公演だけでは台本を修正することはできないですが、一ヶ月のインターバルがあることでその間に台本修正をすることもできて、そのことがよりよい作品を生み出すことができると考えています。岐阜・京都と上演し、不都合な部分が見つかれば、横浜でまた修正する。4回やることで『梟の服』の最適解が見つかるような気がしています

ーーー演じられているお二人からして、このようなフルタさんの考え方はどのように捉えていますか?

山田: 珍しいですよね。一つの作品を長くやる役者さんはそんなに多くない。実は僕はその経験が長くて、一つの作品を3年から5年かけてやることもあるのですが、エンターテインメントとしてそういう形をとるものはなかなかなくて、日本ではロングランという形をとるのが難しいこともあります。長期間、一つの役を演じることができるのは俳優にとってはうれしいことで、これもなかなか得がたいことです。ドラマでも基本は1クール(三ヶ月)ですからね、何年も同じというのはよっぽどの当たり役でないかぎり難しい。だからこそ、とても楽しいです、面白いですね

清水: フルタ丸では前もカフェ公演など場所も選ばずに作品を作っていて、フルタの手の内はよく理解しているつもりで作戦を理解しやすいので、なるほど今回はそういうことかと。ただ、美濃の翌日に京都に行くというのはびっくりしました、そんなに早いスパンで? と(笑)

ーーー京都の前に美濃を入れたと聞いて驚きました

フルタ: 一回入れないと決めていたのですが、入れるという逆の方向に振れましたね

ーーーバンドのように二日連続で違う場所で上演してみたいという気持ちになったのでしょうか

フルタ: それもありましたね

清水: それができるようになれば、全国回れる。どんな過酷な地、海外のこんなところでやるのですか、みたいなところでもできるようになるだろうなと。フットワークを軽く行きたいなと

ーーー何か決定的な理由があったりしますか?

フルタ: いくつか理由がありますが地元で協力してくれる大地君が、会場は前回本公演をやった道の駅(美濃「道の駅」にわか茶屋、劇団フルタ丸 2016年 本公演ツアー 『ビッグマウス症候群』)よりは小さくなるけど、美濃出身の自分が気軽に地元に帰り演劇を上演してお客さんに見てもらえるという環境を持っていた方がいい、そんなことと話してくれたことが大きいですね。自分自身としては大きな会場でやらねければいけない、次は美濃市文化会館規模でやらないと考えていましたが、逆にそうではなく地元の人に定期的に楽しんでもらうことを優先させようと考え、決断しました

ーーーそういう経緯があったのですね

フルタ: あと、4カ所やりたかったというのがありますね、4カ所やれば絶対にツアーと言い切れる。今まで2カ所連続でしかやったことがなくて、埼玉・京都に横浜で3カ所回ればツアーといえますが、もう一つ足して4カ所にすることでツアー公演と呼べる確固たるものを築くことができると

ーーーしかも、東名阪ならわかりますが、埼玉・岐阜・京都・横浜というまさにフルタさんだからこそできるツアーだといえます

フルタ: 全部、乗り打ちになります、全部が行った日に公演。そんな環境に慣れきりたいという気持ちが正直あって、岐阜は前日に入ってゆっくりしながらやろうかと思っていましたが、それはぬるい考え方で当日早起きして行くべきだと。乗り打ちと呼ばれる公演は気をずっと張っていなくてはいけなくて、そのくらいの精神状態の方がいいのだろうと考えています

ーーーなんだか、よくわからないものにチャレンジしようとしていますね

フルタ: 寝てゆっくりなんてしてちゃだめだと

清水: まさに、弾丸ツアーですよね(笑)

ーーーフルタ丸に出会ってから7年目になりますが、常にチャレンジを続けている劇団です。今回のチャレンジはこれまでとは全く違う形になりますが、それだけに岐阜と京都という2カ所での公演を経て何を得ることができるのか、それも含めて楽しみにしたいと思います。それでは最後に意気込みをお願いします

フルタ: 常に意気込んでいるわけですが言葉としてまとめると、今後京都でフルタ丸が演劇をやれるかどうかは今回の公演にかかっていると思います。ラジオに出演したときも話しましたが、とにかく観てくださいと、劇団フルタ丸が京都でできるのかかかっているので(笑)。岐阜はまたできると思いますが、京都は本当に今回にかかっていますので、是非来てほしいです! あと、特に学生さん、土日が暇だったらぜひ見に来てもらいたいです

清水: 京都は演劇が好きな人も多いと思いますので、観に来てもらいたいです。なおかつ、また劇団フルタ丸が京都で上演できるようにしたいです

山田: とにかく多くの人に観てもらいたいですね。大きな会場でやることも一つの手だと思いますが、いろいろなところに行ってぱっとやってみせる。それも、いろいろな人に観てもらえる方法の一つですから。演劇を観たことがない人にも観てもらえる機会、こっちから出向いていくわけですが、美濃が公演としてあることは本当にうれしいですし、京都もそういう公演になるといいなと。僕はフルタ丸の人間ではないですが、今後も京都でできるといい、改めて言うとなんかプレッシャーになってきたな(笑)

ーーーありがとうございました、私も同行しますので今から本当に楽しみです。今回のツアーで一人でも多くの人に観てもらいたいですね。特に、京都の皆さん、よろしくお願いします!

FURUTAMARU. Vol.2
「梟の服」
-Owl Dress-

作・演出:フルタジュン
出演:山田伊久磨、清水洋介、フルタジュン

*******************************

ファッションという名の深い森に、オシャレに無知な一匹の梟が迷い込んだ。

An owl with a bad style strayed into a thick forest named “Fashion”

*******************************

STORY

夜の洋服屋にひとりの男が飛び込んで来る。
これから念願の女とのデートだが着ていく服がないと言う。
センスに自信のない男は、店員に服を尋ねる。
それは何気ない問いかけだった。
そのやりとりを聞いていたもう一人の店員も、なぜか服を探し始めた。
二人の店員は、次から次へと男に服を見立てながら冷静さを失い始める。
「ファッションとは…」という迷宮の扉を開けてしまった店員達と
「何のことやら全くわからない」着せ替え人形状態の男。
女との約束の時間だけが刻一刻と迫っていた。

One night, a man jumped into a clothing store.
The man told that he’s meeting a crush after this but has no clothes to put on.
He has bad fashion taste so he asked a shop clerk for some nice clothes.
That was just a casual question.
Then, another clerk also started looking for the clothes after he overheard the conversation.
The two shop clerks put lots of clothes on the man one after the other and gradually started losing their cool.
What is the fashion??
Finally, the two clerks opened the labyrinth door.
The man is just standing on the floor as if he’s a dress-up doll.
The meeting time with the woman draws closer and closer…

*******************************

<ふくろうツアー>

◆埼玉公演◆
「ツアーの始まりを告げるプレ公演」
2018年9月15日(土)15時開演 ※受付開始&開場は14時30分
会場:毛呂山町立図書館
交通:駐車場アリ/JR八高線毛呂駅 徒歩5分/東武越生線東毛呂駅 徒歩15分
チケット:FREE(毛呂山町民対象)
主催:毛呂Book
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owldress

◆岐阜公演◆
「フルタ、三度目の地元凱旋公演」
2018年10月26日(金)19時30分 開演 ※受付開始&開場は19時
会場:美濃DiAngelo(岐阜県美濃市松森595マツモリビル3F tel:090-4115-4235)
交通:駐車場アリ
チケット:2,000円
学割:1,000円(高校生まで)
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owldress2

◆京都公演◆
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2018 フリンジ『オープンエントリー作品』」
2018年
10月27日(土)19時30分
10月28日(日)11時/14時/17時
※計4ステージ
※受付開始&開場は開演30分前
※英語字幕あり
会場:café TIGER(京都市上京区東立売町211-2 tel:075-555-8533)
交通:地下鉄「丸太町」駅より徒歩5分
チケット:2,500円
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owldress3

◆横浜公演◆
「TPAMフリンジ参加」
2019年
2月9日 (土)16時/19時
2月10日(日)14時/18時
2月16日(土)14時/18時
2月17日(日)14時/18時
※計8ステージ
※受付開始&開場は開演30分前
※英語字幕あり
会場:Archiship Library&Café(横浜市中区吉田町4-9 tel:045-326-6611)
交通:「関内」駅より徒歩5分/みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩10分
チケット:2,800円
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owldress4

【チケットについて】
●日時指定・税込/全席自由
●発売開始:2018年8月5日(日)10時
●ご予約は各会場の予約フォームから、もしくは下記のお問い合わせでも受け付けております。

【チケットのご予約・お問い合わせ】
●電話  080-4898-2002(フルタ丸)
●メール info@furutamaru.com
チケット予約の際には、「日時・枚数・お名前・電話番号」をお伝えください。
こちらからの返信をもって予約完了となります。

【STAFF】
音響:水野 裕(空間企画)
衣装:井上 彩(A.m Lab)
演出助手:白戸祐太郎
翻訳:白戸孝平
ビジュアルイラスト:リリィ
アートディレクター:福田泰隆
宣伝美術・Web:SOY
協力:しもブロ/レディオ湘南/古田大地/大森晴香(十色庵)/清水久子/竹原じむ
主催・企画・製作:劇団フルタ丸

<FURUTAMARU.シリーズについて>
「フルタ丸 胸に迫る あたたまる」をモットーに、ひとりぼっちの夜を救う演劇を創作している東京の劇団フルタ丸。2018年から、山田伊久磨・清水洋介・フルタジュンによる「FURUTAMARU.」シリーズを開始。機動力のある表現方法で海外展開を目指している。今回は、その第二弾公演『梟の服 -Owl Dress-』。

About the Author

クロダマサノブ

クロダマサノブ、もしくは廣田西五です。「予定は未定であって決定ではない」の人で、別名シモキタさん。主にインターネッツ各所や、ライブハウス、サーキット、そして下北沢にいる。愛知県豊川市出身、京都市右京区経由で、普段は世田谷区で生息しているが、突然京都や大阪そして新栄のライブハウスに現れ泥酔し、泣きながらライブを最前列で見ている。要注意だ [Twitter]ymkx

View All Articles