本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』 本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』

劇団フルタ丸が小劇場の可能性に挑む、本多劇場グループ PRESENTS『オーディエンス』

2020年6月14日(日)、下北沢の「劇」小劇場にて本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』が上演されます。

私は演劇が始まるのを待っている。

<STORY>

6月14日、日曜日、下北沢。
劇団ナップサックの本公演『魔法』を観るために、
五人の観客が「劇」小劇場に詰め掛けていた。
「もう間もなく開演いたします」というアナウンス。
しかし、待てど待てど、演劇が始まらない。
いつまで待つのか。どうして待つのか。それでも待つのか。 待ち続ける観客達の群像劇。

下北沢と拠点とする劇団フルタ丸が、本多劇場グループPRESENTSの下、演劇作品を上演する。舞台となるのは「劇」小劇場、フルタ丸にとっては本公演を幾度となく上演してきた劇場だ。

今回の上演にあたり代表のフルタジュンは、以下のようにコメントしている。

6月1日より本多劇場グループの公演が無観客生配信で始まりました。
これからステップを踏みながら、劇場が演劇を取り戻そうとしています。
自分は演劇を創ることが好きですが、劇場で演劇を観ることも好きです。
演劇が始まる前の観客席の具合が好きなのかもしれません。
あの薄暗さ、あのチラシの束、あの場内アナウンス、あの妙な緊張感。
『オーディエンス』は実際の観客席で展開する観客達の物語です。
劇場での観劇に想いを馳せてもらえたら。

毎年この時期は劇団フルタ丸の本公演が行われる季節だ。昨年は駅前劇場に進出を果たし本公演『朝のドラマ』を上演した。今年は公演についてこれまでアナウンスされていなかったが、本多劇場グループの再開に合わせフルタ丸が動いた。

1回のみの無観客生配信公演。無観客だから、生配信による公演だからこそできる挑戦をフルタとメンバーはしてくることは間違いないだろう。日曜日の16時という、何かの間隙を縫ってくるような開演時間も面白い。

本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』、配信チケットは2020円でe+にて販売中。視聴はイープラスが運営する視聴チケット制のストリーミング・サービス【Streaming+】にて、視聴方法は劇団フルタ丸公式サイトにて詳細が掲載されているので合わせてチェックいただきたい。

劇団フルタ丸、今しか作ることができない作品を披露してくれるはずだ。日曜日の夕方の40分間を、ぜひ劇団フルタ丸に預けて欲しい。

本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』
本多劇場グループ PRESENTS 劇団フルタ丸『オーディエンス』

【作・演出】
フルタジュン
【出演】
劇団フルタ丸
【公演日時】
2020年6月14日(日)16時開演(*上演時間は40分程度を予定)
【会場】
下北沢「劇」小劇場
【チケット料金】
2,020円(税込)
チケット購入ページ
【STAFF】
音響:水野 裕(空間企画)
撮影・配信:株式会社ナチュラルパラドックス
企画・製作:劇団フルタ丸
【主催】
本多劇場グループ
【公式サイト】
本多劇場グループ PRESENTS「オーディエンス」