手に取りイメージ膨らむプロダクトが並ぶ店『TENTのTEMPO(テントの店舗)』

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6月にBONUS TRACKに『TENTのTEMPO(テントの店舗)』というお店がオープンしました。

『TENTのTEMPO(テントの店舗)』は、プロダクトデザイン事務所『テント』が運営するミニマルで便利な道具のお店。今回、BONUS TRACKにお店がオープンするまで全く知らなかったのですが、実際にお店で様々な商品を触ってみると、今までに自分が使ってきたプロダクトとは一線を画すモノばかりでした。

デザインだけじゃない、機能だけでもない、実際にそのプロダクトが使われるシチュエーションや様々な考え方の人たちが使うことを何回も何回もイメージした上でたどり着いたであろう、そんなプロダクトばかりなのです。

正直、このお店の魅力を記事で伝えるのは難しい。もう、ここまで読んだらすぐにお店に行ってもらいたい、そんなお店です。

そんな『TENTのTEMPO』に並ぶ商品の中で、とりわけ気になったのがこちら。

まな板になるお皿「CHOPLATE」1870円
一見普通のお皿に見えるけど、

まな板になるお皿「CHOPLATE」、文字だけだと伝わりにくいけど、このお皿の上でナイフを使って食材を切り分けてそのままお皿として食卓に並べられる。で、これまた文字では絶対に伝えられないのはこの「CHOPLATE」のさわり心地。まな板のザラッとした感覚でもない、お皿のツルっとした感覚でもない、ちょっと叩いてみると固い木材のような印象もある。なんなのこれ? どういうこと?? あまりに気になったので、開発エピソードをスマホでチェックしてみました。

軽量で高硬度なSPS材を 河辺商会 の技術を活かして成型

「SPS材」はじめて聞いた、「河辺商会」もちろんはじめて聞いた。さらにリンクをたどり開発ストーリーを読む。やはり、素材の検討でかなり苦労されたことを知る、樹脂の成型メーカーである河辺商会さんとTENTのコンビネーションでなければ絶対に商品化しなかったでしょう。詳しくはぜひ商品の説明ページと開発ストーリーを読んでもらいたいのですが、ここまで読んで感じてしまうと実際に使ってみたい気持ちでたまらなくなるわけです。

そして、この「CHOPLATE」に興味がわいたのは1870円という価格。正直、TENTのプロダクトは全部それなりの値段がするんだろうなと思っていました。が、実際に価格を確認して商品を手に取ってみると、これは適正すぎるほど適正な価格と感じたわけです。ちょっとしたまな板とお皿が両立し、手触りや固さそして重さが絶妙。さらにはレンジでも使えるし、食洗機で洗うこともできる、それもなんかすごい素材を使っているから。しかも、ハッシュタグ #CHOPLATE で検索したら、TwitterでもInstagramでも山のように投稿が出てくるし、、、。

こうなると、もう使ってみたい気持ちがあふれるわけですよ。

というわけで、買いました。実際に使ってみて、改めて感想をお伝えしたいと思います。

そして、一緒に買ったのは「STACK」というプロダクト。

この一番右にあるのが「STACK」

とりあえずを受け止める最もミニマルなトレイ

言っていることはものすごく分かる。ものすごく分かるんだけど、ホントに自分にとって便利なプロダクトなのか正直よくわからない。よくわからないからこそ購入しました、どういうことなのか自分でもサッパリ分かりませんが。

とりあえず机の上にあったものを入れてみた
とりあえず机の上にあったものを入れてみた

とりあえず机の上にあったものを「STACK」に入れてみました、懐中時計がめっちゃ置き場に困っていたけど「STACK」に入っているだけでなんか様になるな、、、あと、ショップカード(名刺)ジャストサイズってのは便利ですわ。

と、なんだか色々書いてきましたが、まあお店に行ってもらった方がいいです。小さなお店で品数が多いわけではありませんが、あなたの琴線に触れるプロダクトに出会えると思います。

『TENTのTEMPO(テントの店舗)』、個性的なお店ばかりのBONUS TRACKにさらなる魅力が追加されましたね。なんというか、そのうち発酵がらみとか秋田がらみ(?)や日記がらみ(??)のプロダクトが生まれちゃいそうな予感がします、はい。とりあえず、「胃袋にズキュンはなれ」のサイコーな焼き菓子を「CHOPLATE」で切ってそのまま食卓に並べたいです。

『TENTのTEMPO(テントの店舗)』
『TENTのTEMPO(テントの店舗)』

『TENTのTEMPO(テントの店舗)』

代田2-36-13 BONUS TRACK SOHO1
10:00-18:00
月曜定休
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