SYCL by KEIO SYCL by KEIO

しもブロは『SYCL by KEIO』を、新たなる拠点としました

2021年3月31日、ちょうど2年前にしもブロを運営する第四企画は下北沢の事務所を撤収しました。

コロナ禍に突入した2020年2月末から会社自体は完全リモートワークに移行し、下北沢の事務所は私のみが使う場所となりしかも使うのは週に1・2回ほど。私自身が自宅をメインの作業場としており、もはや下北沢の事務所はかつての価値を感じることができない場所になっていました。

下北沢のローカルメディアを運営する立場として下北沢の拠点を失うことには強い抵抗があったことは事実ですが、2020年12月時点の状況を踏まえ、経営者の立場としての判断は事務所の閉鎖以外の選択はありませんでした。

v
撤収前日の事務所
眼下には餃子の王将、ある意味、下北沢の中心地にあった事務所です
眼下には餃子の王将、ある意味、下北沢の中心地にあった事務所です
下北沢南口商店街、日々この景色を眺め続けていました
下北沢南口商店街、日々この景色を眺め続けていました

事務所を撤収してからもコロナの状況は一進一退、かつては週に数日入り浸っていたライブハウス、そして劇場に行く回数は激減していました。そして、2021年7月からはしもブロの更新を完全停止する決断に至りました。正直、あの頃の記憶はほとんどないですね、、、。

その後しもブロは8月末から更新を再開、コロナの状況を注意深く観察しつつ下北沢での活動も再開しつつありました。事務所を閉鎖して以降、下北沢のカフェやコワーキングスペースを中心に作業をしていましたが、2022年に入り下北線路街やミカン下北が開業し、コワーキングスペースのドロップイン(一時利用)を重ねながら、しもブロの執筆を行っていました。ただ、コワーキングを渡り歩く状況も1年近く続くと、いい加減作業場所を固定したいという気持ちが強くなっていました。そんなタイミングで、自分の人生の中でもかなり大きな出来事が発生してしまいます。

肉離れで全治3ヶ月
肉離れで全治3ヶ月

肉離れで全治3ヶ月、そんな話題はこれまでスポーツニュースでしか聞くことはありませんでした。が、現実は自分に起きた事態であり、下北沢に来ることはもちろん、自宅から外出するのも困難な事態に陥りました。

しもブロの更新はプレスリリース掲載を中心に行っていましたが、下北沢で取材ができない状況が一ヶ月以上続くことになりました。おいおい、まてまて、おまえ11月5日に下北線路街・空き地で開催された『シモキタ Craft Beer Fest 2022』で、ビール飲んでるじゃないかーーー! 素晴らしいですね、クラフトビールの魅力って、松葉杖をつきながら飲むクラフトビールは最高でした(おいおい)。

絶対に真似しちゃいけません
絶対に真似しちゃいけません

と、話がそれましたが、そんなこんなで下北沢に行く頻度がガチのコロナ禍初期以上に減ってしまったわけですが、12月中旬には松葉杖も不要となるくらいに回復。下北沢取材にもある程度復帰し以前と変わらずコワーキングスペースで原稿執筆をする日々に戻りました。そうだ、コワーキングを渡り歩くのではなく、どこかに腰を据えなきゃいけない、そんなことを思い出したわけです。

下北沢でドロップインできるコワーキングスペースを全て利用した上で、拠点とする候補はほぼ絞られていたのですが、『SYCL by KEIO』がお試しドロップインができる事を知り実際に1日利用したところ、その快適さと可能性をハッキリと感じてしまいました。他のどの場所とも明らかに違う、単なるワークスペースではなくその場が持つ可能性を感じてしまった訳です。最終的な候補は2カ所に絞られていましたが、SYCLの登場で全てが覆りました。改めて3カ所で1日ドロップインを試し、私はSYCLを選ぶことを決断しました。

決断した日にSYCLで撮った唯一の写真、なんでこれ?? でも、好きなんですよ天井に隠されていない感じが
決断した日にSYCLで撮った唯一の写真、なんでこれ?? でも、好きなんですよ天井に隠されていない感じが

SYCLをしもブロの拠点として選んだ一つ目の理由はその立地です。ミカン下北の4階という、下北沢の中心地に存在していることもありますが、階下にTSUTAYA BOOKSTOREが存在している価値を大きく評価しています。私自身、かつては編集プロダクションに在籍していたこともあり、トレンドの書籍や最先端の話題を取りあげる雑誌にすぐに触れることができる、その意味は極めて大きかったと感じています。

そんな外部環境的な部分に加え、SYCLのもつ施設環境、ファシリティ的な面も重要でした。作業に集中できるデスクエリア、ソロはもちろんチームワーキングにも適したオープンエリア、そしてキャラクターの全く異なる3人のコミュニティマネージャーを軸に様々な入居者が様々なコミュニケーションを交わすことができるエリア。まあ、この辺りは入居してからハッキリと感じることができた訳です。そう、2023年2月1日に私はSYCLに入居し、今に至ります。

SYCL by KEIO
SYCL by KEIO
コミュニティーマネージャーを中心とし、リラックスしたコミュニケーションができるキッチンエリア
コミュニティーマネージャーを中心とし、リラックスしたコミュニケーションができるキッチンスペース
ソロはもちろんチームワーキングにも適したオープンエリア
ソロはもちろんチームワーキングにも適したオープンエリア
それぞれのデスクが仕切られ、集中して業務ができるエリア
それぞれのデスクが仕切られ、集中して業務ができるエリア
Webミーティングができる個室ブースは予約制で利用可能
Webミーティングができる個室ブースは複数あり、予約制で利用可能
リアルMTGができる会議室も利用できます
リアルMTGができる会議室も利用できます

ファシリティ面はもちろん申し分のないSYCLですが、私が実際に入居し最も価値を感じたのはコミュニティマネージャーを中心としたコミュニティの存在であり、さらにはこの場の可能性を拡げるイベントの数々でした。入居2ヶ月で様々なイベントに参加し、その価値と可能性を知ることになります。

そして、SYCLに所属している組織や人、新たに生み出されるビジネスやサービスの数々。すでにしもブロでも記事として紹介していますが、ある意味この場所が今後の下北沢におけるビジネスの中心地になる可能性を感じています。具体的に以下の6つのトピックは、全てSYCLに入居していなければ取りあげることがなかったであろう記事です。

しもブロにとってこれらの記事が誕生するきっかけとなったコミュニティマネージャーの存在、それはコミュニティを有するコワーキングスペースにとって何よりも重要な存在です。下北沢という街にはたくさんの人や情報が集まっていますが、それらが有機的に結びつけることが難しいことも現実です。しかし、SYCLのコミュニティマネージャーは、人と人、ビジネスとビジネス、そして、可能性と可能性を結びつけることの価値を信じ、日々チャンスを生み出してくれる存在であり続けてくれます。この場所を選んだことが正しかった、そのことをハッキリと感じさせてくれた最大の理由なのです。

しもブロはSYCLを新たなる拠点として、今後は活動します。下北沢という街をさらに盛り上げるべく、SYCLから情報を発信し続け、4月には新たなサービスをリリース予定です。しもブロとして下北沢という街を盛り上げる準備は整いました、2023年の下北沢をより楽しい街にすべく邁進します!

『SYCL by KEIO』

北沢2-11-15 ミカン下北 A街区 4F 5F
公式Web
公式Instagram
公式Twitter