2023年8月25日、下北沢を舞台とした漫画「ぼっち・ざ・ろっく!」の6巻が発売されました。
表紙のモデルとなった場所は、ライブハウスによく行かれる皆さんならすぐ分かりますよね。結束バンドの拠点である「STARRY」のモデルとなったライブハウス前です。
リサイクルボックスの色が違っていたり、その日のライブ情報を掲示する看板の向きが違っていたりしますが、こちらの場所ですね。ちなみにリサイクルボックスについては、以前は表紙と同じく青色でしたが最近このタイプ(下から入れるタイプ)のオレンジ色のリサイクルボックスになりました。さらに、看板の向きですが確かに以前は横向きに設置されていたような気がしたのですが、調べてみると2017年頃は横向きに設置されていましたが、2016年以前や、2018年以降は今の向かって縦向きに設置されています。というわけで、この向きの看板はレアかも知れません、まあ、そこまで深い理由はないと思いますが、横向きじゃないとライブハウスの名前が分からないですからね。
と、表紙の話題はともかく、「ぼっち・ざ・ろっく!」6巻では結束バンドがさらに成長する姿が描かれており、それに伴い発生する課題や問題などバンドのリアルに迫っています。あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますが、バンドの位置づけはメンバーそれぞれ違っているわけで、そのあたりのギャップをちゃんと埋めていくことがバンドの成長にとって極めて重要だと改めて感じさせてくれました。
私はバンドは未経験ですがライブイベントを20回弱開催しておりまして、それこそ高校生や大学生をはじめとした学生のバンドから、20代のイケイケのバンド、そしておっさんのバンドまで、たくさんのバンドを見てきました。結束バンドは現役高校生がメンバーですが、その年代のバンドマンについてリアルに描かれています。高校入学はもちろん大きな選択ですが、卒業後の進路もこれまた大きな選択ですからね、、、。いやー、それにしてもラストのきくりは衝撃的でした。
そして、同じく8月25日には「ぼっち・ざ・ろっく!アンソロジーコミック」の2巻も発売されています。
アンソロジーコミックとは、異なる作者による作品を集めたもので、「ぼっち・ざ・ろっく!」をテーマとした二次創作漫画が掲載されています。今回も豪華執筆陣による読み応えある作品ばかりなので、ぜひこちらもお買い求め下さーい。