『ムーンアートナイト下北沢2023』 『ムーンアートナイト下北沢2023』

『ムーンアートナイト下北沢 2023』規模を拡大し9/16-10/1・下北沢全域で開催

2023年9月16日(土)から10月1日(日)までの16日間にわたり、下北線路街を中心に下北沢各所にて『ムーンアートナイト下北沢 2023』が開催されます。すでに、イベントの開催及び日程については解禁されていましたが、今年のイベントの詳細が発表されました。

今年で2回目となる『ムーンアートナイト下北沢』は、小田急線の東北沢駅から世田谷代田駅間の地下化に伴い誕生した下北線路街を中心とし、下北沢の街全域で開催されるアートイベント。昨年は初開催ながら32万人(*)が街を訪れ、今年もイベントのシンボル作品である「月」と「ウサギ」アートの屋外展示を始め、現代アーティストの鬼頭健吾氏など5人のアーティスト作品が展示されます。

*KDDI Location Analyzerによるスマートフォンの位置情報を元に集計

Luke Jerram「Museum of the Moon(月のインスタレーション)」下北線路街 空き地・15:00-21:00
Amanda Parer「Intrude(ウサギのインスタレーション)」BONUS TRACK (隣接駐車場)、カトリック世田谷教会・15:00-21:00
鬼頭 健吾「Lines」東北沢駅屋上・15:00-21:00 ※有料
Metaani「NFT スタンプラリー」下北沢エリア各所・15:00-21:00 ※一部有料
天野雛子「how do you feel? (展覧会)」下北沢アーツ・13:00-17:00(休廊日:月・火・水)
アート作品の展示詳細

さらに、下北線路街を含む地域に根差した施設・店舗による特別イベントの実施や限定メニューの提供等約50企画が集結するほか、街の風景と3DアバターNFT「Metaani」がコラボレーションしたNFTスタンプラリーを実施し、アートで下北沢を盛り上げます。

月の作品は毎日展示、ウサギは最長約14mの大きさへ一層迫力を増して登場

昨年の様子「Museum of the Moon」(下北線路街 空き地)
昨年の様子「Museum of the Moon」(下北線路街 空き地)

シンボル作品として、「下北線路街 空き地」には、イギリスのアーティストLuke Jerram(ルーク・ジェラム)が手掛けたNASAの月面写真を基とした直径7mの「Museum of the Moon」を展示。また、「BONUS TRACK」と「カトリック世田谷教会」には、オーストラリアを拠点とするアーティストAmanda Parer(アマンダ・パーラー)が手掛けるウサギの姿を模した「Intrude」が登場します。昨年土日のみの展示だった月のアートは毎日に、ウサギのアートは最高7mから最長約14mへ一層迫力を増して登場します。新たな展示場所となるカトリック世田谷教会では、立ちポーズと毛繕いをする2種類のウサギが聖母マリアさまに見守られるように展示され、温かい光に包まれる洗練された空間が広がります。

昨年の様子「Intrude」(北澤八幡神社) Intrude by Amanda Parer. Image Masataka Tanaka.
昨年の様子「Intrude」(北澤八幡神社) Intrude by Amanda Parer. Image Masataka Tanaka.

さらに、普段は入ることが出来ない「東北沢駅屋上」では開放的なスペースを生かして、フラフープを題材にしたインスタレーションや絵画作品などを手掛ける鬼頭健吾氏による、色とりどりの棒が集結するインスタレーションを展示。さらに、9月30日(土)と10月1日(日)には、空に浮かぶ月と星空を眺める天体観測会が開催されます。星空解説員が初心者にも分かり易く、中秋の名月やその時期の星空の見どころ等を紹介し、秋夜の気持ち良い心地の中でご家族やご友人とゆったりした時間をお過ごしいただけます。

シモキタ回遊NFTスタンプラリーや、地域の施設・店舗による約50の特別企画を実施

『ムーンアートナイト下北沢 2023』ではデジタルアートのNFTスタンプラリーをお楽しみいただけるほか、地域の施設・店舗による限定メニュー提供や特別イベント等約50企画が実施されます。

NFTスタンプラリーでは、ザ・スズナリ(劇場)等下北沢に古くからある施設や、「下北線路街」「ミカン下北」などの開発によって生まれた新しい風景と3DアバターNFT「Metaani」がコラボレーションした10種類のオリジナルNFTを獲得できます。さらに、小田急線が地上を走行していた当時の、今は観ることができない風景とMetaaniがコラボレーションした特別なデジタルアートNFTもご用意。下北沢の街中にバランスよく配置されたQRコード(*)を、FUN FAN NFT専用サイトで読み取ることで獲得でき、街を巡りながら宝探し感覚で楽しむことができます。  

*QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録商標です

NFTスタンプラリーのデザイン
NFTスタンプラリーのデザイン

その他、シモキタエリアの施設・店舗が、グルメ、映画、ワークショップ、体験などさまざまなジャンルで「月」や「ウサギ」などをテーマにした商品や企画を手掛けます。初日の9月16日(土)に「下北線路街 空き地」の野外ステージでは、55周年を迎えるウルトラセブンと下北沢映画祭のコラボレーション企画として、ウルトラセブンの野外上映会を開催。ここでしか出会えない限定フードやドリンクを片手に、芝生に座って、ご家族で特別な時間をお楽しみください。また、今年の中秋の名月である9月29日(金)には、「Intrude」の展示会場であるカトリック世田谷教会にてお団子作り体験やライブパフォーマンスを開催し、昔ながらのお月見を楽しめます。

屋外映画祭のイメージ(下北線路街 空き地)
屋外映画祭のイメージ(下北線路街 空き地)

『ムーンアートナイト下北沢』は昨年、地域と共創して「月」をテーマに大人から子どもまで幅広い世代がまち歩きを楽しみながら下北沢の魅力を発見いただける、地域密着型のアートフェスティバルとして初開催されました。今年はさらにコンテンツの充実や街全体でフラッグを掲げる等地域の一体感や祝祭感の創出を図り、コミュニティの醸成を目指すとのこと。その一環として、昨年NFTスタンプラリーに参加していただいた方には有料NFTチケットを無料で配布するなどつながりの強化にも繋げます。本イベントは継続的に実施することで、地域プレーヤーのさらなる参加を促すとともに、来場者の参加型要素を増やして、地域に根差し持続的な地域活性化につながるイベントを目指すとのことです。

下北線路街 空き地で販売する限定ドリンク
下北線路街 空き地で販売する限定ドリンク

昨年の『ムーンアートナイト下北沢』開催記者会見において、少なくとも3回はイベントを開催したいと話していましたが、2023年も開催が決定した『ムーンアートナイト下北沢 2023』。下北沢駅前からも見える月のアートや、下北線路街 空き地や北沢八幡神社に設置された巨大なうさぎのアートが口コミで拡がり大きな話題となりました。昨年の模様はこちらの記事をご覧ください。

[2023/09/15 追記]
『ムーンアートナイト下北沢』開催前日、プレス向けのイベントに参加し、一足先に今年の展示を拝見しました。

BONUS TRACK駐車場に、昨年よりさらに大きいAmanda Parer「Intrude (ウサギのインスタレーション)」が登場
BONUS TRACK駐車場に、昨年よりさらに大きいAmanda Parer「Intrude (ウサギのインスタレーション)」が登場
実際に目の前で観ると、その大きさに驚愕
実際に目の前で観ると、その大きさに驚愕
バックショットも愛らしい
バックショットも愛らしい
作者のAmanda Parerさん、なぜうさぎなのか、そしてなぜこんなに大きいのか。込められた想いに、深く考えさせられるものがあります
作者のAmanda Parerさん、なぜうさぎなのか、そしてなぜこんなに大きいのか。込められた想いに、深く考えさせられるものがあります
下北線路街 空き地にはLuke Jerram「Museum of the Moon (月のインスタレーション)」
下北線路街 空き地にはLuke Jerram「Museum of the Moon (月のインスタレーション)」
昨年に比べ支柱が離れたので、より月が浮かんでいる感覚が味わえます
昨年に比べ支柱が離れたので、より月が浮かんでいる感覚が味わえます
不思議ですよね、こんなところに月が浮かんでいるのは
不思議ですよね、こんなところに月が浮かんでいるのは
空き地のカフェでは『ムーンアートナイト下北沢2023』限定ドリンクも
空き地のカフェでは『ムーンアートナイト下北沢2023』限定ドリンクも
普段入ることができない東北沢駅屋上には、鬼頭 健吾「Lines」が展示
普段入ることができない東北沢駅屋上には、鬼頭 健吾「Lines」が展示
様々な角度から観ることでこの作品の価値は無限大に拡がります。中に入ることもできます
様々な角度から観ることでこの作品の価値は無限大に拡がります。中に入ることもできます
作者の鬼頭 健吾さん
作者の鬼頭 健吾さん
作品をぐるりと周り中にも入りました>この不思議な感覚、ぜひ現地で味わってください
写真左から小田急電鉄橋本課長、下北商店連合会大木会長、スタートバーン施井社長、Intrude作者のAmanda Parerさん、Lines作者の鬼頭健吾さん、NFT スタンプラリー作者のMetaaniのmekezzoさん

作品の報道公開にあたり、小田急電鉄橋本課長・下北商店連合会大木会長・スタートバーン施井社長からイベントの概要説明が行われました。今年は下北沢の商店街のフラッグが全て『ムーンアートナイト下北沢』で統一されて、さらに関連イベントやコラボ企画などを合わせると50もの企画があり、下北沢の街を巻き込んだイベントとなりました。昨年と同じくNFTによる作品収集もできるので、ぜひ『ムーンアート下北沢2023』をお楽しみください。


2年目の開催となる『ムーンアートナイト下北沢』は、9月16日から開催。今年も下北沢でお月見しましょう!

『ムーンアートナイト下北沢 2023』

『ムーンアートナイト下北沢 2023』

会期: 2023年9月16日(土)~10月1日(日) 15:00-21:00
会場: 下北線路街、カトリック世田谷教会、シモキタエリアの施設や店舗など
主催: 小田急電鉄株式会社、下北沢商店連合会(下北沢一番街商店街振興組合、​下北沢南口商店街振興組合、しもきた商店街振興組合、下北沢東会、代沢通り共栄会、下北沢南口ピュアロード新栄商店会)​、スタートバーン株式会社​
後援: 世田谷区
協力: カトリック世田谷教会​
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団、アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
概要: ムーンアートナイト下北沢2023は、月をテーマに、5人のアーティスト作品が街を彩ります。下北沢の街の風景と人気アバター「Mettani」によるオリジナルNFTスタンプラリーを実施するほか、個性的な店主が手掛ける限定メニューの提供や特別イベントの開催等、約50企画が集結しアートで街を盛り上げるフェスティバルです。
アート作品の展示:※順不同
○Luke Jerram「Museum of the Moon(月のインスタレーション)」下北線路街 空き地・15:00-21:00
○Amanda Parer「Intrude(ウサギのインスタレーション)」BONUS TRACK (隣接駐車場)、カトリック世田谷教会・15:00-21:00
○鬼頭 健吾「Lines」東北沢駅屋上・15:00-21:00 ※有料
○Metaani「NFT スタンプラリー」下北沢エリア各所・15:00-21:00 ※一部有料
○天野雛子「how do you feel? (展覧会)」下北沢アーツ・13:00-17:00(休廊日:月・火・水)
入場料: 無料(一部有料)
※東北沢駅屋上への入場は有料チケット(税込500円)が必要となり、9月1日から販売。詳細はこちらのページにて(9月1日公開予定)。
【チケットに含まれる内容】
①鬼頭健吾氏の作品展示場所への入場券(NFTスタンプラリー1箇所含む)※
②9月30日、10月1日に東北沢駅屋上で実施する天体観測会の参加券
③NFTスタンプラリーの周遊マップ ※
④「下北線路街 空き地カフェ&バー」で提供するオリジナルドリンクの200円割引券
※NFTスタンプラリーには無料でご参加いただけます
Web / X / Instagram