★日澤雄介さん!第21回読売演劇大賞 優秀演出家賞 受賞!おめでとうございます!!★
★西尾友樹さん!第21回読売演劇大賞 優秀男優賞 受賞!おめでとうございます!!★

昨年(2012年)のこりっち舞台芸術アワード第1位獲得をはじめ、数々の俳優賞脚本賞を受賞するなど、走攻守揃った今最注目の劇団「劇団チョコレートケーキ」の第23回公演「治天ノ君」が、今月18日より下北沢駅前劇場にて公演される。その作風から社会派や骨太、劇団名詐欺と称される「劇団チョコレートケーキ」。演出の日澤雄介、俳優の西尾友樹に、それぞれの立場からみた今回の作品について話を伺った。

—–本日はよろしくお願いします!まず、今回の作品はどんな作品かお聞かせください!
日澤:明治時代と昭和時代という大きな2つの時代にはさまれた短い大正という、あまり記憶に残っていない時代の天皇を扱っています。脳病を患うなど病気で身体が弱く、昭和天皇が摂政を務めていたという特殊な天皇なんです。その大正天皇の実像、そして妃である貞明皇后節子(松本紀保)との心の繋がりを描いている作品です

—–あの・・よく言われると思うのですが・・本当に劇団名詐欺ですね(笑)

日澤:(笑)

—–それについてどう思われていますか?
日澤:いや~もうね。。(笑)もともとは作演出が別にいたからね、その頃は名前とやってることが合っていたんだけども・・いいギャップがついてていいんじゃないかなと思ってます。もうここまできたら。変える気はないです!

—–(変えないでください!)

—–浅間山荘事件やナチスなどの史実を扱う作品が多いチョコさん(劇団チョコレートケーキさん)ですが、今回は大正天皇を扱う、ということで演出で気をつけていることはありますか?
日澤:今回に限ったことではないのですが、たぶん僕の演出って脚本よりも役者さんに寄った演出だと思っていて。ある種硬い史実を描きながらも、作品世界の中でどうやったら役者さんたちが生き生きするか、作品の中のキャラクターたちが生命を持って躍動していくか、ということを目指しています。硬い作品だから史実を表現する、というよりは、そのなかの人間像をどれだけクリアに出していけるかというところを一番考えて演出しています。

—–稽古を拝見させていただきましたが、確かに役者さんたちがそこに生きている!という印象を受けました。
日澤:そうなるとね~一番(いいです)。だから多少雑になる・・雑になるというか、あんまりピシッとしたお芝居よりも、多少余白のあるお芝居の方が好きだったりしますね、見てて。

—–それはやっぱりご自身の役者経験から来るものなのでしょうか・・?
日澤:あーでもそうかもしれない。自分がやっているから、あんまり立ち位置などを演出家が指定しすぎると役者さんがどうしても窮屈になってしまうから、役者さんが動きやすいものをまずやってもらって、そのなかでこっちが絵をはめていく方がいいのかな、と思ってますね。

—–(役者さんを自由に動かしながらも、日澤さんは演出家として非常に巧みに繊細に言語を使いながら役者さんに指示を伝えていました。言うまでもないですが、さすがです!)

—–ありがとうございます。それでは最後にみどころを教えてください!
日澤:みどころですか!みどころは~やはり大正天皇を見てもらいたいですね。(今)きな臭いじゃないですか。政治的に不安定な時代だからこそ、大正時代の天皇を見て欲しいです。そして、大正という時代を生きた人達がかなり浮き彫りになっていますので、そこも見て欲しいですね。あと、ネタバレになるのであまり大きな声では言いたくないのですが、貞明皇后節子さんの想いですかね。

—–日澤さんは本当に役者を大事にする方だなぁと改めて感じました。貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました!

 

—-そして今回大正天皇を演じる劇団チョコレートケーキの西尾友樹さんにもお話を伺いましょう。西尾さん、よろしくお願いします!(西尾さん、ファンです!)
西尾:よろしくお願いします!

—-西尾さんはこれまでも難しい役どころ多かったと思いますが・・今回初めて脚本をご覧になったとき、どう思いましたか?
西尾:あ~~・・この嘉仁(よしひと)天皇の役は・・、ちょっと振られたくないなっていうのが・・

—–(笑)
西尾:思いましたかね~。最初、僕が演じるのは(浅井伸治さんが演じている)裕仁(ひろひと)天皇なのかなと思っていて、

—–チョコさんは最初の読み合せの段階で配役が決まっていないんですよね?
西尾:はい、読みながら決めてくので、僕もなんか裕仁(ひろひと)天皇に力が入れ始めていて・・(笑)大正天皇は僕じゃないな、というのはありましたかね、最初は。さすがに今は長く稽古をしてきているので、(嘉仁(よしひと)天皇を演じるのは)僕だ、というのはありますけどね。

—–稽古を拝見して、西尾さんのみずみずしい演技に感動しました!天皇という役どころなのに全然硬くないというか・・
西尾:そうですね、もともとの本が硬いので、硬い話を硬いまんまっていうのはね。自然に、というか・・生命力というか、躍動感のあるキャラクター作りををチョコレートケーキの芝居ではやっていきたいな、というのが今の目標ではあります。

—–役を演じる上で、特に気をつけていることなどありますか?
西尾:あーー、まぁそうですね、本番入ったらもう噛まないようにするっていうのはもう!(勢いのある言い方)

—–(笑)普段使わない言葉や言い回しが多いですもんね!
西尾:そうなんですよ。噛んじゃうとね・・普段使わない言葉や言い回しを捨てないっていうのも気をつけているところです。あとは立ち姿。天皇家の雅な姿というのですね。本当気を抜くとすぐ渋谷歩いてるみたいになっちゃうので(笑)格上な雰囲気を保ちつつ、人間的な表情も織り交ぜていければと思っています。

—–ありがとうございます!それでは最後にみどころを教えてください!
西尾:一代記なのでね、やっぱり、人間がどんどん変化していくところですかね。特に死という・・誰もが知っている短い人生のなかで、人間が壊れていく姿、その中で見せる執着だったり。天皇の話だけれども、汚い姿も見て欲しいと思います。人間なんだな、ていう。人を見て欲しいです。あとは松本紀保さんとの夫婦の姿も見て欲しい!これはみどころですね!

—–日澤さん西尾さんともに”人”というキーワードが!ありがとうございました!楽しみにしています!!
西尾:ありがとうございます!

劇団チョコレートケーキ

2012年、「熱狂」「あの記憶の記憶」が、「CoRich 舞台芸術アワード!2012」において第1位を獲得。2011年、「一九一一年」で古川健が佐藤佐吉優秀脚本賞を受賞。2013年、「親愛なる我が総統」で古川健が第1回せんだい短編戯曲賞最終候補にノミネート。若手演出家コンクール2012において日澤雄介が最優秀賞を受賞。2012年佐藤佐吉賞において岡本篤が優秀助演男優賞を受賞(北京蝶々「都道府県パズル」)。CoRich舞台芸術まつり!2013において西尾友樹が俳優賞を受賞。演出家日澤雄介、劇作家古川健を中心に、岡本篤、菅野佐知子、西尾友樹、浅井伸治の6名が所属。

■「治天ノ君(ちてんのきみ)」

第23回公演「治天ノ君」

【脚本】古川健
【演出】日澤雄介
【日程】2013年12月18日(水)~22日(日)
【劇場】下北沢 駅前劇場

大正天皇嘉仁

明治と昭和に挟まれた短い治世。
脳を患っていたと存世中にも公然と噂された悲劇の帝王。
置き去りにされた人間『大正天皇』の本当の姿とは?

【出演】
浅井伸治
岡本篤
西尾友樹
(以上、劇団チョコレートケーキ)

松本紀保

青木柳葉魚(タテヨコ企画)
菊池豪
金成均
佐瀬弘幸(SASENCOMMUN)
谷仲恵輔

【日程】
12月
18日 19:30 ★
19日 14:00 / 19:30
20日 19:30
21日 14:00 / 19:30
22日 13:00 / 17:00
受付・開場は開演の40分前
※開演10分前までに受付をすまされない場合は
順次キャンセル待ちのお客様にお席をふらせていただきますので
余裕を持ってご来場いただきますようお願いしてください。

【チケット】 11月01日10:00より発売開始
全席指定席
前売   3000円
当日   3500円
初日割★2500円(12月18日19:30の回のみ)

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