2019年11月1日にオープンしたシモキタエキウエ、開業してまず最初に伺ったお店は「極上担々麺 香家」です。

この写真は全然人は並んでいませんが、初日はオープン前から行列ができていました。列に並んでいるとメニューを手渡されます。


もうね、最初から決めてたんだ一番辛い担々麺をいただこうと。というわけで、オーダーしたのは「香家メンズセット」1000円(税別)で、麺は青鬼・担々麺をセット。いやー、辛そうだなー、とか思いつつも実はこの時点では完全に余裕ぶっこいてました。


そして、運命の時を迎えます。



この時点の情勢《美味しそう>>>辛そう》
まずは、スープを一口。うん、美味しい。しっかりとした辛さの中にも担々麺のおいしさをしっかりと感じられる。

麺は細麺で、担々麺のスープがよく絡み美味しい、とても美味しい。麻のしびれと辣の辛さが刺激的で美味しい。
この時点の情勢《美味しい>辛い》
食べ始めてから3分くらいはそんな感覚だったんだ。が、事態は風雲急を告げる。ねえねえ、辛くない? とっても辛くない??
この時点の情勢《美味しい≒辛い》
何かを感じて、一旦担々麺から離れる。そうだ、肉水餃子だ。


肉の旨味がしっかりと閉じ込められた肉水餃子も絶品、これ、単品メニューも色々気になるなー。
この時点の情勢《美味しい≦辛い》
ほっといても辛さが増してくるのはなぜだろう。いや、気のせいだ、気を取り直して担々麺をすする。美味しいを辛いが超越してきたことをハッキリと知る。
この時点の情勢《美味しい<辛い》
いやいや、一番からい担々麺でしょ、青鬼でしょ! そりゃ、辛いに決まってるよ。この頃から汗が止まらなくなる、止めどなく汗が額から流れ落ち始める。いやん、まだ、半分しか担々麺を食べてない。ごはんよ、ご飯もいただくわ!

辛いのである、ご飯を食べるだけでも辛いのである。ザーサイは美味しい、でも、なんだか辛い。いや、辛いのは自分の口の中の戦況であり、ご飯やザーサイに罪は全くない、君たちは辛くない。
この時点の情勢《美味しい<<辛い》
だめだ、止まっちゃいけない、止まってはいけないんだ。そう、この担々麺は美味しい、そして辛いのは当然なのだ。汗が目に入るよ。セットのプーアル茶を飲む、え、ぷーあるちゃ? あじよくわかんないよ、、、。
人はなぜ辛いモノを食べてしまうのだろうか。そして、なぜ世の中には辛いモノが存在しているのだろうか。辛さ、それは魅惑の感覚だ。そんな辛さに魅了された人たちに立ちはだかる、それが香家の青鬼だ。もう、担々麺とかそういう感じじゃなくなってきた。何を書いているのかもさっぱりわからない。

この時点の情勢《美味しい<<<辛い》
なんとか麺を食べ終えたが、情勢は極めてよくない。いや、美味しいんだけど、それを完全に塗りつぶす勢いで辛さが占領してるんですよ味覚の全てを。
しかし、闘いはまだ終わっていなかった、、、。


パンダ「担々麺スープの残りにご飯を入れて、二度おいしい♪」
、、、なんだこいつ、二度おいしい♪だと、、、。わかったらー、やったろやないかい!


参った、完全に辛い以外の味覚は感じない。いやすでにおなか痛くなってきた。汗は全然止まらない、そして、水は飲まない方がいい、このお水は辛い(辛くないです)。
最終情勢
《美味しい≪≪≪辛い》
辛いの得意のはずなんだけどね、、、なんか、それを確実に上回ってきた感じ。

「もっと」辛く
「もっともっと」辛く
も承ります
え、これ、さらに辛くできるの? 何言ってんの?? おまえ、何言ってるのかわかってるのかーーー!!!!(荒ぶり)
ちなみに、青鬼の青とは「青花椒」の事であり、さわやかで鮮烈な香りの希少種で、たーっぷりつかってるそうです。たーっぷりさんきゅ(気絶)。

というわけで、もはや完全に辛さのレポートだけになってしまいましたが、「極上担々麺 香家」さんの担々麺一度は味わってみるべきおいしい担々麺なのでぜひ! だれか、「もっともっと」辛くでオーダーしてみてーーー!
『極上担々麺 香家』
北沢2-24-2 シモキタエキウエ2F
11:00-23:00(LO 22:00) ランチは11:00-16:00
http://www.koya.co.jp/