2022年12月18日(日)から25日(日)までの8日間にわたり下北線路街・BONUS TRACKにて、児玉浩宜 写真展 『Notes in Ukraine』が行われます。写真家・児玉浩宜さんの写真集『Notes in Ukraine』が12 月17 日に刊行されたことを記念し開催される写真展。2022年3・5・9月の計3回約70日間に渡り戦時下のウクライナで撮影された写真が展示されています。




釣りをする親子、スケボーやDJ パーティーを楽しむ若者をはじめ、いわゆる「戦争写真」が中心ではありませんが、たしかに戦争真っ最中のポートレイトや風景が写されており、中には確かにそこで戦争が起きていることを実感できる写真も含まれており、思わずハッとします。
ウクライナでの戦争が始まり10ヶ月が経とうとしています。メディアで流される光景は明らかに戦争のそれであり、その場で凄惨な出来事が起きていることを頭では理解していても、日本に住んでいる自分からしてみるとどこか現実離れしたモノだと感じていました。しかし、BONUS TRACKで開催されている児玉浩宜 写真展 『Notes in Ukraine』に触れ、それがウクライナの日常に突然降りかかってきた非日常である事を認めざるを得ませんでした。


写真集『Notes in Ukraine』は、まだ戦争が続いているという状況もあり、写真に加えて現地で書き残していた日記をまとめた、取材ノートのような作品集です。
戦時下、空襲警報の鳴るウクライナ
写真家・児玉浩宜が3度にわたり撮影した
「それでもつづく日常」と「忘れたくない感情」の記録――
シャッターを切るたびに襲われる、恐怖に近い感情。それは、これまで自分自身が持ってきた、脆弱な思想や観念が丸裸にされるような感覚だ。それらがあまりにも無防備で、簡単に曝け出され、引きずり出されてしまう、そんな恐れに囚われる。それでも、その感覚を少しでも残したいとも思う。(「まえがき」より)
ニュースなどで見る映像とは明らかに違うウクライナの今、確かにそこで人々は生活をしている。人の息づかいが感じられるからこそ、そこで起きていることが現実であることを認識する。正直、自分がウクライナのためにできる事はほとんどないけど、その現実を知ることには大きな価値があると感じました。ぜひ、あなたもBONUS TRACKでウクライナの今を目撃してください。

児玉浩宜 写真展 『Notes in Ukraine』
日時:2022年12月18日(日)〜25(日) 11:00-21:00
会場:BONUS TRACK GALLERY
住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅徒歩 5 分)
入場料:無料

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『Notes in Ukraine』(イースト・プレス)刊行記念
児玉浩宜×山下陽光
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『Notes in Ukraine』(イースト・プレス)刊行記念
日時:2022年12月18日(日)〜25(日) 11:00-21:00
会場:本屋B&B(下北沢)+オンライン配信
住所:世田谷区代田 2-36-15 BONUS TRACK 2F(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅徒歩 5 分)
入場料:
【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
イベント詳細