10月16日から始まった“アートをもっと身近に”をテーマとしたアートイベント『想いやり展』も、いよいよ29日(日)までの開催となりました。井の頭線下北沢駅の入り口や構内に掲示された、巨大なアート広告をご覧いただいた方もいらっしゃると思います。
そんな『想いやり展』、実際に幾つかのお店とアートを巡ってみましたのでレポートしまーす。
まず最初に訪れたのはBONUS TRACKにある『ADDA』、想いやり展のオープニングレセプションで渾身のライブドローイングを見せてくれたTAKUROMANさんのアートが展示されています。お店の方の想いを読み、そしてその想いをアートとして表現した「Spice Explorer」を観ながら味わうカレーは、いつもと違う味わいです。お店の方に応援コメントを書き、200円引きのクーポンもゲット、とーってもお得なアートイベントです。
想いやり展のことを聞いた際に、真っ先にその想いをアートにして欲しいと思ったのが下北沢一番街商店街にある『mixture』さん。このお店のストーリーはよく知っていたけど、丁寧な取材の上で綴られた文章に改めて感動。そして、その想いを千世と黒クニさんが「夜ノ国、なれど我は進みゆく」というアート作品に仕上げ、さらに感動を覚えます。お店のことは知っていたけど、千世と黒クニさんというアーティストに出会えたのはこのイベントが開催されたからこそ。はじめて味わったモーニングメニュー、とても美味しかったです。
『タパシエスタ』は、オープンしてまだ1年とちょっとのお店ですが、お店オープンまでの経緯や現状、そして今後の話などやはり私が知らない話も多い。そして、CH△KKIさんの「レラシオネスタ」で描かれた二人の笑顔。これですよ、これなんですよ! まさに、お二人の想いがアートに昇華するとは、こういうことなんだというのを存分に感じさせてくれました。ホント、笑顔が似合う二人なんです、ステキなお店なんです! ぜひ、アートを鑑賞しつつタパシエスタの美味しいごはんを味わってほしいです。
私がいつも仕事をしている『SYCL by KEIO』に展示されている下北沢カレーフェスティバル2023のカレーまんとコラボしたKuruさんの「cocktail=curry=SHIMOKITA ?」、そして『nayuta』に展示されているUmanoさんの「KITCHEN HERO」、この2カ所は飲食しなくても鑑賞できるアートなので、『想いやり展』がどんなイベントなのか感じるのにオススメです(SYCLは日曜日はお休みです)。
『想いやり展』最大の想いは、このイベントを実現させた大原さんの想い。“アートをもっと身近に”、そして“シモキタを狂ったアートの街にする”、ぜひ幾つかのお店を巡ってください。その壮大な想いを感じることができるでしょう。イベントは10月29日(日)までの開催です。
アートをもっと身近に『想いやり展』
開催日時: 10月16日(月)〜29日(日)
開催場所: 京王井の頭線 下北沢駅、下北沢の飲食店19店舗
主催: 想いやり展実行委員会
協賛: 京王電鉄株式会社、studioYET、ミカン下北、ホンネPOST、I LOVE 下北沢、ヤマト運輸株式会社、下北沢アーツ
協力: しもきた商店街振興組合、下北沢一番街商店街振興組合、下北沢南口商店街振興組合、下北沢東会
問い合わせ: 想いやり展実行委員会 大原(info@omoiyariten.com, 090-1099-1062)
Web / Instagram / X
※アートをもっと身近に『想いやり展』の取り組みは、想いやり展実行委員会代表の大原が実験応援プログラム『studioYET』第1期に参加した一環で行われています。『studioYET』についてはこちらのページをご覧ください。
https://mikanshimokita.jp/katsudo/detail/?cd=000024