2013年11月21日に小田急電鉄から、下北沢周辺の小田急線地下化に伴う 小田急線跡地 の活用構想が発表されました。
『小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)上部利用の施設配置(ゾーニング構想)のお知らせ!「にぎわいや回遊性、子育て世代が住める街、文化」をキーワードに、街づくりを進めます。[PDF]』
跡地の活用については連続立体交差事業者の東京都と地元行政区の世田谷区・渋谷区、そして小田急電鉄で協議され、世田谷区内の施設配置などが決定したとのことです。
発表された資料では、跡地は大きく3つのゾーンに分けられ、それぞれのエリアにテーマが設けられています。
既存の街の個性・雰囲気と融合する上質なライフスタイルを意識した施設を配置します。新たな生活文化を発信し、街の魅力を高めてまいります。
今後整備される下北沢駅と駅前広場との連続性や、駅からの回遊性を高める多様な店舗を展開し、街に広がりを持たせます。
緑と環境をキーワードに、子育て世代をはじめ多世代に支持される上質な住まい等を配置します。
*画像及び文章は発表リリース[PDF]より転載
具体的にどのような施設ができるのかについては触れられていませんが、イラストを見る限り緑豊かでゆったりとした空間になりそうです。また、全区間が緑道で行き来することができ、東北沢から環七にかけて下北沢を東西に通り抜けることができます。
また、施設配置図を見ると、下北沢駅の西側から旧下北沢2号踏切にかけては念願の自転車置き場が計画されており、慢性的な自転車置き場不足解消が期待できそうです。
上記の画像を見る限り、緑豊かな跡地になりそうです。
具体的な工期については、連続立体交差事業及び小田急線の複々線化事業の進捗を踏まえて決定されるとのことで、現時点ではわかりませんが工事機器類で埋まっている跡地が緑の空間になるのが待ち遠しいですね。