劇団フルタ丸 のチャレンジ? 「Parallel/パラレル」 それはチャレンジをはるかに超越した”罠”だった

2013年11月7日、劇団フルタ丸 第21回公演 チャレンジング興行 第二弾「Parallel/パラレル」の初日が行われ、その初日を俺は観に行ったんだ。そう、つい数時間前の出来事さ。主宰のフルタさんに取材して、しかも、稽古も観てしまっていて、、、。その、結果がどうなっていたのか、俺は観なきゃいけない。そう使命感に駆られ、下北沢「劇」小劇場に向かった訳でありまする。

フルタ丸初日の下北沢「劇」小劇場は、何かを予感させる妖しさを漂わせていた(妄想
フルタ丸初日の下北沢「劇」小劇場は、何かを予感させる妖しさを漂わせていた (妄想

受付を済ませ、「劇」小劇場の階段を上がる。そして、目に入った光景、ああ、そうだ稽古を観てイメージしていた舞台、、、か? いやいや、俺の想像をはるかに超越する空間がそこに生み出されていました。

パンフレットに目を通す。表紙をめくり、そこに書かれているフルタさんの言葉が大好き。今回も、お芝居のバックボーンを仄かに感じさせる、そんな「あいさつにかえて」でありました
パンフレットに目を通す。表紙をめくり、そこに書かれているフルタさんの言葉が大好き。今回も、お芝居のバックボーンを仄かに感じさせる、そんな「あいさつにかえて」でありました

期待に胸膨らませつつ、開演の刻を待つ。会場は満席、超満席。俺は稽古を観ていたアドバンテージを最大限に活かすことができる、そんな場所に着座しました。もう一度、舞台を見回す、そうだ、この空間で「Parallel/パラレル」は演じられるべきなんだ。そんなことを考えていると会場の照明が落ち、幕が開けました。

“パラレル”、そのタイトルがふさわしい。でも、その思いは序盤に裏切られ”パラレル”と”○○○○”が行き交う状況へ。そして、物語はどんどん進み、俺はその物語の進行から1つのルールを感じ取る。そう、フルタ丸のお芝居を観ているといつも先を読みたくなってしまう。そんな、先を読んでいこうという最中、物語は中盤を迎え、何となくお芝居の全容が把握できそうな状況へ。ああ、この後、このお話はどうなるんだろう、どうするんだろう、フルタさんは、、、。そんな、そんな、普通のことを考えている俺を、フルタさんは客席から引きずり下ろしたんだ!

あああああ! だめだ!! だめっ! だめっっっっ!!!! 客席にいながら舞台に向かって叫びそうになった。ああ、もう、俺が舞台に飛び込んでいって、役者を止めたくなる、そんなシーン。なんだこれは! なんなんだこれはっ!! フルタさん、いやあえて書こう、『フルタ』の挑戦は俺の想像をはるかに超越しており、それは完全な”罠”だった。もうね、もう、後半は直視できなかったんだ、そして笑い転げていた。俺だけじゃない、劇場全体が笑いに包み込まれていた。そう、取材のときにも聞いていたはずだ、このお芝居は「コメディ」なんだ、「コメディを目指しています」なんだ、、、。

そして、ラスト、もう、何が起きても驚かないと思っていた俺だったけど、まんまとラストシーンにも持って行かれてしまった。あの、ラストシーンがあったから、この物語の全体を振り返ることができた。”完璧”、いや真の意味で完璧なんだ、このお芝居は。ここまで”心”をもてあそばれたお芝居は初めてだ。フルタの”罠”にまんまとはめられてしまったんだ。

いや、もう、スペシャルサンクスなのはこっちの方です、ホントに、いや、ホントに!
いや、もう、スペシャルサンクスなのはこっちの方です、ホントに、いや、ホントに!

もう、なにがなんでも千秋楽も観に行く。ホントはもっと観に行きたい、全回観に行きたい、そのくらいのスンゲーお芝居なんだよ。今回は絶対に観に行った方がいい、色々な予定をキャンセルしてでも観に行った方がいい。とにかく、フルタ丸の今回のチャレンジは、演劇が好きな人、全然観たことがない人のどちらにもオススメしたい! 今なら、まだ間に合うぞーーーっっ!!!

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劇団フルタ丸 第21回公演
チャレンジング興行第二弾
「Parallel/パラレル」

劇団フルタ丸「Parallel/パラレル」あの時、あっちを選んでいたらどうなっていたのか? 
選ばなかった人生は、いつもあなたに並走して、あなたのすぐそばにいる。

<公演日時>
11月7日(木)~11日(月)
7日(木)      ★19時半
8日(金) ◎14時  19時半
9日(土)  14時  19時
10日(日)  13時  17時
11日(月) ◎14時  19時
(受付開始は開演の45分前・開場は開演の30分前)

<チケット>
前売:3,300円
当日:3,800円
★初回割引 :3,000円(7日・19時半)
◎平日昼割引:3,000円(8日・14時/11日・14時)
学生割引:  2,500円(学生証提示)
※前売り日時指定・全席自由

■電話予約 080-4662-4471(フルタ丸)
■メール予約 info@furutamaru.com
チケット予約の際には、「日時・枚数・お名前・電話番号」をお伝え下さい。
フルタ丸からの受付確認をもって予約完了、ご予約は公演日の前日まで。
■チケット予約フォーム:https://ticket.corich.jp/apply/49565/

<会場>
下北沢「劇」小劇場
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-6-6
Tel:03-3466-0020
小田急線・京王線下北沢駅下車徒歩3分

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