北沢タウンホールで「ミス理系コンテスト」が開催されました!

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下北沢南口の「北沢タウンホール」で9月12日、理系学部に通う学生らによる「Miss Rikei Contest(ミス理系コンテスト)」が開催されました!

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主催は学生団体「CURIE(キュリー)」。同イベントの目的は、男子学生の比率が高く「暗い」「オタク」などのイメージが強いとされる理系学部のイメージアップを図ること。理系の美人女子学生にスポットライトをあて、ステージ上で女子学生の「知性」「美」を競いました。東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「CAST」による実験クイズショーや、白服メーカー「クラシコ」の協賛による「白衣ファッションショー」などプログラムも充実。5秒毎に出題されるクイズに次々と回答していく「RIKEI SHOCK」では、会場中が静まり返る緊張感の中、次々と正解を当てていく彼女たちの圧倒的な知性を見せつけられました。さすが理系!可愛いだけじゃないんですね!

出場者

出場者の6人をご紹介します。(写真左から)

南友里(みなみゆり)さん—東京工業大学理工学研究科材料工学専攻 修士1年
東工大で「人工骨」に関する研究を行う一方、 歌手活動をしています!

樋野真弓(ひのまゆみ)さん—お茶の水女子大学 理学部情報科学科 3年
プログラミングの勉強をしています!

内田毬子(うちだまりこ)さん—中央大学 理工学部数学科 3年
数学教員免許の取得を目指す傍ら、文化祭実行委員として活躍中!

諏訪諒子(すわりょうこ)さん—東邦大学 理学部生物学科 4年
血液生物研究室に所属する一方、地元のお祭りの役員もやっています!

林玲(はやしあきら)さん—慶應義塾大学 理工学部管理工学科 4年
慶応理系美人のグランプリです!現在は生産管理の研究室に所属。

中岡志保(なかおかしほ)さん—早稲田大学大学院 先進理工学研究科 化学・生命化学専攻 修士1年
cancamの読者モデルとして活躍!細胞や遺伝子について研究中。

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審査基準は「ビューティー(人間的な魅力)」「インテリジェンス(知性)」「イメージ(理系のイメージアップへの貢献度)」の3つ。自己PRタイムでは得意の歌やダンス、バイオリンを披露したり、ちびまる子のキャラを90秒で12キャラ描くなどユーモア溢れるものもあり盛り上がりました。これらをもとに、来場者らによる投票数とクイズの得点数でグランプリを決定。

栄えある初代グランプリは南友里さん、準グランプリは樋野真弓さん、特別賞は林玲さんが、それぞれ受賞しました。おめでとうございます!

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ミスコンって、実際足を運んでみるとなかなか観客も楽しめるものなのですね。一緒にクイズを解いたり、自己PRを楽しんだり、審査員の気分で白衣コレクションを見たり・・。面白いな~と思ったのは、出場者たちがランウェイを歩く数十秒で、その人がどんな人なのか、こちらにとても多くの情報が伝わってしまうということ。そして、気合というか覚悟というか態度というか、そういうものも見えてしまうのだなと思いました。

わたしが一番いいなと思ったのは内田毬子さん。彼女への最初のイメージは「おしとやかそう」。ランウェイを歩く前後に丁寧にお辞儀をするなど、育ちが良さそうな雰囲気を醸し出していました。そんな彼女が自己PRに選んだのは漫才。友人であるという「門出ピーチクパーチク」という芸人さんを引き連れて漫才をしたのですが、それまでのイメージを覆す凄い落差に、壮大な仕掛けを感じ、やりおるなーと関心しました。クイズに臨む前のコメントや、VTRで「わたしが理系のイメージを変えてやるくらいの勢い・・」と発言していたことなどからも、一番キャパの広さを感じました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、今後の活躍を期待しています!

 

「理系×下北沢」は不思議な組み合わせだけれど、これは面白い科学反応が起きそうですね。当日は普段下北沢にいなそうな可愛い女子大生が北沢タウンホール周辺にたくさんいました。下北沢に新しい風を吹かせてくれるかもしれません。可愛い女の子がいるとそれだけで街が活気づきます。今後も2回3回と続いて欲しいイベントです!