2016年6月10日金曜日、岐阜県美濃市『美濃「道の駅」にわか茶屋』にて劇団フルタ丸 2016年 本公演ツアー 『ビッグマウス症候群』岐阜公演初日が行われました。

私自身、美濃市を訪れたのは初めて。その、美濃市にある道の駅、地元の農産品や特産品、地元の食材を提供するレストラン、美濃市の観光情報などが提供される場所で、演劇が上演される。下北沢で毎日過ごしている自分にとって小劇場での演劇は当たり前の光景。一方、道の駅であるこの場所で演劇が行われる光景は、今までに見たことがないもの。そして、この場所で演劇を上演するのは、つい2週間前に下北沢の「劇」小劇場で本公演を行ったばかりの劇団フルタ丸です。

公演の受け付けが始まる18時20分、すでに会場前には列ができていました。18時30分、岐阜公演の初日が開場。19時に営業が終了する美濃「にわか」茶屋に続々と車がやってきます。それぞれが、紙のチケットを手に会場へ。気づけば、駐車スペースはいっぱいになっていました。

18時50分、会場に入ると満席で、追加で椅子を並べている状況。「1回だけでいいのでチャンスをください」、そうインタビューに答えたフルタさんの想いは、美濃市の皆さんにしっかりと届いていました。そして、迎えた19時過ぎ。ついに、劇団フルタ丸 2016年 本公演ツアー 『ビッグマウス症候群』 岐阜公演、初日の幕が開けました。

じっくりと丁寧に進む序盤、そして一気に物語が動き始める中盤を挟み、会場は熱気を帯び始めます。約100分の公演が終わり、フルタ丸の6人がステージに並ぶと、会場からは拍手が鳴り止みません。フルタさんが、これまでに見たことがないような表情で挨拶をします。公演終了、多くの人たちがアンケートに感想を書き、公演グッズを扱う物販に立ち寄り、フルタさん、そして開場から気配りを欠かさないご両親に声をかけます。

メンバーの5人は安堵の表情、一方フルタさんはあまりにたくさんの感情が交錯し一言では語れない雰囲気。今日は感想を聞くべきではない、そう思い、私は1枚だけ写真をお願いしました。

6名のフルタ丸の面々、私が見た東京公演3日目とは全く違うお芝居に仕上がっていました。それぞれが自分自身が演じる役を追求し続けた東京公演。そして、岐阜公演でその全てを出し切る。演劇が持つ可能性を、下北沢から遠く離れた美濃の地で私は知ることになりました。

岐阜公演初日、劇団フルタ丸は確実に歴史を創り上げました。美濃が大きく動いている、それを実感させてくれる1日となりました。そして、明日行われる2日目、その歴史は厚みを加える事になるでしょう。

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劇団フルタ丸 2016年 本公演ツアー
『ビッグマウス症候群』

作・演出:フルタジュン

<出演>
宮内勇輝
真帆
篠原友紀
工藤優太
清水洋介
フルタジュン

久しぶりに聞かせてくれないか、君のビッグマウスを。

精神科医の元に、ある男がやってくる。
彼は子供の頃からウソツキとして有名だった。
できそうにもないことを堂々と宣言しては、いつも周りを混乱させた。
大人になると、職場の同僚達は彼のことをペテン師と呼ぶようになった。
医者は男と目を合わせるなり、すぐに診断結果を伝えた。

「ビッグマウス症候群。病気ですね。」

大口を叩く人間に病名が付いた世界で起きる、
これは生き様のオハナシ。

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【岐阜公演】
2016年6月10日(金)~12日(日)
10日(金)19時
11日(土)19時
12日(日)19時
※前売り日時指定・全席自由
※受付開始は開演の40分前・開場は開演の30分前
<チケット代金>
前売・当日 2,000円
学生割引 1,500円(受付で学生証提示)
<チケット予約>
公式サイトから
<市内プレイガイド>
美濃市文化会館 0575-35-0522
美濃「道の駅」にわか茶屋 0575-33-5022
<会場>
美濃「道の駅」にわか茶屋 大多目的室
〒501-3714 岐阜県美濃市曽代2007
Tel:0575-33-5022

<協力>
特定非営利活動法人四つ葉のコウゾ

<スタッフ>
照明・広報:satoko
音響:前田マサヒロ
音響プラン:水野裕
音楽:平野智子
舞台美術:泉真
写真:木村健太郎
撮影:株式会社アンダンテ
当日運営:安田有希子
協力:古田大地/濱路沙優里
制作:三村大作
企画・製作:劇団フルタ丸

<お問い合わせ>
●電話 080-4898-2002(フルタ丸)
●メール info@furutamaru.com
電話もしくはメールでのチケット予約も承っております。
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About the Author

クロダマサノブ

クロダマサノブ、もしくは廣田西五です。「予定は未定であって決定ではない」の人で、別名シモキタさん。主にインターネッツ各所や、ライブハウス、サーキット、そして下北沢にいる。愛知県豊川市出身、京都市右京区経由で、普段は世田谷区で生息しているが、突然京都や大阪そして新栄のライブハウスに現れ泥酔し、泣きながらライブを最前列で見ている。要注意だ [Twitter]ymkx

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