おじやと聞いて持つイメージは人それぞれだと思いますが、なんとなく鍋の最後に食べる雑炊的な雰囲気で、あれはあれで美味しいけどなんとなく主役というイメージはありません。が、下北沢にはそのおじやが主役のお店があるのです、『bio ojiyan cafe(ビオ オジヤン カフェ) 下北沢店』です。
しもブロでも以前に紹介しましたが、おじやではなく定食を紹介していたので、今回は看板メニューの「ojiyan(おじや)」をご紹介します。
『bio ojiyan cafe』のメインメニューはもちろんおじや。おじやに小葱とアジ海苔、たこさんウィンナー、そしてあげぱんがのっており、そこにお好みでトッピングを付けることができます。私はMサイズの「ojiyan(おじや)」に鶏のからあげをトッピングしました。
おじやが主役のお店ではありますが、定食やパスタ、アルコールも含めたドリンクにデザートと品揃え豊富なので通常のカフェとして様々なシーンで利用できるお店です。メニューをチェックしていたら、「ojiyan(おじや)」が到着しましたー。
え! おじや、めっちゃ旨っ!! なにこれ、めちゃめちゃ美味しいんだけど。ハッキリとしたかつお出汁がお米をしっかりと包み込んでいる。なんというか、自分の中にあったおじやに対するイメージが完全に崩れ去り、このお店の「ojiyan」で完全に塗り替えられました。そのくらい衝撃的な美味しさです。
メニューにも書かれているとおりで、土佐清水さんの宗田節を軸に産地の違う2種類の本枯節をブレンドしたかつお出汁がとてつもなく美味しい。そこに、北海道産昆布を独自の配合でブレンドした昆布出汁を加え、藻塩で味付けされています。いやー、美味しい出汁が当たり前のように味わえる日本人で本当に良かった。
トッピングの「鶏のからあげ」はもちろん合いますが、「ojiyan」に標準で付いてくる「味のり」「タコさんウィンナー」との相性も抜群。でも、一番衝撃的だったのは「あげパン」で、めっちゃ砂糖でまぶされていますがおじやの塩味と合わさり、いい塩梅の甘塩っぱさで予想外の美味しさ。いやー、素晴らしすぎる組み合わせです。
『bio ojiyan cafe』というと、昨年末に放送されたドラマ「silent」でもロケ地として使われたお店で、まさにこの写真の右側の席が撮影に使われました。最近は以前に比べるとロケ地巡りも落ち着いてきたようで、以前はファンの皆さんの撮影用として利用できませんでしたが、最近は普通に利用できるようになったようです。まあ、この日はちょうどお客さんがいたのでその席は撮れませんでした。さらには、小田急さんがロケ地マップを4月1日から配布することになったので、また人気になっちゃうかも。
ドラマ「silent」の世界観に浸るもよし、絶品「ojiyan(おじや)」を味わうもよし。しもブロが認める、下北沢オススメのカフェです。
『bio ojiyan cafe(ビオ オジヤン カフェ) 下北沢店』
代田5-35-25
03-5486-6997
11:00-20:00(L.O. 19:30)
水曜定休
公式Web
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