「Gravitation | 万有引力」 「Gravitation | 万有引力」

立石従寛・松田将英・保良雄によるコラボレーション展「Gravitation | 万有引力」5/26-6/24・SRR Project Spaceにて開催

2023年5月26日(金)から6月24日(土)までNANSEI PLUSのSRR Project Spaceにて、立石従寛・松田将英・保良雄という日本の次世代を担う3人の現代アーティストが初めて合同で企画・制作を行ったコラボレーション展「Gravitation | 万有引力」が開催されます。

「Gravitation | 万有引力」
「Gravitation | 万有引力」

「Gravitation」は、現実とデジタル世界が新たな引力の下で絡み合う、現在のポストパンデミックの社会への提言を行う展覧会。昨今、デジタルツールの台頭により現実の事象が加速・増幅・平坦化している中、本展ではその新しい力と普遍的な万有引力の法則と比較・分析し、新しい引力が現実に与える影響をスクリーンに表現します。

3人はそれぞれ、ロンドン(立石)・ベルリン(松田)・パリ(保良)を拠点に活動していましたが、コロナ禍で帰国し日本で出会いました。本展は、3人がそれぞれの作品を発表するグループ展ではなく、3人が合同で企画・制作した新作を紹介する展覧会です。「万有引力」をテーマに、ウィンドー・ギャラリーでは映像作品を、メイン・ギャラリーではインスタレーションが展示されます。なお、展示作品はNFTとして販売する予定とのことです。

作家プロフィール(50音順)

立石従寛(たていし・じゅかん)
1986年シカゴ生まれ。ロンドン、東京、長野を拠点に美術家、エキシビジョンメイカー、音楽家として活動している。2017年に渡英し、20年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートにてファインアートフォトグラフィー修士号を取得。仮想と現実、自然と人工、制作と運営など、相対する境界の融和をテーマに、人工知能、立体音響、映像、パフォーマンスを用いたインスタレーションや、「木を食べる」フード・プロダクトの開発など、領域横断的に活動を展開している。
https://www.instagram.com/JukanTateisi/

松田将英(まつだ・しょうえい)
ネットパーソナリティを介して人々と協働するイベントやインストラクション、パフォーマンスによって大きな注目を集める。その活動はソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直すものであり、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性を作り出す実践として高い評価を受けた。近年は実名で、ネットワークが浸透して以降のセレブリティやエコノミー、景観にたいするコンセプチュアルで詩的な実践によって、人々の認識をアップデートする試みを行なっている。
https://www.instagram.com/ShoeiMatsuda/

保良雄(やすら・たけし)
テクノロジー、生物、無生物、人間を縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることを制作の目的としている。フランスと日本を拠点に活動。
https://www.instagram.com/Takeshi_Yasura/

「Gravitation | 万有引力」

作家: 立石従寛、松田将英、保良雄
日程: 2023年5月26日(金)〜6月24日(土)
会場: SRR Project Space(北沢2-22-2-1)
開場時間: 13:00-19:00(ギャラリー棟は土曜・日曜のみオープン)※下北線路祭2023が開催される5月27・28日は11:00-18:00 
入場料: 無料
主催: スタートバーン株式会社
キービジュアル制作: 泉山 歌之介